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12月3日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(論述事例読み解き編)の様子

12月3日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(論述事例読み解き編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

12/3(日)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~論述事例読み解き編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

午前中に続いて、午後も直前に迫った論述試験対策講座を開催しましたが、
2級の方が困り度が高い人が多いのでしょうか、30名近い参加者がおられて、
zoomの1画面で表示しきれないくらい、たくさんの方に来ていただきました。
試験前の貴重な時間を割いて弊社の講座に来てくださって、ありがとうございます。

お話を聴いていると、実はご新規の方よりも他の技能検定対策講座でお会いした
リピーターの方が多くて、直前で気を引き締めたい、自分の視点のズレを確認・修正したい、
などのように「最後の仕上げ」の意味で来られた方が多かったようです。

過去問題を使用しての読み解きではありますが、
試験当日にも生かせる視点で、さらに面接試験にも生かせる
CL視点の持ち方・CL理解の深め方などもお話しさせていただきましたので、
ぜひ週末の試験でも、その後の面接試験でも、この日の学びを活かしてくださいね。

それでは、ここからは講座の要点をわたしと一緒に振り返っていきましょう。

当日ご参加いただいた方は復習に、参加できなかった方は新たな気付きのために、
熟練レベル(2級)への到達・合格に向けた成長に繋げていただければ嬉しいです。

「2級 論述事例読み解き編」の振り返り

CLに対してCCが”考えや行動を変えさせよう”と思ってもうまくいきません。
そもそも赤を青に変えることでもありません。あくまで”薄める”程度です。

今回の講座では、論述でも面接でも共通して役に立つ話を中心にさせてもらったのですが、
その中でも特に参加された方の反応が大きかったところを拾ってみました。

参加者の方から質問をいただいた話で、以前から悩んでいた様子でしたが、
どうしても「CLの思考転換、行動変容」という言葉を目にすると、
先程挙げたように、赤を青に変えたり、黒を白に変えたりするような、
ガラリと変わることを期待する方や、そうしなければいけないと思ってしまう方がおられます。

講座の中でもハッキリ言いましたが、それは不可能です。
不可能なことを追いかけても、CLもCCも苦しいだけです。

そもそも、せいぜい週に1回・30~60分程度しかお会いしないCCが、
それ以外の6日と23時間を、他の方たちと過ごしているCLの考えや行動を変えられるのか?
という当たり前のことに目を向ければ、ガラリと変えようとすることが
いかに無茶なチャレンジかわかりますよね。

そして、これはどの講座でも、繰り返しお伝えしていますが、
CLをCCの思い通りに動かそうとすること自体、CL第一ではないですし、
仮にそれでCCの思い通りの結末になったとしても、それはCLの主体性を奪ったに過ぎません。

少し話が横道に逸れそうなので元に戻していきますが、
限られた時間の中で、最初は何の関係性もない中で、
CLのお話を伺いながら少しずつ信頼関係構築をしていく。CCの面談はそこから始まります。

その中で、幸いにしてCLの問題点や気になるところを開示してもらえたり、
あるいはCCから見て気になるところが見つかることは、確かにあるでしょう。
この時に、問題を解決しないといけない、あるいは解決したいなど、
自分の欲求が前のめりに出る人ほど、無理にCLを変えようとしてしまったり、
劇的な変化を求めてしまう傾向にあるようです。

講座の中でもお話しましたが、無理やり赤を青に変えることがCCの役割ではありません。
1回の面談、まして試験では20分しかないのですから、
できたとしてもせいぜい赤色をちょっと薄めてピンクにする程度です

そして、もしまた次回の面談があるとしたら、
その薄くなったピンクは果たしてどれくらい濃い赤に戻ってくるのか、
あるいは濃い赤に戻す必要はないんだと理解して薄いまま来てくださるのか、
自らさらに色を変えて来てくださるのか、その予測を立てつつ1回目の面談を終える。
それくらいが1回の面談で現実的に目指せるラインではないでしょうか?

相談者が何か月、あるいは何年も悩んできたこと、そこで染みついてしまった考えが
たった1回・数十分で変わるはずないのです。もっと落ち着いて考えてください。

これは面接試験でも論述試験でも同じです。
ああしたい、こうしたいという気持ちに駆られているとき、
それはCC側の一方的な願望になっていないか、CLは本当に取り組んでくれると思うか、
何でもかんでも出してしまう、促してしまうのではなく、その前に立ち止まって考えてみましょう。

今回、「1級の論述試験の問題を見てみるように」という話もしましたね。
ずいぶんと強引な展開をしている事例に驚いた一方で、
実は自分もこれに似たことをしていたかも…とドキッとした方もいたのではないでしょうか。
無理やりCLを変えようとするという行為は、1級の事例にあったCCの違和感を
そのまま自分がやっているということに他なりません。

1級の試験に出てくるCCのような面談は、ダメな面談例そのものです。
「そういう関わり方や考え方をしていると、指導が入るんですよ」
ということを示しているのですから、2級に挑戦するみなさんは、
当然少しでも当てはまっているところがあってはいけないですね。

面談の主役はあくまでもCL。これはどんな事例でも変わりません。
それを、試験に受かりたいからという欲求で忘れていないか、
試験直前だからこそ思い出してみてください。

●●●●

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

今回も、すごく熱心なコメント・感想をたくさんいただいております。
なるべく多様な意見・多様な気付きになるようにピックアップしましたので、
この記事を読んでいるみなさんにも、参考になれば幸いです。

2級 論述事例読み解き編 参加者の声

八阪先生、講座ありがとうございました。
試験直前で記述に迷いが出てきた中での受講でした。ついつい模範解答の型を探し始めていましたが、相談者の人生を支援する仕事であるとの先生の言葉。その立ち位置で相談者の本当に大事なことは?と考え抜く。
そうすると今回の事例のように就活に対処する方法求める相談者に対して自身のモノの見方に気づいて成長を実感出来るような関わりして行くにはどうすればと私が逐語録を読む視点が変わると気づきました。

そうすると相談者にとって本当に大事なことが見えてくる。次には相談者にとっての目標も考えられるし方策もより具体的になると学びました。理解違いはありますでしょうか?
私自身の思い込みで相談者の根拠のない関わり方や進んでしまう事あらためて面接の勉強にもなりました。今後とも宜しくお願いします。

八阪先生、今日もありがとうございました。今回の論述事例読み解き編で気づいたことは、私はいつもキャリアコンサルタントのためのキャリアコンサルティングを行っているということかなと思いました。

講座の後半で紹介された1級CC技能検定試験の論述にある通りのCCになっています。先生に解説していただければ「なるほど!」と思えても、自分ではその考えに到底及ばないです。逐語や面談で、その言葉に対し「と言うことは?」とは考えられていないんです。
私の場合「あーこの人こういう考えね」とか「いやいやその考え間違っているよ」と思いながら進めているのだとわかりました。なので実務ではいつもCCである私が主体です。人様の人生に係わる大事な職業ということは重々承知していたつもりですが、その解釈が間違えていました。

もちろん熱い思いで相談業務を行っています。「私のところに来たのだから私の力で何とかしてあげたい!」と力みすぎているのかもしれません。その考えも間違いではないと思いますが、実務にしても試験にしてもCLの思いを全て吐き出させてあげる気持ちで臨んでみようと思います。初心に戻り傾聴する姿勢からやり直します。知人の勧めで別の講座を受講しました。八阪先生ならなんていうのだろう・・と考えながら受講してました。合格だけの試験ではないという八阪先生に考えについていきます!

今日はこのような場をご提供いただきありがとうございました。
「読み解くとはこういうこと」ということがよくわかった講座でした。これまでの私はそのまま拾っていただけでした。できるだけ肯定的に捉えることで、こんなにも問題用紙が変わるのかと驚きました。本番の試験でどのようになるのか、ちょっとわくわくします。その前に過去問で練習したいと思います。
あと、参加者の方たちとお話したかったのですがタイムアウトになってしまい、先に退出させていただきました。次回、参加できるときにお話ししたいと思います。

最後に「『競争に負ける自分』というビジョンが見えてしまっているCL」私も自己効力感は低い方ですがCLも負けないほど低いですね。共倒れにならないようしっかり前を向きたいと存じます。あと1週間。もう1週間。やれるだけやりたいと思います。CLのために。ありがとうございました。

論述試験の点数を取るためのテクニックではない、本質的なご指導ありがとうございます。相談者の発言の真意・受け取り方・返し方等、面接試験時に活かせることを沢山ご教示いただきました。

真に相談者に向き合い、相談者の発言・表情・行動などから、その背景や考え方・価値観を考え続けます。相談者が今後より良く生きていくための支援という責任の重さを常に念頭において、自らの発言の意味や根拠を説明出来るようにします。

そのためには、仕事時間以外の日常から考えた発言と他者への配慮を心がけることが必要だと思いました。厳しく的確な先生のご指導によって少しずつ前進していきます。私は2級のレベルにはとても達していないので、これから研鑽を積み重ね、1年後の合格を目指します。

本日はありがとうございました。お忙しいとは思いますが、時節柄ご自愛ください。

今回の講座受講前に論述試験を解答してみましたが、自分が解答した内容は問題文の上っ面だけを捉えていただけだと気がつきました。

CCとして捉えるべき問題点については CLの視点では無く、自分視点から CLに対しての自己理解不足、仕事理解不足と捉えてしまい、相談者援助としアセスメントツールを使っての自己理解への誤った誘導、そして就職活動について、情報提供を行うといった自分本位の解決策になっていました。
講座を受けながら、問題文の表面的なところにとらわれるのでは無く、実際の面談の場面と同様に、「自分が CCならどう CLに向き合うか」「CLが発した言葉にはどのような意味があるのか」を汲み取ることが大切だと知ることができました。

最後に、論述試験に向けて時間がなくなり、本質から外れて、模範解答を探していましたが、それが間違いだと気づく事ができました。答えはキャリアコンサルタントとして相談者に寄り添い、共感して、一緒に考え、その先に見えている景色から目標、方策をたてていけるようになりたいと思います。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

せっかくたくさんの方に来ていただいたので、
見切れないようにいつもより大きめの写真画像にしてみました。
それでも、zoomの機能上、最大25名しか映らないので、
ここに入ってない方もいらっしゃいますが、雰囲気はよくよく伝わるかなと。

講座が終わった後のフリートーク会でも触れていた方もいましたが、
大きな気付き・視点や考え方がガラリと変わる示唆なども盛り込みますが、
決して厳しいことばかりでなく、この写真のようにちょっとした笑いも盛り込みつつ、
みんなで前向きに学べる場として講座の運営をしています。

明るく楽しく真剣に。そんな雰囲気の学びをしたい方は、
ぜひぜひ、これからもまだ2級の対策講座も更新講習もありますので、
わたしたちと一緒に学んでいきましょう!

それでは、今回はこのあたりで。
また次の講座でお会いできることを楽しみにしています。

弊社の2級CC対策講座 特集ページのご案内

弊社が企画・運営する2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは「2級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
ボタンをクリックしてご覧ください。

みなさまのお越しを心からお待ちしております。

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