ブログ

1月5日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

1月5日(日)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

1/5(日)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編・口頭試問編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

この日は新年を迎えて初の講座ということで、
わたしもフレッシュに元気よく、と思っていたのですが…。
年明け早々に風邪気味の症状が出てしまいまして
みなさまに支えられ、心配されながらの開幕になりました。

午前も午後も、お聞き苦しい場面がいくつもあったかと思います。
ご参加いただいたみなさまにはご心配とご迷惑をおかけしました。
体調はそこまで悪いわけではないのですが、
みなさんは試験も近いと思いますので、どうぞお気を付けください。

そんな中ではありますが、午前も午後も最難関の面接試験に向けて、
みなさんがすごく熱心に学んでくださっていたことが伝わってきました。
午前のロールプレイでも、午後の口頭試問でも、
試験の日程が近づいているからこそ、焦ってしまって基本を忘れてしまったり、
無理やり進めよう・解決をしようと思って、かえって躓くシーンもありましたね。

でも、慌てなくて大丈夫です。CLはあくまで「困っている」から来ただけで、
みなさんのことを落としたり、失敗させようと思っているのではありません。

それなのに、肝心のCC自身がCLの方を見ずに、自分の手柄・合格欲しさに目を奪われていると、
その様子こそCLに伝わってしまいます。それでは信頼関係もできないし、
提案をしても受け止めてもらえなくなってしまいますね。

あくまでも・どこまでも「CL第一の関わりとはどういうものか?」を
純粋に追いかける姿勢を忘れないでいて欲しいです。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「2級 面接実践編」の振り返り

「2級 口頭試問」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

受講された方の意欲や熱意は、アンケートを通してわたしもしっかり受け止めています。
自分で言葉を考えて、自分で発信する機会を大事なトレーニングと捉えるか、
ただの作業と考えるかで、頭の鍛えられ方が全然変わってきます。

本気で2級合格を目指すのであれば、上位15%に入るようなアウトプットをしようと
こだわって回答してくださるはずですね。
そんな受講者さんの熱意を、ぜひここから感じ取ってください。

2級 面接実践編・口頭試問編 参加者の声

ロープレをしてくださった3名の方、八阪先生、木上さん、見学者の皆さんに感謝します。
今日は見学者として、CCの関わりの意図、CLさんの言葉の裏に隠れている思いを汲み取ることを意識しながら参加させていただきました。

1ケース目では、面談の中盤、仕事や後輩の話が続いていた時に、今回の後輩の話がなかったとしたら?とCL自身に目を向けるような質問をされた所で思わず“凄い‼”と声が出てしまいました。
私ならズルズルと行ってしまいそうになる所ですが、CCさんは意図的にあの質問をされたと思うので、面談を俯瞰してみることができているからこその関わりと羨ましく、こういう力を身につけたいと改めて感じました。
また、面談の後半の“新しい価値観”について、CLさんのペースに合わせて先を急がずゆっくり丁寧に取り扱っておられた点、その価値観に気づけたことがCLさんにとっての大事な一歩であることを共有できていた点も見習いたいと思った部分です。

2ケース目では、ご自身の身体のしんどさ、父親としての存在の危うさ、働き方を優先しようものなら組織でも居づらくなる、かといって転職は現実的ではないといった八方塞がりの状態であられるCLさんにどう関わっていくのかを考えながらお話をお聴きしました。
優先すべきはCLさんが抱えてこられた鬱憤を吐き出していただくことだと思ったのですが、その思いを吐き出していただいた後の展開が難しいなと感じています。質疑応答でいただいたヒントを頭に入れつつ自分なりにもう少し考えてみたいと思います。

3ケース目では、「役職定年は自分なりに受け入れていた」「まあこんな感じ」という言葉の違和感、「60歳で辞めてのんびり、スパッと辞めたかった」と言われながらも何故そうしないのか?そうさせない何かがあるのか?という疑問を持ちながらお話しをお聴きしました。
CLさんの根っこの部分に触れるCC視点の問題把握の深さと具体性、CCからの話題転換や確信を突くような投げかけの際の注意点を教わりました。今日の学びから得た事は、日常の職務や生活の中で意識していくことを継続したいと思っています。引き続きご指導賜りますようお願い致します。

追伸:体調すぐれない中ご指導いただきありがとうございます。いつもよりお顔全体が赤くなっているように見えましたので熱があるのではないかと心配しております。早く快復されること願っております。

毎回、面接実践編の振り返りメールを何度も読み返し自分に落とし込むようにしています。

今回の受講では関係構築が崩れるリスクを引き受けるか、引き受けないかという話があり、引き受ける方をロープレ練習で試したことを思いだしながら、どうするべきだったのかと考えました。
CLはこの事に気付ければ今の悩みから少しでも解放されるのでは?と考え、自分の言葉で伝えて、ロープレ後にCL役の方からのフィードバックで気持ちが離れたような感じになったと言われ、折角気づいた関係構築が崩れることの怖さを感じていました。
しかし、どうしても気づいてもらいたいと思った時は、あえてリスクを取るのも有りなんだと理解しました。

熟練レベルって本当にCLの気持ちを受け止めることを本気でやれて当たり前で、そうじゃないとCLに失礼だと振り返りメールを読みながら納得しています。
相談は容易な事ではなく、男だから女だから得意不得意があってはならない。どんな人でが来ても怯まずCLを受け入れることが必要であること。学生だから苦手と思う気持ちは、自分が思うだけで相手はこちらを選べない。だから誠実に対応し何か少しでも気づきや光が見えるようにCLを置き去りにしないのが、熟練レベルなんだと言い聞かせてロープレ練習をしようと決めました。

CCが自分本位になってはいけない。ロープレ練習で後半になるとどうしても話量が増え解決志向を目指してしまう欠点があります。
何故焦ってしまうのか?きっと展開や問題把握をしなくてはと癖になっているのだと気づきました。更に、覚えておきたい言葉がありながら次の言葉が流れると、最後に残った言葉を使ってしまいます。もっと覚えておかないといけないのにと口頭試問で困っています。面談実践編も3回目になると自分の課題を考えながら見学でき、足りないことが何なのか理解できました。
また、八阪先生のような面談をするにはどうしたらいいのか、日々考えるようになりました。

人間味のある相談場面を提供するにはどうしたらいいのか、本当にどうしたらいいのかと思う所ばかりです。どうしたらいいのかと思い悩む中身は違いますが、CLも思い悩んだ末に相談くるんだな~と自分をCLに置き換えて物事を見る様にもなりました。しかしまだまだ足りないのが現状です。学びを活かし少しでも成長できるよう頑張ります。本当にありがとうございました。

口頭試問は何のためにあるのかを、改めて考える時間となりました。
他の方のロープレの中の口頭試問を考えることで、自分だったらこんな風に答えるかな?
どう進めるかな。
自分の行った面談でないからこそ、客観的にこの時間何が行われていて、何が起こったのかを考える事が出来ました。

グループディスカッションでは、各々の主観で物事を見ている事にも気付けました。
そして、別のグループでの発表の中で、自分では気付けなかったCLの思いを汲みとった部分のCCの関りがありました。自分だけだと、そこはスルーしてしまっていました。

先生の解説でも、その部分を取り扱って頂き、CLをわかったような気になっていたことが気付けました。
せっかくロープレではCLが話していたのに、その言葉の奥にあるものをくみ取っていなかったのは、本当にCLを理解しようとしていたのかとも自分に問いかける時間となりました。

初心に戻り、CL第一の面談というものはどういうものか?を改めて考えて行きます。
ありがとうございました。

ロープレが途中でフリーズしてしまう怖さと面談中の問題把握の弱さに直面し悩んでおりました。
1/4に個別指導を受けたくさん気づきがあったため、今回のロープレはCCが聞きたいことではなくCLが言いたいこと・訴えたいことを語ってもらうこと、自由に話してもらうかかわりを心掛けました。

「あなたのその悲しみを理解するために質問する、その気持ちがあるからお悩みになっている」

私はこの気持ちが薄くなることがあり、状況確認になっている今を克服するようにトライしました。
CLの気持ちを受け止めることを【本気で】やること、CLに全神経を集中する、一心に注意をかたむけることをちゃんと体感できたように感じました。

後日いただいた逐語録では、まだまだ(自分の)CLの理解度や問題把握も弱く問題把握を先走る(問題把握が多い関わり)が見て取れますし、文字量的にもまだまだ核心につながる会話は少なく口頭試問も課題がありましたが、試験に関わらず対人支援の関係構築の重要性を体感し学べたことは本当に良かったと思います。

勇気を出して申し込んでおいてよかったです。本日もありがとうございました。

今回も八阪先生、ロープレに参加された方々へ拝見させていただき、誠にありがとうございました。
面接実践編は2回目の参加でしたが、今回参加してほんとに良かったと思っています。

というのも、試験が近づいてきて、ロープレ練習を重ねてくると、勝手にケース毎に人物像を作り上げてしまったり、きれいにまとめようとしていて、いつの間にかクライアント目線ではなく、試験で合格したい自分に焦点があたっていることに気付かされました。

まずは目の前のクライアントが何を訴えているのか、どうして欲しいのかに集中して、キャリアコンサルタントとしてどう支援していけるか考えるために、クライアントの思いを理解していくことに改めて努めたいと思います。

今回具体的な気づいた点は、

・問題を把握していくのではなく、CLにお話をしていただいて、こちらが汲み取る。
 CLの立場で見える映像を想像して、どんな気持ちを抱えているのか、何を訴えているのかしっかり受け止める。
・〜不足という表現に当てはめる考えではなくて、CCが自身の言葉で明確にして伝えられるか。

 そのためにもっと深く問題を捉えていかないとと感じました。
・そしてCLが本当に自分らしく生きる、働くための支援をするために、表面的な問題把握や目標設定になっていないか、

 その人の問題をもっともっと深く捉える必要があると思いました。
・またその問題を捉えるためには、関係構築がしっかりできているか、CLの気持ちを受け止めているかが大事。

 何度も先生からお話しいただいていますが、自分のロープレを振り返るとただ伝え返している場面があります。
 もっと目の前のCLに集中して、何をお話したいと思って相談にきてくれたのか、
 何を訴えているのか、もっともっと向き合えるようにしたいと思います。

試験に向けての練習だけでなく、キャリアコンサルタントとして鍛錬して努力することを考えて頑張りたいと思います。本日はありがとうございました。

関係構築力、相談者ファーストの考え方に関して、改めて考えることができました。
伝え返しは受け止めにはではなく繰り返しているだけであり、それでは相談者も心を開いてくださらないということを実践を通して改めて納得しました。

初対面の相手に対して「~不足」「~を理解していない」という型でみてしまうのではなく、相談者が何を話したいのか、この相談の時間をどう使いたいと思っているのかを関わりの中で感じとり、面談中も考え、相談者の心の中で見ている像をイメージできるように今後努めていきます。
なぜあっけらかんと話しているのか?なぜ笑っているのか(嘲笑なのか)など、本人の声色や表情の変化にも気をつけていきます。

また試験だけではなく普段の仕事における実践でも活かせる学びであると改めて感じたため明日からの仕事にも活かしていきます。本日はありがとうございました。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

参加者のみなさんがすごく真剣に学んでくださっていることが
この写真からも伝わるでしょうか?
毎年そうですが、年が明けて面接試験が迫ってくると、
ニコニコ笑っているシーンよりも、真剣に見つめているシーンの方が
多くなってくるので、目力の強い人も増えてきます。

その熱意が、自分の合格ではなくて
「CLのために良い支援ができるようになる」を目指しているものだと
わたしは信じていますので、それが叶うようにあと1~2週間、
最後まで一緒に頑張っていきましょう。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の2級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内

弊社が企画・運営する2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは「2級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
ボタンをクリックしてご覧ください。

また、弊社では一部の講座をオンラインストアでも販売しております。
そちらのリンクボタンも掲載しましたので、併せてご利用ください。

みなさまのお越しを心からお待ちしております。