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1月11日(土)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

1月11日(土)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

1/11(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編・口頭試問編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

新年が明けて初めての1級CC技能検定の対策講座であり、
数週間ぶりの開催とあって、本当にたくさんの方にお越しいただきました。
午前の面接実践編は30名を超える方にお越しいただき、すごく賑やかでしたよね。
その分、ロールプレイをする方には大きなプレッシャーがあったかと思いますが、
それでも勇気を出して、堂々とみんなの前でSV役を務めていただきましたね。

2月の面接試験本番までのあと1か月の間に、どこまで積み上げできるかが勝負どころです。
弊社の講座でも、自主練習でも、たくさんの経験を積んで、
指導の引き出しやバリエーションを増やしていきましょう。
そしてその中でも、ご自身の”色”となる支援のスタイルを身につけていただけると
自信にもつながってきますので、ぜひご自身の”色”も探してみてください。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「1級 面接実践編」の振り返り

「1級 口頭試問」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
このアンケートへの取り組み方1つとっても、その人の学びに対する意欲や本気度が
伝わってくるのではないでしょうか。

1級を目指すなら、自分の言葉でアウトプットすることへの
質・量へのこだわりは、ぜひ持っていて欲しいですね。

この記事を読んでいるみなさんも、本気で1級を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。

1級 面接実践編・口頭試問編 参加者の声

今回も見学者として勉強させていただきました。特に今回は私自身が今一番課題だと感じている関係構築についてしっかり学びたいという目的で講座に臨みました。

誰のための関係構築なのか?勿論、面接官にアピールするのではなく事例相談者さんが安定的に相談者の支援ができるようになるための指導としての面談プロセスのひとつです。キャリコン暦2年の事例相談者さんは相談者さんのために何か意図をもって何かをやった、でもまだ2年なので必ずしもそれが本当の意味での相談者主体の支援になっていない場合もある。結果的にキャリコンの価値観や一般論に当てはめてキャリコンが先を歩く面談になっていたとしてもやったことをダメだと指摘するのではなくて、相談者のためにやろうとした姿勢を肯定的配慮をし意味づけしていくことが大切であると改めて学びました。
そうやって事例相談者さんが2年生なりに一所懸命相談者さんのために支援しようとしたことを丁寧に労い肯定をしながらひとつひとつ関係構築を深めていく。

今私はこのアンケートを書きながらイソップ童話の「北風と太陽」を思い出しています。冷たい北風を旅人に浴びせて上着を脱がせようとするが旅人は頑なに嫌がる。一方で暖かく穏やかな太陽で旅人を包むと旅人は自ら上着を脱ぐ。SVの関わりも同じだと思います。冷たい指摘ばかりだと事例相談者さんは心を開いてくれないんだなと、関係構築がいかに大切なのかを痛感します。
とは言っても、事例相談者さんにご自身の問題点を気付いていいただくことって本当に難しく中々うまくいきません。一度にパッと気付いてもらおうなんて中々あり得ることではないと私自身がそう踏まえて、先ずは「SVからはこんな風に見えてるよ」とお伝えしながら少しずつ関わっていきたいと思います。

口頭試問も3名の皆さんそれぞれ表現方法が違って勉強になりました。こんなに端的に明確に切れ味良く表現する方法もあるんだなと感動する場面もありました。まだ2年生なのにSVに勇気を出してせっかく相談に来てくれるキャリコンさんなんだから、きっとこのキャリコンさんは5年・10年と経験する程に素晴らしいキャリコンさんになってくれると信じて私も面談を通してお手本になれるSVになりたいと思っています。

まだまだ私自身勉強不足ですがこれからも頑張っていきたいと思っております。有難うございました。

初めて講座に参加させていただきました。目からうろこなところばかりで本質的なところでたくさん考えさせられました。

実際の試験では、CCの問題はきっとこうだろうなと思いつつも、それに気づいてもらいたいと思うと、どうしても教示的になってしまったり長い説明になってしまっていたことで、CC側にそれを受容する気持ちを一向につくれていなかったんだなと改めて思いました。

ただ、それもなんとなく理解できたとしても、じゃあ具体的にはどうやってかかわったらいいんだろう、というのが頭では考えられても実際にはできない、ということがよくありました。今日の講座で、SV側からは「こう見えるよ、こう聴こえるよ」と伝えていく、ことの大切さと実際にロープレを見学させていただくことで学べました!

みなさん、問題に気づいても飛びつかずに、落ち着いて丁寧にすすめている姿勢が参考になりました。八阪さんが、「問題把握した!って喜んでいるのは表情にも出ていて相手も気づいてるよ!」と仰ったときは、はっとさせられました。きっと、私はそうだったんだろうなと思っています。

どうしても試験に受かりたい!という気持ちが強く、30分で網羅的に聞いて問題把握して共有してなんとしても合意をとって、方策にはいらなければ!というのを考えながら面談していたんだと思います。そんなことでは、相談相手の話を集中してきけていないし、相談者がどういう人なのか?の見極めもできず信頼も得られないのは当然ですね。

試験でも目の前の相談者としっかり向き合う、というのが自分の課題だとは思いますが、全然それだけではないことにも気づけました。面接準備編でもありましたが、面談の相手だけではなく普段から他者とのかかわりでねぎらいや承認、受容や共感をしていける基本的な態度が不足していると思いますので、意識していきながら頑張っていきたいと思いました。

更に、いつも焦って面談して口頭試問の時には頭が真っ白で、試験官の質問も途中でわからなくなり聞き返してしまうことがあったのも非常に大きな課題で本当にプロじゃないな、と思いますので、焦らす落ち着いてすすめて客観的に振り返ることができることを目指します。

まずはロープレをおこなっていただいた3名のみなさま、ありがとうございました。
2月の面接試験を前に、試験官の前で30分も面談をしないといけないと思うと、恐怖でしかないというのが私の今の正直な気持ちです。そんな状態の自分が、30名近いみなさんの前で面談をおこなうと考えただけで…ロープレを見せていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

3名のみなさま、それぞれ素晴らしいSVでしたが、今回Aさんのロープレに魅了されました。CLの問題に焦点があたりがちになっているところ、CCにボールを戻す場面が何回かありましたが、見学者だった私自身はすっかりCLの問題に引きずられていて、CCを置き去りにしていたので、AさんがボールをCCに戻す場面で何度も「そうだった!」と引き戻されました(今頃、こんなこと言っていていいのかと思います・・・)

また、八阪先生が毎回仰っている「どれだけイメージできているのか?」ここが圧倒的に足りていないなと、少し自分自身にがっかりしました。1ケース目のブライダル業界の事例。激戦業界の就活に敗れ、次に行こうと言い聞かせている。2ケース目の不動産勤務の事例。8年も閉じ込められている、私だって輝きたい。ここまでイメージできなかったなと…イメージ力が足りないと、薄っぺらい対応になってしまう。ここも大きな自分の課題です。

Aさんの口頭試問の際に「次に進めるだけがキャリコンの仕事ではない、立ち止まることもある」ここにも仕事上の自分のキャリコンの進め方を反省しました。なんとか1ミリでも進めようとしている。でもそれは「私が」進めたいだけでした。

最後に、今回、ハッとしたことがあります。八阪先生には苦笑いされそうですが…
「1級は難しい試験」ここに甘えて、受かる気でいなかったなということ。もちろん、受かるだけが目的ではありません。でも、1級を受ける者としての必死さや切実さがすっかり抜けていたなと今頃反省しました。面接試験まであと少しですが、試験エントリーした者として恥ずかしくないような面接ができるよう準備していきたいと思います。

お三方のロープレを見学させて頂き、面接試験の進め方や事例指導者や事例相談者の自己紹介など具体的に知ることができ、より明確にイメージすることができました。また、指導者としての受け答えが関係構築、問題把握、具体的展開のどれなのかを考えることを学びました。

相談者がキャリコン2年してきている中、キャリコンに対して感じていることを知り受容・承認することで相談者との関係構築につながる事が指導者として目の前の相談者を大事に寄り添うことに繋がることを実感しました。
事例説明についてもCCに説明して頂いてもよろしいでしょうか?と伺い進めることが大事なのだと知りました。CCに事例説明をしてもらいながら、CC2年生なりの思いや良さなど見つけるところからスタートし、CCがやったことを拾い認め労いCCの気持ちに寄り添いながら、そこにどのような意味があるのか、CCとしての視点を相談者の方に持ってもらえるよう一緒に問題把握をしていけるようにしたいと強く思いました。

面接準備編でも八阪先生が仰っていた通り、指導に説得力を持たせるために自分がお手本になり、相手第一というCCとしての基本を実践する重要性を実感いたしました。
面接試験なのでどうしても合否を気にしてしまう自分がいますが、だからこそ、いつも自分が心掛けて実践しているように、とにかく愚直に目の前の人に寄り添い、目の前の人(CC)を理解しようとする姿勢と覚悟を持って臨みます。そして、CCに安心してもらえるよう受容・共感・誠実な態度を大事にしながら、CCへは正しさよりも相談しにきてくれたCCの言いたい気持ち(弁解)をしっかりと受け止めながら、CCの相談者の反応だけではなく、その反応の意味や相談者の気持ちを共に考え感じながら、相手に対する敬意を持ちながらもCCの相手である相談者がどう感じるのか、どう見えるのかを考えていける指導にしたいと強く思いました。

口頭試問もロープレをしてくださったお三方が「やります」と仰っていただけたおかげで、具体的な質問と自分だったらどう答えるのか、を考えながらお聞きすることができ感謝しております。
指導者であってもCC2年目出会っても「目の前の人」をいかに大事に寄り添っていけるかを強く思いながら接していきます。当たり前を当たり前にすることの大切さと同時に難しさも実感いたしました。本当にありがとうございました。

今回、SV役の機会をいただきまして、自身の面談を振り返る大変貴重な機会となりました。ありがとうございました。面談については、第一に、目の前のCLを第一に考えるということがどういうことなのかを今一度考えることができました。試験だから、という意識が働くことによって、自身の考えた枠組みにCLを当てはめるための質問をしてしまったことに気がつきました。今後は、試験であることを一旦外に置き、100%目の前のCLのためという気持ちで向かうことを実践していきたいと思います。第二に、問題の共有がおろそかになってしまう自分の傾向に気がつきました。相手を傷つけまいと思う気持ちが働き、似たような目標を提示することで終わってしまっていましたが、相手のことを本当に考えるのであれば、丁寧に問題を共有し、納得していただいたうえでの目標設定をすることが必要だと実感いたしました。そのほか、多くの気づきをいただきましたが、まずは上記2点を改善してまいります。

今回皆さんとのディスカッションによって、自分では考えつかなかったご意見をいただき、自身の視野の狭さに気がつきました。口頭試問では、自身の面談を俯瞰すること、自身ができなかったことに気づけることが重要だと感じました。無意識にしてしまうのではなく、自身の行ったことをきちんと把握できることが必要だと感じました。そのためには経験を積むこと、視野を広げることが必須だと感じております。また、それぞれの設問への回答の際に、根拠となる具体的な例を示すことが必要だという話題になり、これまでのロープレ練習で、その観点を忘れていたことに気がつきました。用意してきた回答のように思われないためにも、具体的に根拠を示しながら、回答していきたいと思います。

数多くの気づきをあたえていただきまして、大変勉強になりました。こちらの講座を試験前に受講できたことはとてもありがたかったと思います。残りあと1カ月を切りましたが、後悔のないように最後まで頑張ります。引き続きご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

今年度、初めての1級面接実践編の講座に見学者として参加させていただきました。とても有意義な時間になりました。
3ケースを見学して、気づいたことは、見るのとやるのでは難しさがまったく違うということです。私自身、頭ではわかっていても、ついケースの中身、CCとCLのやりとりに焦点を当ててしまうからです。でも本当はCCの日頃の面談のクセ、偏りを把握するための関わり方が重要なんですよね。同じ話題でも、関係構築と問題把握の両面から関わること、良い点を探して関係構築を図った上で、問題把握のために関わることを何度も学んでいます。
あくまでもCCの反応の意味を考えながら、どのような対応をすることが効果的なのか、CCに受け取ってもらえるのかを言葉どおりに受け止めるのではなく、意味を考えることが求められています。振り返りの時間を確保して考えるのではなく、面談をしながら考えるのは、トレーニングの積み重ね、日々の努力をどれだけやり続けることができるかにかかってくると実感しています。

SVの思うとおりに進めるのではなく、目の前のCCは何の話をしたいのか、その意味は何なのか、SVに何を言ってしいのか、どうしてほしいのかを考えて対応することができるようになること。そのためには基本的態度、人間尊重の姿勢、質の高いスキルと知識を実践し、信頼関係を築くことで、SVの提案を受け入れてもらえることも繰り返し学びました。
面談がスムーズに進んでいても、CCの心の中では、「こんなに一生懸命にやったのに、これ以上どうしたらいいの、何がいけないの?」と逡巡している様を見逃さないのが指導であることも何度も学んだし、理解しているつもりです。なのに、第三者から見られたときに、まだまだ実践できていない、まだ早く進めたい自分がいることが現実です。

ただ、少しづつ成長していることも現実です。何年も努力し続けたから、わかるようになったこと、アウトプットできるようになったことに気づいています。
今は本当に心から、試験に合格するために努力しているのではない、少しでもよりより支援ができるように、よりよい支援ができるCCを育成するために、社会に貢献できるために、今後も変わらず努力を続けていきます。CC役CL役の皆様、ロールプレイを見せていただいて、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

1級を目指すだけのことあって、受講されたみなさんがロールプレイにチャレンジした方に
しっかりと敬意を払って、笑顔で温かく迎え入れるシーンが多くて
見ていたわたしもすごく安心できる時間になりました。

午前も午後も参加者の中から勇気を出して
みなさんの前でロールプレイをしてくださっていますので、
その勇気に応える姿勢をみなさんが表現してくれると
本当に講座の雰囲気が良くなるのでありがたいです。

指導者として目指すのは、決して賢い人・偉い人ではなくて、
相手や周りに対して誠実な態度で臨める、成熟している人であること。
弊社としても、ぜひそんな指導者さんになって欲しいと思っていますので、
弊社の講座の雰囲気や方針に共感していただける方は、
ぜひこれからも一緒に学んでいきましょう。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の1級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内

弊社が企画・運営する1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは「1級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
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また、弊社では一部の講座をオンラインストアでも販売しております。
そちらのリンクボタンも掲載しましたので、併せてご利用ください。

みなさまのお越しを心からお待ちしております。