7/21(月・祝)にGoogle meetを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接実践編アドバンスコース~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・サポーターの大藤です。
夏休みシーズンの祝日にもかかわらず、朝からご参加くださったみなさま、
暑い中、本当にお疲れさまでした。
3名の少人数開催でしたが、そのぶん話し合いも濃密で、
参加してくださった方には学びの多い時間だったのではないでしょうか。
今回開催した「面接実践編・アドバンスコース」を少しご紹介すると、
まず、おひとりの方が代表して指導ロールプレイを30分間行ない、
それをわたしたち運営側が録画しておきます。
そして第二部で、録画したロールプレイ内容をすぐに再生して、
動画を見ながら要所で一時停止しつつ、
個別指導と同等のきめ細かなフィードバックをお届けすることが特長です。
さらに第三部では、代表ロールプレイをした方だけでなく、
当日参加した方も含めて、全員で「どういう指導をすればよかったか」の
振り返りをディスカッション形式で実施します。
ロールプレイもディスカッションも、
日々みなさんが研鑽を重ねていることが伝わる濃密な内容でした。
代表でロールプレイをしてくださった方をはじめ
今日貴重な時間を割いて来てくださったみなさま、ありがとうございます。
特にみなさんで行ったディスカッションは、みなさん「難しいな」と感じているところが
近かったご様子もあり、お互いの意見を尊重しつつ、講師のアドバイスを受けつつ、
事例相談者視点で細やかに検証していらっしゃったのが印象的でした。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接実践編・アドバンスコース」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
受講された方の意欲や熱意は、アンケートを通して講師も1人1人丁寧に確認しています。
今回の学びの内容をどれくらいの熱量で発信していけるのか、
考えを整理し・言語化する訓練と捉えている人と、
ただの回答だと思って適当に済ませる人とでは、頭の鍛えられ方が全然変わってきます。
いつもお伝えしていることですが、本気で1級合格を目指すのであれば、
上位5%に入るアウトプットをしようと、こだわって回答してくださるはずですね。
熱意ある受講者さんがどれくらいのものか、ぜひこの回答から感じ取ってください。
1級面接実践編・アドバンスコース 参加者の声
八阪先生、大藤さん、参加の皆様どうもありがとうございました。初めて参加した講座でしたが、ロープレをすぐに動画で振り返る、そして解説をいただくと言う経験はとても貴重でした。
関係構築を大切にと意識してはおりますが、問題を取ってもらえない=「共有」にならない、具体的展開への進み方が未だによくわかっておらず後半迷子になりやすい…そんな段階の私です。
面談が始まり導入部分で、ご自身の正義というか価値観がはっきりと出ている事例相談者さんでしたので、とにかくこの人の言い分を全て聞き切る事で関係構築の大切さを実感してもらいお手本になろう…との戦略を決め臨みました(これは少し前に教わったばかりの方法です)。
が、途中で迷子になり、どうしてこうなってしまったんだろう?といつものパターン。すぐに動画で振り返る事で、展開を意識しすぎて話の流れを変えてしまった(引っ張った)場面がハッキリ分かり、「聞き切る」事が出来ていなかった自分に気付けました。本当に、付け焼き刃ではダメですね。
参加者同士の意見交換では、自分では思いの至らない視点にたくさん気付かせていただき有意義な時間でした。困るとオープンクエスチョンを出してしまいがちですが、こんな時のアイメッセージがなんとも効果的なこと。前に進まない時は強行突破せず「留まる」こと。これを知識ではなく自分のものとしていかないと道は遠いと感じました。
常に「効果」を意識した面談を重ねていきたいと思います。ありがとうございました。
今回もお世話になりました。またアドバンス版が公になっていないのを初めて知り、ご案内いただけたこと参加できたことに感謝いたします。7月12日に受けた面接実践編・オリジナルコース(の見学チケット)と違い、少人数で参加者同士でディスカッションが出来、自分の考えを伝えたり、参加者の考えを聞くことができ良かったです。
自分以外の方が八阪さんとロープレする様子を拝見させていただきましたが、事例指導者として参考にしたいシーンがたくさんありました。特に良かったのは事例相談者との関係構築づくりでした。私は関係構築に自信がありましたが、前回の試験で点数が足りず、どこが良くなかったのだろうかと悩んでいましたので、非常に参考になりました。
事例相談者が話した言葉をきちんと受け留め、伝え返し、事例指導者は事例相談者の味方だよと安心して話して大丈夫だよとすごく伝わってきました。
今まで疑問に思っていた「CLを励ますよう心掛けた」という事例相談者がCLに取った行動については、そもそも「励ます」という行為は正しいのか?という八阪さんの問いに意外な答えが出たので目から鱗でした。
励ます行為がそもそもCLに寄り添っていないと考えたことが無かったからです。落ち込んでいるCLを明るくさせることが前提になっており、CLを受容していない。事例相談者(CC)が引っ張っている行為になっているということがわかり、今後のカウンセリングに活かせると思いました。
また、事例相談者への質問は意図を持って聞く必要があり、それも関係構築が出来ないない状態で聞くと崩れる可能性があります。やっぱりすべてにおいて関係構築が出来ていないと先へは進めないのだと思いました。
当日の講座の様子




アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
参加したみなさまが、ディスカッションの時間をフル活用して、
講師のメッセージを共有しながら、自分が使ったことのない手法を
どう自分のものにしていくかを話し合ったり、
お互いに良い意見を自分のものにしようとかみ砕いて反芻したりしていらっしゃる姿を拝見して
「わたしも、もっと研鑽をがんばろう」と思いました。ありがとうございます。
学びが結果につながりますように!
それでは、今回はこのあたりで。
また次の講座でお会いしましょう。
2025年度の1級CC技能検定対策講座のご案内
弊社が企画・運営するキャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
特に、弊社では「面接準備編」の講座の受講から始められることをお勧めしています。
「面接準備編」では、最難関とされる実技試験(面接)の突破に向けて、
絶対外せない大事な視点や、指導者レベル(1級)にふさわしい考え方や姿勢を
きちんと身に付けることを目的として企画・設計している内容です。
初めて試験にチャレンジされる方はもちろん、
何度挑戦してもなかなかうまくいかない方にとっても、
揺るがない足場を整え、困った時の拠り所がわかる内容です。
次の試験で合格したい!という方は、いきなり「面接指導編(ロールプレイ講座)」や
「事例読み解き編」などの実践編から入るのではなく、
しっかり基礎固めができる「面接準備編」から一歩ずつ学んでいってほしいです。
2024年8月からはオンラインストアでの動画販売も始めましたので、
講座での参加でも、動画形式でも、学びやすい方法をお選びください。
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