11/22(土)にGoogle meetを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接準備編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・木上(きがみ)です。
今回の受講者さんは3名で、ごく少人数となりました。
弊社としてはちょっと寂しいようにも思えますが、距離感が近くなる副産物もあります。
その影響もあってか、山盛講師のトーンも”広く呼びかける”から”語りかける”感じで
伝わり方も変化したように感じました。これは少数開催ならではのものですよね。
そして講座では、試験でも重視される「指導とはどうあるべきか」という視点をベースに
事例指導を担う立場としての“実践的かつ基礎的な考え方”を学んでいただきました。
それにしても…改めて感じるのは、「指導」という言葉の奥深さです。
その言葉の持つ力強さが、ときに自分自身の立ち位置を見えにくくしてしまうこともある。
だからこそ、私たちキャリアコンサルタントは“聴く・伝える”役割を全うすると同時に
常に“学び続ける側”でもありたいと思います。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接準備編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
このアンケートへの取り組み方1つとっても、その人の学びに対する意欲や本気度が
伝わってくるのではないでしょうか。
技能士試験の合格を目指すなら、自分の言葉でアウトプットすることへの
質・量へのこだわりは、ぜひ持っていて欲しいですね。
この記事を読んでいるみなさんも、本気で合格を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。
1級 面接準備編 参加者の声
「相談者が2回目の面談を無断キャンセルした。何が悪かったのかわからない。」といった事例相談者の気持ちをグラフで可視化されているのをみて、それまでは徐々に気分が上がってきていたところを、突然突き落とされたショックはかなり大きいことが改めて心に残りました。このショックをまずは受け止め共感するところから関係構築は始まるんだろうな、と改めて学んだような気がします。
更に、事例相談者の「なりたい姿」を確認するときも、このショックが影響していることは否めず「キャンセルされないようにすること」と思うのは当然のことだと納得します。そのうえで、事例相談者が今後相談者にキャンセルされないようにするには、どんな関わりしていけばいいのか、大きくは「どんな関わりができるキャリアコンサルタントになっていたいのか」といったところから事例相談者の「ありたい姿」を語っていただくことは可能なのかな?と少しだけ今まで突破できなかった壁が突破できそうな気がしました。
また、直接講義で学んだこととはずれますが、「なぜキャリアコンサルティング技能士1級を取りたいのか?私が取ることで社会に対してどんな貢献ができるのか?」という問いは非常に胸に刺さる質問でした。
これを改めて考えたとき、ある種「現状打破の意地」のようなところもありますが、私が1級を取ることによって、今後私の様に若い頃のキャリア構築がうまくいかなかった、特に女性の方々のロールモデルになること、それによって、年齢にかかわらず自分のキャリアをしっかりと考え着実に歩んでいける人(特に女性)が多くなれば少しでも社会に貢献できるのではないか?とも整理できました。
国家資格CCや2級CC技能士とは異なり、相手がCCということでこれまでの勉強及び仕事で実践していることとは全く違う学習が必要かと思っていましたが、基本は一緒であることに気付きました。今回の1級受験は初めてということもあり、実務で実践していることと、2級取得までに学習・練習してきたことを活かし、受験したいと思っています。その結果によって、2回目以降の対策を考えたいと思いました。
ついつい、試験対策のロープレを何度も繰り返していると、SV視点の問題点に気づいたら、すぐにその改善に手を付けてしまう指導方法を今迄よくやってしまってましたので、相談者と対立したり、受け入れられないケースになった原因だと思いました。
特に、事例相談者が面談中に何をどんな意図があって、支援しようとしていたのかを理解して共感する事が、自分の指導には抜け落ちていたように思います。共感的理解が出来ていない相談者だったとしたら、先ずは指導者が共感的理解が出来ていないと、指導者にはなれないと今回、受講して思いました。
また、事例相談者の考えている「ありたい姿と実態」の2階建て構造を尊重しつつ、指導者視点も「さらにその上」に乗せる「3回建て」構造は、相談者の思いを尊重しつつ意識して指導していけるといいと思いました。
当日の講座の様子




アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
今日、山盛講師が弊社の講座では講師デビューとなりました!
講座の中では山盛講師がご自身がどうやって1級技能士試験に合格されたのか
ご自身の体験を交えながらの分かりやすい解説もあって
その瞬間、受講者の皆さんの視線が一斉に、手元のテキストからパソコンの画面へと移り
何かヒントを得ようと食らいついた。そんな場面がとても印象的でした。
中には「これまで色々と手を尽くして試験に挑戦してきたけれど、結果に繋がらなかった」
という方もいらっしゃいましたよね?
それでも私たちは、「まだやれることはありますよ!」というメッセージを届けたいです。
今回学んでいただいた新たな視点があれば、必ず次の一歩につながりますので
正解が無い?正解が沢山ある?そんな掴み所がないキャリアコンサルティングの世界で
一緒に学び続けていけたらいいなと、私は思っています。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
2025年度の1級CC技能検定対策講座のご案内
弊社が企画・運営するキャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
特に、弊社では「面接準備編」の講座の受講から始められることをお勧めしています。
「面接準備編」では、最難関とされる実技試験(面接)の突破に向けて、
絶対外せない大事な視点や、指導者レベル(1級)にふさわしい考え方や姿勢を
きちんと身に付けることを目的として企画・設計している内容です。
初めて試験にチャレンジされる方はもちろん、
何度挑戦してもなかなかうまくいかない方にとっても、
揺るがない足場を整え、困った時の拠り所がわかる内容です。
次の試験で合格したい!という方は、いきなり「面接指導編(ロールプレイ講座)」や
「事例読み解き編」などの実践編から入るのではなく、
しっかり基礎固めができる「面接準備編」から一歩ずつ学んでいってほしいです。
2024年8月からはオンラインストアでの動画販売も始めましたので、
講座での参加でも、動画形式でも、学びやすい方法をお選びください。
講座で参加されたい方と、オンラインストアの動画講座を購入して学びたい方、
それぞれに合わせてリンク先のボタンを下の方に用意しています。
※講座の場合、クリックすると開催日程カレンダーが表示されます。
表示されたページの中から、希望の日程をクリックしてください。
その後、詳細な内容などがご覧いただけるようになります。
みなさまの指導・支援ができる機会を心待ちにしております。
ぜひこの機会に弊社講座にお越しくださいませ。
