12/6(土)にGoogle meetを用いたオンライン形式で
「1級・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接実践編・オリジナルコース~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・野島と木上です。
本日は、午前に1級、午後に2級の面接実践編を開催しました。
一日中講座を行なったのは久しぶりで
講座終了後も八阪先生はテンションが収まらなかったようですよ。
参加者さんの中にも、午前も午後も連続で受講された方がおられました。
週末の貴重なお時間を使ってご参加いただき、ありがとうございました!
午前の1級面接実践編(サポーター:木上)で御一緒しながら感じたのは
SV役の方がしっかり奮戦されていたこと、そして同時に、CC役を務めてくださった方が
“つまずき感”をほどよく表現してくださったこと、これが本当にありがたいです。
「これ、やりがちだよねー」と初心を思い出すような場面がいくつもありました。
そしてもう一つ、CC役を演じられた時に感じたSV役の方に対する”印象や思い”が
善し悪しを問わず、自分が指導者となった際にも向けられている可能性があるということです。
つまり、相手を通して自分が見える。まさにロールプレイならではの体験だと感じました。
午後の2級面接実践編(サポーター:野島)は、何度もご参加くださっている方が
多くおられたこともあって終始とても和やかな雰囲気で和気藹々と進みました。
ロープレにチャレンジされた3名の方は緊張もされたかと思いますが、
フィードバックに耳を傾け、ご自身の課題点にしっかりと向き合って
積極的に質問されていたお姿が印象的でした。
講座終了後には、さっそくロープレ仲間を見つけるべく
ミニ交流会のように輪を作っておられましたね!
この時間を通じてCC仲間の結束まで高まったならば、とても嬉しく思います。
今回も、stand.fmの音声配信形式での振り返りを収録しました。
この記事にもリンクを貼って紹介していますので、
振り返り講座に参加された方はもちろん、この記事をご覧になられたみなさんに
ぜひ上手に活用していただければ嬉しいです。
「1級 面接実践編・オリジナルコース」の振り返り
「2級 面接実践編・オリジナルコース」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
このアンケートへの取り組み方1つとっても、その人の学びに対する意欲や本気度が
伝わってくるのではないでしょうか。
技能士試験の合格を目指すなら、自分の言葉でアウトプットすることへの
質・量へのこだわりは、ぜひ持っていて欲しいですね。
この記事を読んでいるみなさんも、本気で合格を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。
1級・2級 面接実践編・オリジナルコース 参加者の声
まずは楽しかったです!! 論述が書けなくてもう嫌になっていたのですが、昨日の講座を受けてやはりキャリアコンサルタントの奥深さを感じました。何より、先生の視点が「えーそこ見てはんの???」と思うくらいいつも新鮮なんです。本当に柔軟な対応ができるようにいろんな勉強をされておられるのだと思います。聞いていて、楽しくなります。自分もそうなりたい!と新鮮な気持ちにさせられます。もちろんそれは先生のみの視点だし、先生の個性だと思うのですが、私も何か自分の中でそんな俯瞰できるような視点が増やせればと考えています。
今回のロールプレイでは、その人に合った指導をSVは見極めてやらなければいけないとお話されていたことが印象的でした。正直、論述に向き合っている今はそんなことを考えたこともなかったです。自分がどのレベルにいるかもわからないので、私はまず自己理解から始めるべきなのですが、本当にSVに求められていることは範囲が広いと実感します。でも、反対に考えてみると当然なんですよね。だって、自分がSV受ける側で考えると、ハイレベルだと急に難しい用語を並べられてもついていけないし、もう無理だと諦めてしまいそうな気がします。そんな風に考える余裕が必要なんだなと思います。このタイミングで受けれて良かったです。
今回も受講させていただき、ありがとうございました。
今回のロープレでは、CCから「全然聞けてなかったのかなって思いました」と強い言葉で言われてしまった時に、しまった、SV視点のボールを投げるのが強すぎたと頭が真っ白になってしまっていました。しかし先生の「CCが持っているその自信は正当なものか」というお言葉通り、正当でない自信を持っている限り、どこかでその誤った自信が揺さぶられることは必須なので、必要以上にボールを投げ込むことを恐れて【CCの顔色をうかがう】みたいなことにはならないように気をつけねばと思いました。この関わりは必要なことなのか、不必要にCCを傷つけるだけになっているのか、しっかりと見極めができて確信が持てていれば、軸がブレることもなく、どっしりと構えていられると思います。
また、笑顔にこだわったCCに対し、ノンバーバルで問題把握へと関わったことに、先生から「ロープレの最初のあたりで笑顔にこだわられた方だったから、ノンバーバルを取り扱った」と言えればよかったのにとのご指摘をいただきましたが、私の力量では、数ある選択肢の中から一番効果的な方法を選び取ったのではなく、そこにしか活路が見いだせなかった、という必死な感じの選択でしたので、とても自力では出せない言葉でした。引き出しが少ないことの証左だと思います。
そして、Aさんへのフィードバックの中で、「自分のロープレの出来が良くなかったときに、ダメでした、で終わるのではなく、どこがどうダメでどう修正していくかがきちんと見えていれば、まだ取り返しがきく」とおっしゃっていたのを聞いて、いつも自分は「ダメでしたー!すみませんー!」で終わっているな、と思いました。ロープレがダメな方向に向かっているときに、立て直しを見据えて、どうダメで何が原因でどう修正していくのか、【反省していますの態度】だけで終わらない、プロとしての対応ができるようになります。
また、印象的だったのが質疑の際の「問題点の共有は常にこちらが後攻。CCからお出しいただいたものを使っていく。先攻で動くことはあり得ない」というお言葉です。SV視点を一方的にぶつけてしまうときは、私(SV)には見えていてもCCには見えていない、透明なボールを投げてばかりだなと思いました。ちゃんとCCにも見えているボールというか、CCさんからご用意いただいたボールを拾い上げてそっとお渡しするイメージでいたいと思います。
●事例相談者役はあくまで2年目のCCであるということ
今までの試験当日の意識の中には、事例相談者役は私よりも随分とキャリアが長く私自身が「試されている」感覚になって不要な緊張・気遣いをしていたかもしれないと気が付きました。が、確かに当日事例相談者役になっている方は本来は私よりキャリアが長い方かもしれませんが、「2年目」を演じている方。であれば、通常私がマネージャーとして時に相談に乗っているスタッフ(ほぼCC成り立てで採用)と同等の感覚で挑んだほうが私自身を発揮できるのではないか?と思えました。
併せて、2年目のCCに自分がどう映るかを意識すること。当たり前ですが偉ぶらないこと。また、自分自身のコンプレックスで「理論を用いた指導が苦手」と思っていましたが、逆に理論を用いることが2年目のCCにとってどう映るか、どう受け止められるか、を考えて、有効につか合うことが大切だと、少しコンプレックスを解消することができました。(もちろん、知識として、理論について状況に応じて語れるようにはなっていないといけない、とも心得ております。)
●事例相談者が落ち込むこと、自信をなくすことが悪いことではなく、むしろ成長の証であると承認できる心の余裕を持つこと
確かに!!!自信をなくしたり、落ち込むことから成長は始まる。事例相談者は、成長したくてSVのところに来ているはずで、成長の前提として「できていると思うことができていなかった」と気がつくことは非常に重要。SVの私がその変化に動揺する必要は全く無く、その気づき・変化・そしてそこから成長しようとする気持ちを受容すること、もちろん出来ているところも大いに承認すること、この2つを区別しながら包括的に目の前の事例相談者の状況を冷静に把握し対応することが大事だと気が付きました。
●「ロープレがいつもいつもうまくいくわけはない」と割り切ること
今まで2回の試験では、試験当日の30分間が全てのような感覚で凝り固まっていたような気がして、無駄に緊張していたのかもしれないと思いました。もちろんうまくいくに越したことはないですが、生物である以上、うまくいかないときもある、その際に口頭試問で自分が思っていたこと、見立てたことをしっかりと言えることの重要性も再認識しました。
面接実践編見学席で受講でき今回も沢山の学びをありがとうございました。
2回目の代表ロープレは印象的で沈黙が長い場面で、自分だったら話かけてしまうかもと思いながら、CLはいつ声をだすんだろう?とハラハラしていました。CCもCLも共有でしんどい思いをしていると八阪先生が解説されていたので、苦しさもシンクロするんだと思いました。
もしも自分がCCだったら、CLが考えている時間を遮ってしまうだろうなと考えました。待つ事に慣れていない事もありますが、沈黙が怖いと思ってしまうからです。どこまで待ったらいいんだろうと?実際のロープレの練習の時に待つ練習をしてみようと考えています。堂々巡りではなくCL自身が自分をと整えながら言葉を選んいたり過去を振り返っているんだなと、ちゃんと理解できるようにならないといけないと心しました。
1回目の代表ロープレでは、CCが発する言葉が上司2号になるとは思っていなかったです。すごい上手いなぁ~と思いながら見学していました。しっかり俯瞰してロープレを見られているし、口頭試問も的確で努力してきた方あんだなぁ~と思うと自分も努力しないといけないと思いました。目標としたいロープレを見学できて勉強になりました。
3回目の代表ロープレでは、来談経緯やロープレ途中で確認していましたが、自分もやってしまいます。問に困ったり、言葉が出なかったりするとやってしまします。枝葉も幹に感じてしまいます。面談中で覚えておかないとと思いつつ、口頭試問では忘れていることばかりです。ちゃんと答えられたらいいのになと何時も思っています。
自分はCLの表情に引きずられてしまいます。気丈に話すCLの表情が気になりました。気丈さと表情の間にある想いってなんだろう?そこを吐露し出したらCLの表情が変わるのか?なと自分の気になるところを中心に見学する事にしました。段々、気丈さが柔らかくなってきたと取れました。心許せる相手だと認識をしてもらえないとはっきり分かる場合は良いと思いますが、CLがCCに合わせてしまう時は、CC本位であることを気づかせないCLも居るだろうなと思いました。
代表ロープレとは別ですが、こんな面談もあるなと、CLがCCに遠慮していCCに合わせているような面談だったしているかもと思うと、自分には2級レベルなんて果てしなく遠いなと内省しています。CL第一で自己研鑽します。
学びが深ったです。そしてたくさんの気づきを得ることができました。
見学させていただいたので、CCとCLの面談を客観的に聴くことができました。
始まる前にお話しいただいたように、CCの投げかけを関係構築・問題把握・具体的展開のどれに当てはまるか、どれを意図とした投げかけなのかを考えながら聴講しました。その後の八阪先生講義の中で仰った助言やチャット記録に書かれた内容を拝見して、CLが話す内容から察して、汲み取りながら、頭の中でよく考えて、意図を持って、ここは寄り添ってCLの景色を見てみよう、少し心を開いてくれたと感じたら、ここはちょっと投げてみよう・・・でも気が付かないかな、動けない状況のようだから一緒に深めてみるなどしながら言葉を投げかけることが重要だと思いました。その中で、CLが悩まれる要因となっている共通口を見つけて行くんだなと思いました。これができていないから、口頭試問が私の場合、グダグダになるんだなと思いました。
CCから見るCLの問題点を見るとき私は、できていないところを問題点と見たり、なんでそうなると思うんだろうという点を問題点としてみるとことがありますが、今回も私はそういう観点から見ていました。その要因となっている、CLをそうさせているものは何かの視点でみるようにしたいと思いました。八阪先生がおっしゃる、CCは何をおいてもCLの味方になることを徹底したいと思います。
また、CLの問題をCCは解決できると思うのではなく、軽くする、今よりましにする、自分なりに対処できるレベルにするという先生の言葉や振り返りメールの内容を拝見して理解が深まりました。CCとしてCLの少しでもお役に立てるそのあり方が見えたように思います。
今回も、学びが深かったです。見学させていただき、ありがとうございました。
午後の2級面接実践編の見学者として参加させていただきました。
3つのケースはいずれも学びや気づきの多い内容でした。
1ケース目では相談者のお話に対して、言葉には出さないまでも否定的に捉えている自分がいることに気づきました。 「こうすればいいのに」という提案や説教じみた思いがよぎり、まさに上司2号の立場から考えを巡らせてしまっていました。 CLが深く傷つき悩んでいることに対して、その立場を理解せず何とか解決に導こうとしてしまう自分がいました。
「CLは正論を言われたくて相談に来ているわけではない」ということを肝に銘じます。
2ケース目ではCLが考え込む場面が度々ありました。もし自分がCCだったら、長い沈黙に耐えきれず、 つい言葉を発してしまったり、安心させようとする意識が働いてしまうと思います。その結果動けないCLに前へ進むことを促し、CLの大切な時間を奪ってしまっていたかもしれません。沈黙が不安で落ち着かないCC都合の自分がいて、 これはまさにCC主導になっていると感じました。大事なことをかみしめているCLに、しっかり寄り添えるようになりたいと思います。
3ケース目では、問題を抱え込みすぎて周囲に頼れないCLに対して、どのように声をかければよいのか言葉がなかなか出てきませんでした。じっくり耳を傾け、CLが「聴いてほしい」と願う想いに寄り添い続ける姿勢を身につけることが大切だと感じました。 また話をしっかり聴こうとするあまり、一言一句を消化しようとしてしまう傾向もあります。結果として、自分の面談を振り返る余裕がなく、口頭試問で失敗してしまうことが多いです。
先生がおっしゃている脳みその容量を空けることの重要性は理解していても、実践はなかなか難しいと感じます。 意識して取り組んでいきたいと思います。この度もありがとうございました。一つ一つ実践できるように引き続き努力していきたいと思います。
過去に何度もこの講座を受講していますが、毎度刺激を受けます。本質的には同じ事をご指摘頂いてるのですが、ケース・お相手が変わるだけで出来たり出来なかったりします。
数年前から比べ、面談中にCLと共感的理解をしあう精度は高まってきたのではと感じています。「CCが解決するのではなく、CLが自ら解決していくのを見守る」面談が出来るようになってきました。(まだ修行中)しかし、CLが目の前から消える口頭試問になった途端、無意識に解決思考寄りになってしまいます。
8月にK4(環境理解)の講座を受講し、CLのおかれた環境や変化に伴う心境を考える事を学びましたが、咀嚼して実行まで出来ていないなと反省しています。
私に起こっていることは、実はCLにも当然起こりうることです。CCとの面談の場では、「やってみよう」と思ったとしても、いざ職場という日常に戻ると出来なくなることは十分にあり得ます。私は8月の講座を受けて、自分で行動目標を立てたのにも関わらず実行出来なかった。ということは、CLだって何度もブレたりするだろうし、ましてや他人(CC)が提案した目標を実行し続けるなんてハードルが高すぎます。私は口頭試問の場においても、CLが自律できることをもっと信じるべきでした。
他のCCさんのロープレを拝見し、辛抱強くCLを待つ様子や、心配事をこれでもかと出してくるCLに巻き込まれずに一定のペースで丁寧に関わろうとする姿、それぞれのCCさんの良さが羨ましくもあり、尊敬します。こういう新たな刺激がモチベーションを高めてくれます。みなさん、良い時間を作ってくれてありがとうございました!
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子




アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
講座の最後には、みんな笑顔になります!
頭も心もフル回転してロールプレイを見ていたので、ホッとするんですよね。
それだけ深い学びの時間を過ごされたのだと思います。
サポーター(am木上・pm野島)も、心の中で応援しながらキーボードを叩きました。
今月は1級・2級キャリアコンサルティング技能士の論述試験があります。
そして、その先に待ち構えている面接試験に向けて、笑顔の奥底に闘志を燃やしている。
そんなみなさんの本気が伝わる時間でした。
熱意あふれるみなさんと一緒に学ぶことができて嬉しかったです。
それでは、このあたりで。
またお会いできることを楽しみにしています。
2025年度の1級・2級CC技能検定対策講座のご案内
弊社が企画・運営するキャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
特に、弊社では「面接準備編」の講座の受講から始められることをお勧めしています。
「面接準備編」では、最難関とされる実技試験(面接)の突破に向けて、
絶対外せない大事な視点や、指導者レベル(1級)、熟練レベル(2級)にふさわしい考え方や姿勢を
きちんと身に付けることを目的として企画・設計している内容です。
初めて試験にチャレンジされる方はもちろん、
何度挑戦してもなかなかうまくいかない方にとっても、
揺るがない足場を整え、困った時の拠り所がわかる内容です。
次の試験で合格したい!という方は、いきなり「面接指導編(ロールプレイ講座)」や
「事例読み解き編」などの実践編から入るのではなく、
しっかり基礎固めができる「面接準備編」から一歩ずつ学んでいってほしいです。
2024年8月からはオンラインストアでの動画販売も始めましたので、
講座での参加でも、動画形式でも、学びやすい方法をお選びください。
講座で参加されたい方と、オンラインストアの動画講座を購入して学びたい方、
それぞれに合わせてリンク先のボタンを下の方に用意しています。
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みなさまの指導・支援ができる機会を心待ちにしております。
ぜひこの機会に弊社講座にお越しくださいませ。
