2/8(日)に、Google meetを用いたweb形式にて、
「国家資格キャリアコンサルタント更新講習」
~相談者の思考転換につながる質問力アップトレーニング~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・サポーターの大藤です。
講師の枦淵さんによると、この日は「御事始め」の日だそうです。
仕事(主に農作業)を始める日ですから、知識をブラッシュアップするのには
ふさわしい日と言えるかもしれないですね、というお話から講習が始まりました。
講習には、11名の方が参加してくださいました。
みなさんが口々に「よろしくお願いします」と声をかけながら入室してくださって、
講座が始まる前から、会場には気持ちのよい雰囲気と、そして学びの意欲があふれていました。
今日はきっと参加した方も、わたしたちも、良い時間を持つことができる、
という確信が、最初からあったように思います。
その期待どおり、11名のみなさんは最初から最後まで、熱心に講義に耳を傾けたり、
ディスカッションを行ったりしていらっしゃいました。
枦淵さんもサポーターの私たちもこの日いちばん感動したのは、そのディスカッションの時間です。
「まだ考えはないか。もっとよい投げかけはないか。相談者さんの気づきはどこにあるのか」
どのチームも、主体が誰であるかがぶれることなく、あたかもそこに相談者さんがいらっしゃるかのように
真剣に時間いっぱいまで考え抜いてくださいました。
参加してくださった11名のみなさま、上質な学びの時間を創り上げてくださって、
本当にありがとうございました&おつかれさまでした。
「質問力アップ」と聞くと、「いい質問の仕方を学べるのかな」と考えてしまう方も
多いかもしれませんが、この講習では「いい質問」「悪い質問」というとらえ方ではなく、
相談者の成長につながる「ask」は何かを考える、その考え方を学ぶ講習です。
参加したみなさんは、その考え方を土台に、月曜日からはご自身の活動現場で、
ご自身のことばで質問を紡いでいかれるはずです。
仕事の中で、今回の学びが活きますように。
そして、相談者さんとよりよい時間を共有できますように、願っております。
さて、ここからは更新講習の振り返りとなります。
講習内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「質問力アップ」の講習の振り返り
そしてここからは、参加されたみなさまの感想・お声をご紹介します。
今回もたくさんの方からメッセージ・感想をいただきました。ありがとうございます。
ここで紹介するお声はごく一部だけになりますが、講習内容の復習に、
あるいはこの記事をきっかけにして弊社の更新講習参加の検討材料に、ぜひご活用ください。
参加された方の声
これまでの自分のCLへの対応はともすると思い込みからくる決めつけではないかと思いました。それはひとえに「私が聞きたい」といった「私」を主語にした行動からきていると気づきました。キャリアコンサルティングはCLが主役であり、CLが話したい雰囲気や質問をしていくことが重要であることを再認識いたしました。
具体的には現在、私は専門学校の教員として従事しておりますが、振り返ってみて教育的指導という言葉を拡大解釈し、「私」の言うことを聞いてほしいという場面が多いと気づきました。確かに20歳に満たない学生と話をしますので、一般常識の部分で足りないところやキャリアを考えるうえでの視野の狭さが気になり、とかく私から会話をリードすることが多くなっていました。
しかし、学生も一人の人間でその人生について一生懸命考えているはずで、それをしっかりと寄り添ってサポートすることが何よりも大切な姿勢であると気づきました。これまでにしていないと自分は思っていますが、もしかしたら頭ごなしに否定するようなことも言っていたかもしれません。
また、会話があることがいい面談で、根掘り葉掘り聞くことがいいことだと思っていた節があります。その姿勢を改めることが今回の講習を通じて気づき、今後やるべきことだと思っています。
今回の講義では「質問力」をテーマに学び、自身の課題と重ねながら振り返る貴重な機会となりました。特に印象に残ったのは、「なぜその質問をするのか」という質問の意図はどこから来るのかという視点と、「面接でうまくまとめて話せない」と語る相談者の発言の背後にある動機に目を向ける重要性である。
私は会社の代表を務めながら、キャリアコンサルタント(以下CC)としても活動しています。社内面談における相談者の多くは自社の部下であるため、注意しなければCCと相談者という関係ではなく、上司と部下という関係性を引きずったまま面談に入ってしまう可能性があります。
そのような状況では、CCである私が無意識のうちに「こちらが進むべき道だ」と方向づけを行う立場になりやすく、相談者も「上司の指示を実行する側」という役割を取りやすくなる。その結果、本来目指すべき相談支援とは異なる、不適切な関わりにつながる危険性があると感じました。
この構造は「強者と弱者」「支配と依存」といった関係性を強めるものであり、質問を通じて相談者自身が自らに問いかけ、自発的な気づきを得ていくという、今回学んだプロセスとは逆行するものです。
上司とCCを兼務することは容易ではありませんが、面談の場においては役職上の上下関係をいったん脇に置き、人と人として「共に」向き合う姿勢を持つこと、そして相互の尊重と連帯感を醸成することが、より良い支援には不可欠であると感じた。
上下ではなくフラットな関係性が土台としてあってこそ、今回学んだ質問のあり方が真に機能すると考えています。相談者が「上役の言う通りにしておこう」と考えてしまう背景には、安心感の不足がある可能性もあります。今後は、より自由に意見を表明できる雰囲気を大切にし、安心して本音を語れる面談の場づくりを意識していきたい。
今回受講をして、改めて自身の課題に、改めて真剣に向き合わなければと考えさせられた。相談者に対する姿勢について、徹底した関係構築を自分で行っていただろうか?と問うた時に、自信をもってイエスを出すことができなかったことがとても大きい。
今回、質問の考え方について、思考転換を促す手法は、自分の支援時を振り返ってみてしているようで、ここまで深堀をして考えることはしていなかったことにも気づくことができた。それは、相談者に対して誠実向き合っている(と思っていた)自分のこれまでの対応が、本当に誠実に、丁寧に、対応してきたのか、相談者主体で常に意識していたのか、と自身に対してのダメ出しがあふれ出し、早急に改善すべきということを学ぶことができた。
今までの面談で、相手が納得感や満足感を得ていないと感じる場面が多々ありました。それはプライベートでの他者とのコミュニケーションでも同様に感じることがありましたが、その要因が私自身の価値観の押し付けであり、私の価値観に相手が納得するまで説得していたことが要因だと気付きました。
情報収集型の質問が多く、こちら主導で言わされた表面的な情報だけで相談者を「こういう人」と決め付け、断罪するような面談でした。相談者が話して考えたり気付いたり整理したりするメリットをお渡しするよりも、自己満足の時間を相談者から搾取していたのだと気付かされました。恥ずかしいほど最悪です。
特に、相談者が伝える必要があると考えた情報はこちらが無理に引っ張り出さなくても自ら話してくれるということ、必ずしも本音を引き出すことがベストではないこと、本当に大切な本音ほど心の奥にあること、という学びは改めて大きな気付きでした。今までは相談者がそれほど話さなくても「こうでしょ?」と占い師かのように「分かってるよ」という知識や態度を見せられたら信頼してもらえるという大きな誤認がありました。
当日のワークから、自分では考えもつかない視点や感じ方、想いや感情があることを改めて体感し、自分の考え、思考、センス、感性が全てではないことを思い知らされています。相談者中心ではなく自己中心、自分尊重なスタイルだったと嫌というほど気付かされました。「相談者を尊重する面談をするためには相談者と会話のラリーをすること」が本来目指していたスタイルだったはずだし、今後の私の目指す姿勢だと得心しました。
思考転換型の質問は、必ずしも利点ばかりではなく、意図を明確に、かつ相談者主体で考えていくことが大事だということも大きな学びでした。しかし、私は咄嗟に相手にとって適切的確な質問が出てきません。今まで自分主体で感覚的な面談をしていたことが原因だと猛省しています。
自分の面談姿勢は不遜で想像力が欠如したものだったのだと気付いたことは大きな成長機会だと捉えるようにします。
・咄嗟の適切な質問の語彙力を上げるために面談の質問フレーズを定期的にインプットする
・同じ映画やドラマを見た人に感想を聞いて違う捉え方を受け入れる
・EQやプルチックなども再学習してみる
・鏡を見て自分の表情に気を配る
・定期的に振り返り、内省の時間を作る
などを継続していきます。
講座を通して、私自身の課題は「慎重さに欠けていること」であると感じました。
思い返してみると、実際の面談場面において、思い込みを抱えている相談者に対して、私は質問という形ではなく、結論付けたことを短絡的にお伝えしてしまっていました。
例えば、「仕事をうまくやっていけるかわからないから求人に応募ができない」という相談者に対して、「初めから上手くやれる人なんていない。慣れていくとできるようになっていくもの」と返答したことがありました。
これ自体は正論かもしれませんが、言葉を受け取る側の視点に立って考えてみると、相談者第一になっておらず、自分が抱えている不安を受け止めてもらえていない、自分の考えていることを頭ごなしに否定された、などといったネガティブな受け取られ方も想像できます。また、自分ではそう思っていなくても、面談においては、支援者と相談者は上下関係になりやすいため、相談者は支援者の言うことを盲目的に受け入れてしまうことも危惧されます。
上記のようになってしまう要因としては、相談者が「自分自身で考え・気づく」ようにするのではなく、相談者に「気づかせる」ことが支援者の役割であるという誤った思い込みを私自身がしていたからだと考えます。
また、自分の発言が相談者の人生を悪い方向へ変えてしまうかもしれないということに対する自覚が足りなかったとも感じます。本来なら、相談者の思い込みに気づいても、相談者が受け入れやすいように言葉を選んだ質問を相談者にお渡しし、相談者の反応をしっかりと確かめながら、少しずつ、慎重かつ丁寧に進めていくべきであったところを性急な対応をしてしまっていたと痛感しました。
自分本位にならないように細心の注意を払わないといけないからこそ、面談中にだけ意識して実践するのではなく、普段からの心がけ・訓練が必要不可欠だということも腑に落ちました。
また、他の課題としては、私は相談者の話す言葉の内容に気を取られすぎて、相談者の表情や声のトーン、仕草などといった非言語の情報に注意を払うことがおろそかになっていると気づきました。全体のまとめとしては、質問力以前の問題、支援者としてのあり方を見つめ直すことから始めないといけないと感じています。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講習の様子




アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方はお早めにお願いします(修了証発行に必須の設問があります)。
写真から、あたたかな雰囲気が伝わるでしょうか。
サムネイル画像の写真は、講習終了後、みなさんが講師に拍手を送っている場面です。
今回は良いショットがたくさんあって、選ぶのに苦労しました。
参加してくださったみなさまに、再度感謝を申し上げます。
ぜひ、またお会いできますように。そして、レポートに合格しますように。
そして、この記事を読んで弊社の講習に興味を持ってくださった方とも、
これからお会いできることを楽しみにしています。
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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みなさまのお越しを心からお待ちしております。
