みなさんは小学校のときに、「漢字の成り立ち」って習ったのを覚えておられますか?
私は、副読本のような形で教科書とセットでもらった
文庫本サイズくらいのその読み物が大好きでした。
例えば、馬という漢字の横線がいっぱいある部分は、
もともとは馬のたてがみの部分から来ていて
絵から文字に変わっていく過程でこうなったんですよ
みたいな解説付きで、漢字を楽しく覚えられるように書かれていたのをよく覚えています。
そして、昨年行った漢字ミュージアム(京都の祇園にあります)の展示などを見ていても、
漢字ってつくづく面白いな、よく工夫されているな、なんて思います。
さらに、漢字の面白いところは「言葉遊び」に使えるところで、
よくTVのクイズ番組だったり、教養番組なんかでも用いられていますよね。
例えば、「働」という文字は「人が動く」という
2つの文字の合成と考えることができますよ、みたいなものです。
(みなさんは、こうした漢字の成り立ち解説はお好きですか?もし好きなものがあるなら、ぜひ教えてくださいね。)
よく言われるものは「愛」でしょうか?
「心」という字が真ん中にあって、それを挟み込むように「受」という文字のパーツがある。
心を受け止めるのが愛なんだ、なんてお話。
書いているだけで恥ずかしくなってきます(笑)
そんないい意味に感じる言葉遊びもできる一方で、
最近わたしがふと気になったのが、人の夢と書いて儚い(はかない)。
・・・なんだか意味深ですよね。
CCの中には「夢を叶えるために!」ということを
CLに対して語ったり、時にその方向へと事を運ぼうとすることもあるようですが、
人の夢は儚いものだと言われると、ちょっぴり寂しい気持ちも湧いてきます。
本当にその意味で儚という漢字を創ったのかどうかはわたしにはわからないのですが、
寂しい気持ちもありつつも、でもやっぱり、CCは万能ではないし、
CLの夢は「実現させるもの/そうでなければならない」となってしまうと、
それはそれでずいぶんとおかしな話になってしまいますね。
わたし個人としては、「儚い」の意味の中に、
どんなに頑張っても100点は絶対出ない。
CCが自分の影響力を意識した時点でCL中心でない。
CLとかみ合わなかったり、すれ違ったりする可能性は避けられないけど、
でも明日もCLのためを想って、この仕事をやる。
といった、CCという仕事ならではの葛藤を見出していました。
みなさんは、どんな印象を抱いたでしょうか?
機会があれば、ぜひ教えてくださいね。ゆっくりお話しできると嬉しいです。
さて、今回の記事はいかがだったでしょうか?
新コーナーとして2つ目の記事ですが、メールニュース”LABO Letter”のバックナンバーとして、
そして、弊社やわたし自身の考え・視点をお伝えする場として、
引き続き、ぼちぼちと発信していけたら良いなと思っています。
今回のひとりごとも、何か少しでもみなさまの良い気づきになれば幸いです。
よろしければ次回も、わたしのひとりごとお付き合いくださいませ。
それでは、また。