12/28(木)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接実践編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この日は弊社が実施する2023年最後の講座になりました。
年が明けると試験本番まではあっという間ですので、年内にもう一段レベルアップをしたいなと
考える方たちがたくさんいらっしゃったのでしょうか、この年度末の忙しい時期でも
20名を超える方々に講座にお越しいただきました。ありがとうございます。
それだけ、1級の面接試験で苦労している人がたくさんいる、ということですね。
合格率1桁の壁はやはり厚いのだなと実感します。
それでも、何とかその壁を破ろう、超えようという方たちに向けて、
わたしもできる範囲でのサポート・指導をさせていただきました。
今回はロールプレイが2ケースでしたが、ロールプレイ中や口頭試問の中で、
1級受検者によく起こりがちな躓きポイントがあったかと思います。
ロールプレイをした方も、見学をしていた方も、
動画やチャットの記録などを使って復習をして、よく起こりがちな躓きに対して
この年末年始の間にしっかり準備・改善をしておきましょうね。
それでは、ここからは講座の要点をわたしと一緒に振り返っていきましょう。
当日ご参加いただいた方は復習に、参加できなかった方は新たな気付きのために、
指導レベル(1級)への到達・合格に向けた成長に繋げていただければ嬉しいです。
前回の面接準備編・お手本編の記事でもお知らせしましたが、
今月下旬から、振り返り記事を音声配信形式に切り替えています。
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接実践編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も、すごく熱心なコメント・感想をたくさんいただいております。
なるべく多様な意見・多様な気付きになるようにピックアップしましたので、
この記事を読んでいるみなさんにも、参考になれば幸いです。
1級面接実践編 参加者の声
具体的な展開ってどういうことかについての理解が深まったように思います。指導方針を定めて、そこから事例内容を材料にして、キャリアコンサルトとしての成長につながるための具体的な改善点を一緒に考えていくことが具体的な展開なのかと私は捉えていますが、指導方針を共有して、(問題に気づいてもらうように働きかけしながら)具体的な事例と照らしながら、改善点を考えていくためには、指導方針と具体的な事例の2つがセットでないといけないなのかなと感じました。
具体的事例だけでは事例そのものの検証に留まってしまうし、指導方針だけでは、どこをどう改善したらいいのか精神論に終わってしまう可能性が高い。この2つはセットで指導していくことが必要だと改めて思いました。
あとは、事例相談者の説明を聞く上での、Aメロ、Bメロ、サビの考え方です。事例相談者の考え方や意図、大切にしていることを中心に聞いていくというメリハリの付け方をお聞きして、大変気持ちが軽くなりました。「全部、全力で」というマインドになっていたので、力の抜きどころというか、肩の力を抜いて聞くことができる気がしてよかったです。
他には、「⚪︎⚪︎しましたか?」を使わないように気をつけようと新ためて感じました。質問をすることで、事例相談者の面談がうまくできなかった思いを増長させてしまうことにもっと自覚的にならなければと気づかされました。他にも、(自分の手持ちの)カードがなくなったら、事例相談者に問いかけるという例えも印象に残っています。指導者が勝手にカードを返さない等、改めて事例相談者が主役であり、事例相談に合わせた指導が求められていることを感じました。本日もありがとうございました。
あっという間の3時間でした。講座内容は受験者としての面接試験への心構えもさることながら、キャリアコンサルタントとしての基本姿勢、相談者の利益、成長を何よりも意識し日々の目の前のCLに向き合う覚悟の必要性を改めて、八阪先生の言語化により、私自身のキャリアコンサルタントとして手探りの中でのこれまでの姿勢を肯定して頂いたようで感動いたしました。
CLを傷つけず、常に自分自身は透明人間でありたいという思いで日々目の前のCLに関わってきました。資格試験の学びの中で、合格がゴールではなく、この学びの中で、自分自身に襟を正し、研鑽を積むことを今後も続けたいと思っております。
そして講座内での印象的なアドバイスとして、「ロープレ内での自分を客観的に捉え、歌のサビのようにCLの発言した印象的フレーズを記憶し、口頭試問でも答えること。」のポイントも、まさしくこれまでの自分が2級実技試験の口頭試問の際に、面談場面を写真で面談内での場面を記憶として切り取り、必死に口頭試問で答えてきたことと繋がり、「これで良かったんだ」と安堵しました。
最近のLINEで頂いた情報の中で、私の面談の癖は「シマリス」タイプとの結果を最近知り、つい、多くの情報を得すぎる癖があることをズバッと指摘されたことは新たな気づきとなりました。
今後もより自分自身を俯瞰で捉え、実技試験へ向けラストスパートをかけていきたいと思っております。終わりの無い自己研鑽を続けていきます。又の機会にぜひまた学びの場に混ぜて頂きます。ありがとうございました。
今回も見学とうい立場でしたが参加させていただき、貴重な学びの時間になりました。今日は2ケースでしたので、少し長めのフィードバックの中で、事例相談者の方に気づいてもらうために大切なことは何か、の理解が深まったと思います。
心構えとして、相手に対して敬意を持ち続けられるか、ということ。頭ではわかっていても、ついどうしたらわかってくれるだろう、と焦る自分もいます。事例相談者の方がやろうと思ったこと、精一杯やったというプライドを受け止め敬意を持つことが前提であるということを改めて確認できました。キャリアコンサルタントの仕事はどういうことか、という問いも、自分なりにまだ腑に落ちない状態ではあります。試験対策と同時に、キャリアコンサルタントの役割を振り返る機会でもありました。ありがとうございました。
『改めて学んだこと』
・面談中、ずっと自分の思い通りにはいかないこと
・面談中、どうすればいいのだろうか?や、どう進むのだろうか?とか不安が出ること
・その不安な気持ちによって、苦しいと感じ、追い込まれるような感覚があること
・追い込まれると自分の地が出ること
→だからこそ普段の自分を見つめ直すことが必要の認識(地が出たときの回避テクニックや地が出ないトレーニングではなく)
・聞いてるだけでは学びは少ない、何らかの発声等のアウトプットによって学びが深まったり、ズレの少ない学びに近づくこと
・放課後の他参加者との時間にもたくさんの学びや気づき、振り返りのヒントがあること
『新たに学んだこと』
・何か1つの対応によって関係構築が深まる場合のみではなく、小さな積み重ねで(結果)どんなことでも話していいんだ!という関係構築について明確に認識しました
・逆に誰の意図か?と確認をしたほうが良いと思われることであっても、最初から何度も問いが続くことで小さなストレスとなり、一定を超えたときに受け入れられない感情が発生することがある(平気な表情をしながらもダメージが蓄積され、終盤耐えきれなくなるボクサーのよう)
今回も講師やスタッフ、他参加者の方々にたくさんの学びをいただき、ありがとうございました。
引き続き、よろしくお願いいたします。
私が【スーパーバイザー】という存在を知った1番最初は産業カウンセラー養成講座でした。『どうしても困った時には周りの先輩や上司に相談することも方法のひとつ、でもどうしても解決しない問題があれば勝手に自己判断せずにスーパーバイザーという存在の先生がいるので相談してみましょう。必ず力になってくれます。自分自身が成長することは相談者の利益に繋がることです。』と教わりました。その話を聞いた時に私は、【スーパーバイザー】って『雲の上の神様みたいな人なんだな。そんな神様みたいな人に相談行くって何か怖いな』って思ったことを覚えてます。
今私は、そのスーパーバイザーになりたいと思って挑戦しようとしてます。自分が1級の勉強を少しずつ始めて思うのが私みたいな普通の人間でも1級の勉強をしていて、私のその目的は指導者ではなくて困ってるCCのお役に立ちたいCLのお役に立ちたいという思いだけです。だから気軽にSVに相談してほしいっていう思いがある一方、それはSV側の考えで、相談に来た2年目のCCはやはりSVを神様の様な存在と思ってるかもしれないなと考えてます。
それでも相談にきたCCの気持ちを大切にSVから見たら簡単なことでもCCにとっては重大なこともあるだろうなって思いました。だからこそメロディのサビがどこにあるのか、限られた時間の中でCCの為に時間を使っていただく為にはそのメロディを覚えるのではなくて感じることが大切なのかなと思いました。
普段の相談業務も人それぞれの環境で関わり方のスタイル(癖)ってできるのかなって思います。例えば学生さん相手だとより優しくとか、一筋縄ではいかない人ばかりを相手にしている環境での相談業務だと普段は強めに突っ込んだ言い方をしなければ前に話が進まないとか。普段の自分のスタイル(癖)ってどうだろう?とあらためてこの年末年始に振り返ってみようと思います。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
見学者がいる中でのロールプレイはプレッシャーや緊張もするものですが、
それでもこの画像の様子を見ていると、緊張の中でも穏やかな表情・態度を保つことで
指導の現場が温かいものになる、というのがよくわかりますね。
試験本番でも、こういう関係性の中で30分間を過ごすことができれば、
「怒られるかも…」「ダメ出しされるかも…」という不安を抱えつつも
それでもCLのために上達しなければいけないと思って
勇気を出して個別指導に来てくださったCCさんのお気持ちに応えられます。
自分が受かるかどうか、どううまくこなすかという考えは捨てて、
目の前に来てくださった方のためにBestを尽くすにはどうすればいいか
という視点で指導に臨むようにしてください。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
弊社の1級CC対策講座 特集ページのご案内
弊社が企画・運営する1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
詳しくは「1級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
ボタンをクリックしてご覧ください。
みなさまのお越しを心からお待ちしております。
※7/11に一部講座の日程変更を発表しています。
以下のボタンから、変更した日程も併せてご確認くださいませ。