1/21(日)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接実践編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この日もまた、午前・午後のダブルヘッダーで面接実践編の開催になりました。
今回はご新規さんがいらっしゃらず、みなさん弊社の講座に過去に参加したことのある方ばかりで、
なんとなく「仲間意識」だったり「クラスメイト」のような感覚もありました。
この仲間たちの中から、春にどれだけHappyな結果を得てくださるか、
それを楽しみにしながら指導・サポートをさせていただきました。
もちろん、ご新規さんがしっかり結果を出されても嬉しいですし、
難関試験を突破したことをすごいと感じるのですが、
何度も来てくださっている方が、やっと成果を手にしました!という瞬間もまた、
わたしにとってはすごく嬉しいので、今はそうなれるようにわたしも力を尽くしたいです。
今回も、初めて言ったコメントもたくさんあったと思うので、
今まで繰り返し伝えていることにプラスして、新しく学べた・聴けたことを
ご自身の中に落とし込んでいただければと思います。
それでは、ここからは今回の講座の要点を振り返っていきましょう。
当日ご参加いただいた方は復習に、参加できなかった方は新たな気付きのために、
指導レベル(1級)への到達・合格に向けた成長に繋げていただければ嬉しいです。
なお、昨年の12月下旬からの取組として、
講座内容の振り返りをstand.fmによる音声配信形式に切り替えています。
これまでのように記事に書かれた文章を読むのとはちょっと違ってきますが、
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接実践編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も、すごく熱心なコメント・感想をたくさんいただいております。
なるべく多様な意見・多様な気付きになるようにピックアップしましたので、
この記事を読んでいるみなさんにも、参考になれば幸いです。
1級面接実践編 参加者の声
1回の講座で、ロールプレイされる方と八阪先生、4人のそれぞれの指導を拝見できる、そして振り返りするためのサポートもいただけるとても濃い講座だと感じています。
みなさんから、「これは素敵だなあ、まねしたい」「いいなあ、でも私にできるかなあ(自信ない・・・)」という様々な思い、そして、他の方の姿を見られるからこその「私らしい指導者とは?」(もちろん事例相談者さんに役立つ、は前提です)を考える機会になっています。
特に「主語違い」「状態違い」は私自身になかった視点です。また、端的にキーワードのように表現してインプットしやすくしてくださる八阪先生の”わかりやすく表現する力”を改めて感じました。
私自身、課題として「ふわっと聞いてしまう」「気づけ~と引っ張ってしまう」を抱えています。前者は、具体性がなかったり、大きな問いで、事例相談者さんの振り返りを止めてしまうことになるし、後者は自己主張を強めてしまう働きとなり、たとえ事例相談者さんが振り返りモードとなっていたとしても切り替えてしまうことになります。「見通しをもって聴いていく」を自分がやれるようになったらいいのですが、まずは、他の方のロールプレイや八阪先生のコメントについて考えることからスタートします。
昨年からお世話になっておりますが、「これ、八阪先生が昨年も言われていたなあ」と思う言葉がたくさんあります。指導の本質や大切なことだから、当たり前ですが(先日の倫理綱領についてのひとりごとにも通じます)、それが今も自分ができていないのがもどかしいです。
チャットの途中に、「深入り」「焙煎?」なんて合いの手もありましたが、それくらいゆとりをもっていられるといいのでしょうね・・・なんてことも思いました。
引き続き、がんばります。よろしくお願いいたします。
回数を重ねているからか、今回は少し余裕を感じました。役作りの順番を決めたとき、「うん、注意しなきゃいけないことあったっけ」と考えられたこと。必死に考えていたら、別部屋から戻るのを忘れていました。注意したことは、できるだけゆっくり話していこう、相手に合わせて話したら失敗するぞと自分に言い聞かせました。多く話す人は楽なことが分かりました。
CLの問題、CCの問題を話してくれる。八阪講師が「できているところを話してもらう」ということが実感できました。ボールは投げられませんが、「こことここで自分は相手のことを励ましている」と言ったことをメモ(頭に残らないので)し、多く話されてから伝え、取ってもらえないとき相手に上手に伝えるといいのかな~と思いました。
とにかく多く話される方は、わかりやすいのではないかと感じたRPでした。事例指導役は、日常感じていたことを演じてしまいました。反省しています。
今回3つのケースを見せていただきました。当然ですがケースは同じでも演じる人によって違いがあること、事例相談者の固有の思いや考えの違いを理解しようとすることが大事であることを実感しました。
仮説をたてておくことは大切ですが、事例指導者がそれにこだわらないことや、問題は1つではなく複数あることを前提に、目の前の事例相談者に関わっていくことが必要であることも感じました。
事例指導者の言葉が多くなる時、私も体験がありますが、困っているとき、何か伝えようとするとき、事例指導者側にいろんな思いがよぎっている時でした。どんな状態になっても目の前の場に戻れるよう、自己研鑽が必要であると思いました。
倫理綱領が改正されて人間性がより求められているのではないか、というお話もあり、改めて自分を振り返りながら学びたいと思いました。参加させていただき、ありがとうございました。
CLのためになんとかしたい、なんとかしてあげなくちゃ!と思ってCLに関わったCCと、CCのためになんとか気づいて欲しい、なんとかしてあげたい!と思ってCCに関わったSV。本日も見事にパラレルの現象が起きていることに気付きました。
なんとかしてあげたいという相手のことを思っての行動は思い入れが強いほど熱量が多くなり、話すボリュームも多くなる。説得や説教に近い話し方でSVが話すボリュームが圧倒的に多くなり、CCは「はい」と言わざるを得ない状況になる。
誰もが相手のことを思って関わるけれど、相談をしている側よりも相談を受けている側の方が話すボリュームが多くなると、相談している側は心から腹落ちしないまま圧倒される形で「はい」と言ってしまい口数が少なくなる。「はい」と言われた側は、納得してくれたと思い込み更に話し続けてしまう。
ちょうど前日に仲間内で練習した際に私がやってしまったパターンだったので、客観的に見学させていただくことが出来ましたが、良かれと思っている関わりもCCにとってはとてもしんどいと思わせてしまうこと。改めて私の中で腹落ちして理解できた気がします。
CCが自分の面談に問題があったのかと相談に来ていても、話の内容から判断して問題がCC自身側に向いておらず、CLが悪い、環境が悪いと外に向いている場合は、指導を受けに来ていても指導を受け入れられる状態にはないこと。
また、CCが話す内容から問題点がいくつか出てきたり、話がすり替わってしまったときは軌道修正する意味でも、「これとこれのどっちをこれからの時間話がしたいですか?」と問いかけてみること。なるほど!と納得しました。CCのペースに巻き込まれてしまいそうですが、SVの頭の中で冷静にCCの状態を見て、話の内容を分析しておかなければならないのですね。
指導の場はどうしても問題に気づいてもらいたいと、SVが誘導してしまいがちになりますが、CCに寄り添い、受け止めながらCCの話す話に乗ると、自然と問題点や違和感が出てくる現象もとても不思議で面白いと思いました。いかに目の前の相手主体に話を聴くか、探るのではなく寄り添うこと、共感的に聴くこと、やっぱり原点に戻るんだなぁと今日も改めて感じることができました。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
今回もみなさんすごく熱心に学んでくださっていましたね。
ロールプレイの直前は緊張されているのですが、いざ始まるとスイッチが入って
事例指導にしっかりと集中されていました。
試験が近くなって仕上がってきていることが、みなさんの様子からもわかりました。
写真・画像を見て、少しでも当日の講座の様子・雰囲気が伝わればいいなと思っています。
過去に一度ロールプレイをした方は、それぞれに課題を抱えつつも
前よりも1つ段階を上った方、2つ3つとジャンプアップした方もおられました。
当日はチャットでリアルタイムにどんどんコメント・指導を入れていくのですが、
自分ならどんな指導ができるか、どう改善できるか落ち着いてゆっくりと考えてみてください。
ロールプレイのやりっ放し・見学のやりっ放しでなく、
復習が効果的にできるようにと思ってチャットの記録もお渡ししているので、
上手に活用してくださると嬉しいです。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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みなさまのお越しを心からお待ちしております。
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