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2月4日(日)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編)の様子

2月4日(日)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

2/4(日)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

2月に入っていよいよ1級の面接試験ももう目の前ですね。
これまで弊社の講座に来てくださっていた方からは、
「この週末が試験本番なんです」という言葉もたくさんいただいていました。

講座に来てくださったみなさんに1つ1つ指導・サポートをしながらも、
心の中では、今まさに本番を迎えている方たちの応援もしている。
そんなちょっと複雑な気持ちの中での講座となりました。

今日ロールプレイにチャレンジした方も、あるいは見学で学んでいた方も、
「あと少し、最後まで諦めず頑張ろう!」という姿勢で、
少しでも合格に近づけるようにと来てくださったのだと理解しています。

同じテーマの講座でも、毎回新しい発見があるようにと
フィードバックも知恵を絞ってお届けしたのですが、いかがだったでしょうか。
特に面談が上手くいっていない時の考え方については、
午前も午後もフォローさせていただいたので、大切に持って帰って欲しい
です。

それでは、ここからは今回の講座の要点を振り返っていきましょう。

当日ご参加いただいた方は復習に、参加できなかった方は新たな気付きのために、
指導レベル(1級)への到達・合格に向けた成長に繋げていただければ嬉しいです。

なお、昨年の12月下旬からの取組として、
講座内容の振り返りをstand.fmによる音声配信形式に切り替えています。

これまでのように記事に書かれた文章を読むのとはちょっと違ってきますが、
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「1級 面接実践編」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

今回も、すごく熱心なコメント・感想をたくさんいただいております。
なるべく多様な意見・多様な気付きになるようにピックアップしましたので、
この記事を読んでいるみなさんにも、参考になれば幸いです。

1級面接実践編 参加者の声

八阪先生、木上さん、本日もありがとうございました。木上さん、体調がよくなかったとのこと、そんな中、運営やチャット等本当にありがとうございました。どうかお大事になさってください。

今回は、約1年ぶりに参加させていただきました!!RPをした皆さんのレベルが高く、求められるレベルの高さに冷や汗です。とはいえ、1級の試験であれ、普段の面談であれ、相談者支援を行っていることには変わりません。今日は、いかに基本が大事か、改めて感じました。

・この事例相談者はどんなタイプなのか見極める重要性
先生のチャットでも毎回、書かれているのですが、見極めるために背景や言動、ノンバーバルも含めて全力でみる、きく。
・発言に対して「なぜそう思うのか」にフォーカスをして、「それはどういうことなのか」を検証している。
・事例指導者のかかわりは事例相談者に何をさせていることになるのか。ここをしっかりと意図して行っているかどうか。これが口頭試問にも関わってくる。
・事例相談者が「やろうとしたけれどうまくいかなかったこと、考えどおりにならなかったこと」について拾ってかかわっている。

一つ一つの基本が積み重なって面談の質にもつながっていくことを目の当たりにいたしました。
特に「ここが問題、と分かったときにそれを言っていいとは限らない。言っていいかどうかは事例指導者が気づいたからではない」とおっしゃっていたことが、突き刺さりました。「言い方を変えても受け取ってくれないものは受け取らない」と。私もよくやってしまっていました。

見学の立場だと「まだ事例相談者の方は、問題を提示されても受け取る準備ができていない」とわかっても、当事者としてRPをすると、言ってしまうのはなぜなのか。突き詰めると自分のどこかで、「受け取らない心境・状況の事例相談者」の状態を見ずに、「問題を把握しなきゃ」「解決しなきゃ」「なんていえば受け取るのか」等ベクトルが自分に向いているのだと痛感しました。

日々、練習で積み上げていくしかありません。面談を俯瞰的にみられるように、引き続き基礎から学んでいきます。本日はありがとうございました。

キャリア形成6ステップを面談で使ってみた。変に理論を持っていくより、会話で話すという方が相手に受け入れやすいことに気づいた。立て直しに時間がかかってしまったが、やってみないと分からないことで確認できたことである。

面談の中で同じ方向を向いているはずなのに面談が上手くいかない。CCとCLがどちらも「早く決着させたい」と思っているのにCLはCCの提案御受け入れてくれない。講師の説明で納得ができたところです。つまり、「言語的な一致」をしているだけで、「方向性」や「考え方」は一致していない事。CLの立ち位置、CCの立ち位置で考えていきたいと思います。

”問題点を提示しているけど、CCは気づかずYESというはず”そうか、ボールは問題点だとは理解できたのですが、YESと言わせることだったのかと理解したと思っていたのですが、明確になりました。
あと、口頭試問がスラスラ言えない事を気にしています。自分の事例を聴いて練習していきたいと考えています。ご指導ありがとうございました。

今回は「事例相談者の言葉(特に特徴的だと感じること)を、関係構築や問題共有にどうつなげていけるか、つなげられるならどのタイミングで、どの表現で伝えてみるか」を意識しながら見学させていただきました。
先生のコメントや事例指導者役の方がうまくとらえ、伝えておられる姿に学びが多かったです(自分で気づかない言葉もいくつかありました)。自分の力不足もあり、また当日の緊張でどれくらい頭に残せるか自信はありませんが、可能な限り少なくとも関係構築では活かせるといいな、と思っています。

あらためて感じたのは「事例相談者をよく知り」の部分。八阪先生の視点の解説に、言語や非言語から、どのような方か、今の状態はどうか?など「そのように理解されているのだ」と、奥深さを感じました。「なるほど」と思っても、実際にやるか、できるか、は大違いですが、「CCのやりやすいように」を意識していきたいと思っています。

講座の開催報告のアンケート部分を読むことも学びになります。皆さんの視点もいただきながら、気づきを広げ、深めています。その場で「なるほど」と思ったことを頭の中に定着させること、そしてさらに「できること」の違いを痛感しますが、次回ラストの講座で少しでも確かにして試験にのぞみたいと思います。

今回も見学で参加させていただきました。事例は試験として提供されているので、共通事例ではありますが、事例相談者になる人によって問題は違ってくること、それぞれ個性があり、気になっていることも違うということが、改めて理解できました。見立てや仮説をたてておくことも必要ですが、自分が考えたことにこだわらないこと、目の前の事例相談者を見ることも必要だと思いました。
そして、事例相談者も言いたいこと、わかってほしいことがあるということ。相談者に対して気持ちが聞けていないとSVが見立てることもありますが、SV自体が事例相談者の言いたいことを受け止めていかないと、進まないということも実感しました。信頼関係も築いて進めるだろうと思ったときこそ、事例相談者を理解しているだろうか、と自分に問うことも必要だと思いました。
相談者だけでなく、まずは事例相談者の味方になれるよう、意識していきたいと思います。今回も講座に加させていただき、ありがとうございました。

とても難しい1級のロープレですが、八阪先生が見守ってくださっているロープレはとても心が穏やかになり、落ちついてロープレに専念できてきた気がします。とても不思議なのですが、他のロープレ仲間と練習するときはあまりうまくいかないことも多いです。落ち着くことがとても大切だと今回も痛感いたしました。問題を共有できたあとの方策を自分なりにしっかり考えておくことも必要かと感じました。

もちろん、そこに至るまでも焦らずじっくりゆっくり、が自身の課題です。焦ると早口になり、進行も前のめりになる癖があります。最後まであきらめずにロープレでしっかり事例相談者さんに支援したいという気持ちをもって試験に臨みたいと思います。口頭試問で思い出せないことや、的外れなことを言うことのないようにしなければと思っておりますが、どうしてもそこが冷静になれないことも多いです。口頭試問までしっかり落ち着くこと、冷静になることが自身の課題であります。ありがとうございます。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

この日もロールプレイにチャレンジされるみなさまを
温かい拍手で支える姿がたくさん見られましたね。
試験まで間近に迫っている中で、手ごたえに満足できない面談になると、
どうしても不安が増してきてしまいます。

そんな時に見ている方から励ましの拍手がもらえる…。
それだけで、ちょっとした心の支えになりますね。
元々同じ1級合格を目指す仲間どうしですから、
頑張ってロールプレイにチャレンジした方を応援しつつ、
学べること・吸収できることを吸収していく。

今回も健全な学びの場を創ってくださって、ありがとうございます。
ロールプレイにチャレンジした人は、録画データ、チャット記録、振り返りメールなど、
わたしからのフィードバックの中に「これって自分の課題だな」と
気付けるポイントがあったはずですから、その改善を目指してもうひと踏ん張りしましょう!

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の1級CC対策講座 特集ページのご案内

弊社が企画・運営する1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。

この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

詳しくは「1級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
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