6/8(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~論述事例読み解き編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この日はちょうど論述試験の1週間前ということで、参加されたみなさんもお申込みの段階で
「あと1週間でできることを見つけたい」「これまでの自分の足りないところを見つけたい」と
すごく具体的に欲しいもの・知りたいことを抱えてお越しなんだな、とわかる方が多かったです。
試験本番が迫ってくると、焦りと同時に合格したい!という意欲も
どんどん湧いてくる時期になりますよね。
それが前向きになっている方も、不安という方向に出ている方も、
今回の講座に参加することで、少しでも熟練レベルならではの
「CLの想い・意図の汲み取り」について深めていっていただきたい。
わたしもそんな願いを心の中に持ちながら、当日の朝を迎えました。
読み解き編は比較的少人数で開催することが多いのですが、
今回は13名の方に来ていただいて、画面越しですがにぎやかな印象でした。
互いに交流・相互学習をする形式の講座ではありませんが、
ここで出会った方と、今後の講座でまた再会したときに
参加者のみなさんどうしで、良い学び・良い刺激が得られるような
そんなご縁も創ることができていたら嬉しいです。
さて、それでは、ここからは講座の要点を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「2級 論述事例読み解き編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も濃密なアウトプットをたくさん出してくださっていますね。
アンケート一つとっても訓練として活用して、自分を鍛えることを忘れない、
その姿勢はぜひぜひ継続して持ち続けて欲しいと思っています。
この記事をご覧のみなさまは、ご自身の振り返りのために、
そして他者の気付きとの違いを比較してそれを良い刺激とするために、
ぜひ参加者の声・気付きをじっくりと読んでみてください。
2級 論述事例読み解き編 参加者の声
今回の講座を通して、「相談者の悩みに寄り添う」ということをあらためて考えてみるきっかけになりました。
一見ポジティブな状況であるにもかかわらず、なぜ今日は相談に来ているのか。
今回「やりたいこと」が明確な相談者でであっただけに、周りに相談できていれば、ここに来ていないことを踏まえて、「周りの変化を受け入れられていないこと」への気づきを促す関わりの本当の意味を学ぶことができました。
問1については、逐語での相談者の発言をそのまま引用しながら(ある意味書き写し)解答していく、と考えていましたが、熟練レベルであれば、発言をもとに本当に何が言いたいのか,考え、まとめていく力が問われていることを認識できました。
問2については、これまで勉強してきた中では、「自己理解」「仕事理解」に加え、ものの考え方やコミュニケーション面、自己肯定感などの視点を押さえていく、という認識でしたが、相談者のケースによっては、必ずしもそれに当てはめる訳でもないこと。実際の相談の場であれば、その通りですし、試験だからそれに当てはめて考えると言うのも、ある意味ナンセンスだな、と感じました。
試験まで一週間ですが、このタイミングで、あらためてキャリアコンサルタントのあり方について再考でき、本当に良かったです。
今回の講座で、論述試験への向き合い方を大きく変えなくてはならないと思いました。熟練レベルのCCが記述する内容として、自分が書いたものがふさわしい内容か、再検討が必要だと、思い知りました。もっと早く受講すれば良かったです。
毎回八阪先生の言葉は、心にしみます。ヒリヒリすることもあります。今回がそうでした。論述は、実技試験だと言われますが、面接と同じ過ちとをしていたことに気付きました。それが即ち、自分の課題だと再認識しました。言葉の表面や文字面をなぞっているから、CLを深く理解出来ないのです。
CLが訴えたいことは何ですか?というのは、発言したことではない。言語化されていない思いのこと。CLは全て素直に話しているわけではないし、的確に言語化出来ているわけでもない。だからこそ「モヤモヤしている」気持ちをどうにかしたいと思って来ている。それを汲み取って、共感したうえで、その人に必要な気付きを促すことが出来るのが、熟練のCCだと理解しました。それは、技術ではなく「人間力」だと思います。
今回学んだことは、試験対策というノウハウではなく、熟練レベルのCCに求められている力は何か、という事でした。合格率が15%程度という難しさの意味を身をもって理解しました。でも、白旗はあげません!やれるところまで、やってみる。何なら、今まで出来なかったことを、本番の試験で挑戦します。練習で出来ないことは、本番では出来っこない、というのが通説ですが、普通のことだけをしていたら、熟練レベルではありません。型にはまらず、CLの心としっかり向き合い、理解出来るようにやれるだけの挑戦をしてみます!
今回の振り返りは、ネガティブな内容になってしまうなぁと思いながら書き始めたのに、何だかファイティングポーズをとっている自分に気が付きました。まだ日にちはある!再点検して出直します。今回もありがとうございました。
面接実践編でも感じましたが、八阪先生の講座を通して、文字として読んでいただけの相談者が「人」として見えてきて、来談するに至った気持ちが浮かび迫ってくる。熟練レベルとはそこまで捉える力が求められていると感じました。
また、問1の相談者が相談したい問題ではCLの言葉をそのまま転記するのではなく、何を言わんとしているか要約する力が求められていることを学びました。
今回の講座前にをみ逐語記録たときにDX、AIの導入の言葉を理解していない焦りを感じていましたが、問題把握はそこではないことに気付きました。今日もありがとうございました。
今回「論述事例読み解き編」に参加して、改めて”相談者理解”と”問題把握”の重要性を再認識しました。
論述も面接も相談者支援という意味では同じだと頭では理解しているのですが、何故か、論述は直接相手がいないからなのか、型にはめて解答を作ってしまうクセがあるなと反省しました。何故そうなのかと振り返ると・・試験対策として、合格したいからという自分視点からだと思いますし、何よりも、相談者の問題を深く理解しようとせず、小手先のテクニックでラクをしようとしていたのかもしれません。これが一番の反省点です。
前回はたまたま合格点に達しただけで、本質的には深く相談者に関わっていませんでした。論述こそ、相談者役がいるわけではないので、キャリアコンサルタントとして熟練レベルか否かの真価を受験者全員が平等にジャッジできる試験なんだと感じています。
だからこそ、相談者の発言の一言一句まで丁寧に読み解き、何故こんな言い方をするんだろう?何故ここでこれを言うのだろう?と何故、何故を繰り返し、常に何かあるはず・・と、まだ見えていないものを見ようとする関わりを心掛けたいです。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
論述試験が間近に迫っていることもあってか、いつもの講座以上にみなさんの真剣みが
画面越しでも伝わってくる、そんな様子の2時間になりました。
普段は割と要所でクスッと笑ったりすることもあるのが
弊社の講座の特長なのですが、みなさんの本気モードを垣間見たと思っています。
その本気度が、CLをどこまで深く理解できるのか?という方向に向くように、
この日に学んだこと・気づいたことを活かしていってほしいです。
「振り返りメール」でも書かせていただきましたが、
2級・熟練レベルだからこそ、誰でもできることでわかったつもり・できたつもりにならず、
まだ何かあるはず、まだ見えていないものがあるはずと、
CLの発言の奥・向こう側・そして手前にも注目して、めいっぱい頭と心を働かせて
言ったことだけでなく言わんとしていることを汲み取りましょう。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
弊社の2級CC対策講座 特集ページのご案内
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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みなさまのお越しを心からお待ちしております。
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