8/31(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接お手本編~
を追加で開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この日の講座はもともとのスケジュールでは予定しておらず、
数日前に急遽開催することを決定したものでしたが、
急な追加開催にも関わらず11名もの方に来ていただくことができました。
当日は台風の接近などもあり、講座を受けられる状態ではない方もいらっしゃると思っていて
「当日は少人数になるかな?」と想定していたのですが、
思った以上にたくさんの方に学びに来ていただけて、率直に嬉しく思っています。
参加されたみなさま、ありがとうございます。
もちろん、今回参加できなかった方も、
次はぜひ来ていただきたいと思っていますので、お待ちしていますね。
さて、今回の面接お手本編は、初めて第13回のCさんの事例を取り上げました。
これまではAさん・Bさんでのお手本ロールプレイが続いていたので、
敢えて事前にケースを指定しての実施となりましたが、
これで過去問題の3ケースをすべてカバーできたので、わたしもホッとしています。
ロールプレイ・口頭試問の内容は基本に非常に忠実に実施しましたので、
初めて1級に挑戦する方でも、大事なポイントは伝わったのではないでしょうか。
特別なスキルや専門的な知識よりも、目の前のCCがどれほど困っているのか、
そしてどれだけ不安を抱えながら指導を受けに来ているのか、
そこに焦点を当てて30分間を設計していたことを思い出して欲しいです。
“指導者”ではなく”CCのお手本”として、
受容する・共感することの大事さを身をもって味わってもらう。
そんな指導ができると、CC2年生の事例相談者にもスッと受け入れてもらえます。
知識やテクニックに溺れるのではなく、どういう人からであれば指導を受けたいか、
そこをベースに指導者としての関わり方を決められるようになって欲しいです。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接お手本編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
「アウトプットの質にこだわって、日常の1つ1つの場面で手を抜かないこと」と
お伝えしたこともあって、受講されたみなさんが自分で自分の課題をよく見つめて
誠実に向き合ってくださることがわかりますね。
この記事を読んでいるみなさんも、本気で1級を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。
1級 面接お手本編 参加者の声
今回の講座もお世話になりました。この「面接お手本編」に出るまで、違う講座で八阪先生が「30分ではまとめない」「事例内容はほとんど聞いてない」「関係構築は丁寧に」と仰っていましたが・・・
「そうは言っても、30分である程度まとめないと厳しくない?」「関係構築ばかりしてても・・・」と思っておりました(ごめんなさい💦)
でも、八阪先生のリアルな面談を拝見して「八阪先生、ごめんなさい、疑ってごめんなさい💦これですね!これなんですね!」と目から鱗がボロボロ落ちました。
事例相談者と丁寧に関係構築をおこない、途中、やっぱり厳しいことをやんわりとでも伝えなくてはいけない場面でも、関係構築をおこない、関係構築のミルフィーユがあったから、事例相談者も、受け入れる体制ができるのだなと、ちょっと画面越しに見ていて泣きそうになりました。
講座の最後、質疑応答の時間に、「キャリコンという職業の人が相談に来ただけ。普通の相談と変わらない」この言葉に肩の力が一気に抜けるのを感じました。恥ずかしながら、私の中で、何か、難しい理論とか、専門用語とかで対応するのが指導だろうという想いが残っていたのだと思います。「社会人2年終わった人に、仕事を教えるような対応。何も特別なことではない。専門用語は使わずに、分かりやすく伝えること」この言葉にも、泣きそうになりました。
こちらの講座は10月に受講する予定でしたが、急遽8/31に決まって前倒しして良かったです!当たり前のことを、愚直に当たり前にできるように、日々、相談者様と向き合っていきたいと思います。ありがとうございました。
本日はありがとうございました。
八阪先生がご自身でロープレを進行しながら、同時にご自身が発した言葉の意図を札で伝えてくださったことで、相談者との関わり方やロープレ中に意識することを具体的にイメージできるようになりました。それと同時にここまで俯瞰的に自分が見れないとだめなんだなあと1級のレベルの高さを改めて痛感しました。
全ての言葉を意図をもって発言し、相談者の状況をみながらながら関係構築、具体的展開どちらの方向ですすめるかを判断していくこと、まだまだ自分にはハードルが高いですが、一つ一つの言葉を大切に責任をもって発信することを心がけようと思いました。
今回の面接お手本編を受講し、「職業がCCの人が相談に来たというだけ」という八阪先生の言葉がとても印象に残っています。CCへの『指導』と考えるからややこしくなってしまうので、一人の相談者として通常通り対応することが大切なのだと改めて実感しました。
職歴2年目の方にわかりやすく説明をする、という気持ちを忘れないことも重要だと理解しました。また、2級受験の時もCLに対し、良いところの承認やねぎらいの言葉をかけるよう心掛けましたが、1級試験も同じように、そしてそれ以上に、同じ支援者だからわかるねぎらいを丁寧に対応できることが必要なのだと思いました。
今回の面接お手本編は八阪先生の頭の中を見る、面接中にどんなことを考えているのかを、振り返りで学ぶことができ非常に貴重な経験となりました。面接中にその方のクセや支援がどこにあるのかを考えつつ進める、今何をしているのか説明できるようにする、ことが1級合格には必要なのだとわかりました。2級受験の時は精一杯でそこまでの余裕が正直ありませんでした。
もっと経験を積み、冷静な気持ちで面接対応ができるように努力をしたいと思います。そして常に、相談者への寄り添う気持ちを忘れずに、最後まで面接を進められるようになりたいと思います。
今回のお手本編を受講して、事例指導者が事例相談者の問題を早期に把握していること、それを把握しつつ、面談が進む中で、それ以外の問題が出てくるのかを考えながら、気づきを促すタイミングを計っていることを知り、そんなに早く把握できるのかと驚きました。
私は、面談の説明を事例相談者から聴かせていただき、問題点を把握したとしたら、その問題に気づいてもらいたいと思って関わることで、事例相談者の間違った対応と同じ対応をしている自分に気づきます。しかし、立ち止まることができません。何とか最後まで進めよう、納得してもらいたいと考えてしまっています。
気づきを促すための、かかわり方の解説を聴かせていただいて、新しいかかわり方を学びました。「半分認めて半分はおかしいよ」というニュアンスで伝えることで、事例指導者が事例相談者に寄り添いつつ、気づき・成長できるようなかかわりができる方法です。応答の意味を聴いて今はおかしいけど、おかしいを伝えると「参りました」になるので、半分合っているけど、半分はおかしいよ~とやんわりだけど、案外、直球でボールを投げています。関係がしっかりと維持されているから、事例相談者が気づきを促すボールを受け止める準備ができていて、勘がよいからこそだと解説してえいただきました。
この方法を習得したいと思いました。そのためには、気づいたから、すぐに応答するのではなく、立ち止まったり、ケアをしたり、考える力などが求められることを再確認いたしました。簡単ではないですが、やれるようになるまで、あきらめず、できるようになるまで自己研鑽を継続していきます。これからもよろしくお願いいたします。
面接の流れにおいて、プロセスの何を行っているかが大変明確でした。事例相談者の発言について、関係構築でも問題把握にも使えると先生が言われていて、一つを見るのではなく、多面的な視点で捉えていくことの必要性に気づくことができました。関係構築はずっと維持することが大切ですが、今回面接の後半の部分でも先生が意識的に行っていたのも具体的に理解することができました。
事例相談者を第一に考えて、面談を進めていくことについて解説をしていただいて振り返ることができて腑に落ちる点がたくさんありました。よく私は、相談者の反応はどうでしたかや表情はなど質問していましたが、それが重要でないこともよくわかりました。
事例相談者役をさせていただいて、「あー、こんな風に関わって頂けると、安心できるなぁ」と何度も思いました。
特に、うまくいかなかった面談を振り返ることが出来る姿勢、自分の面談を改善しようとする姿勢、そして、CC視点の問題を把握しようとしている姿勢について、労いと褒めを頂いて、キャリアコンサルタントとしてまだ2年なんだけど、努力を認めて頂けることは、自身に繋がるなぁと感じました。私も、CCさんにこのような関わっていきたいと思いました。
また、言葉少なくなっていったCLさんと過ごした時間のしんどさを労っていただく中で、どうしてしんどかったのか➡自分で面談を引っ張ろうとした➡それはCLが望んでいた方向なのか・・・についてゆっくりと聞いて頂き、「ああ、私が自分の思うように面談を進めようとしたんだ。本当は、うずくまっていたいCLだったのに、無理に立ち上がらせようとした・・・」という気付きが生まれました。
丁寧に丁寧に関わって頂き、とても良い時間でした。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
最初から最後まで、みなさんがすごく熱心に・真剣に聞き入ってくださったことが
画面越しからも伝わってきて、わたしもすごく嬉しかったです。
この記事を読んでくださっている方にも、その様子は伝わりますでしょうか?
まだ1級の試験は申込も開始していないのですが、
今の段階から少しでも早く、ご自分にできることを身に着けていこうという
前向きなお気持ち・行動が、きちんと自分のものになっていくには、
一回見て・聴いて終わりではなくて、繰り返し何度も動画を見て学んでいきましょう。
そして、丸ごと真似をするのではなくて、ご自身の中で咀嚼して、
ご自身なりの指導スタイルに磨きをかけていって欲しいです。
CCも、SVも、十人十色であり、その人なりの良さを磨いて、伸ばしていける。
そんな指導環境を作ることを目指して、これからも一緒に学んでいきましょうね。
この記事をご覧いただいている方も、
その輪に入って来てくださるのを楽しみにしています。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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