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11月9日(土)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接準備編・面接お手本編)の様子

11月9日(土)2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接準備編・面接お手本編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

11/9(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接準備編・面接お手本編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

今回はおよそ1か月ぶりの『面接準備編』&『面接お手本編』という
組み合わせでの講座開催となりました。
わたしも今シーズンはこの組み合わせが非常に気に入っていて、
午前も午後も、どちらも非常に濃い内容の講座になったかと思います。

まずはご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
当日は頑張って最後まで聞いてくださいましたね、お疲れさまでした。

午前の『面接準備編』は、新規の方が圧倒的に多いので
「どんな方にお会いできるか」をいつも楽しみにしています。
初めてお会いした方でも、この時期になると面接試験へのソワソワがあるようで、
手探りでロープレを練習してみたり、書籍やネット情報を当たってみたりと
「動き出してはいるんだけど・・・」という方が多かったように思います。

午後の『面接お手本編』も、この講座は初めて来ました、という方が
比較的多かったのではないでしょうか。
初めてみた1級CC技能士の面談は、どんな印象だったでしょうか?

今回の講座は、午前も午後も、他所ではまず教わらないような
熟練レベルとして求められている支援のレベルや、
CC自身のあり方・姿勢について徹底的に学んでいただきました。

CL第一の支援・相談者との信頼関係構築が、決して綺麗ごとや掛け声だけでなく、
本当に実践できるようになることが求められているのが2級・熟練レベルです。
今日の学びをきっかけにして、「知ってる・見たことある」ではなくて
「本当に自分ができる」に近づいていけるよう、今日から一歩ずつ前進していきましょう!

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「2級 面接準備編」の振り返り

「2級 面接お手本」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も濃密なアウトプットをたくさん出してくださっていますね。

15%の合格率を突破していける人たちが、どれだけアウトプットにこだわっているのか、
その熱意や意欲を感じ取って、この記事を読んでいるみなさんの良い刺激にして欲しいです。

2級 面接準備編・面接お手本 参加者の声

まず冒頭、受講開始時の八阪先生の在り方が大変勉強になりました。
PCの読み込みが遅いという場面でしたが、「この子も頑張っている」と表現されましたね。PCのレジリエンスを信頼しているんだなと、心動かされました。私なら、みんなが待っているのにと焦りPCに苛立つ場面ですが、先生のその在り方で、これから始まるこの講座がどんな雰囲気なのかも伝わり、緊張がほぐれました。

CLが何をして欲しいのか、どこを扱って欲しいのか、どう言って欲しいのか、徹底的に悩み続けることが「CL理解」。CLが言われたいことを言う。「simpleだけどeasyではない」この言葉はCL理解を端的に表し、徹底的に悩み抜くと言う言葉にも繋がっていますね。「CLを舐めるな!」と先生は仰りたかったのではないでしょうか?

どちらを選んでも最悪な事例、この場合ビビって少しでもポジティブな方に目がいくようにと誘導してしまいそうですが、「CLはこの時間をどう過ごしたいのか?」そうなんですよね、この時間はCLのものでどう過ごすかもCLが決める。それなのに、無理やりポジティブに目を向けさせられるCLは悩んでやっと行動してここに来ているのに。「前を向く」と「ポジティブになる」は似て非なるものですね。

CLの話したこと、相談したことは一部にしか過ぎない。「話したい」「相談したい」ことを汲み取る。全て話してくれていると勘違いするな!ですね。「話されていないことに本音がある」肝に銘じます。

沢山あるのですが、目から鱗、いやヒレまで落ちた部分について。「プライベートの話はCLから話出さない限り触れない!」今まで国キャリ受検対策のCL役を何度かしていますが、突然のプライベート質問が嫌でしょうがなく、そして聞くのも気が引けていたのです。「自己理解・仕事理解が足りない」と言う言葉!これも上からだな〜と思っていたのに便利で使っていた私の馬鹿!そして、「CLはCCの知らないを穴埋めするために来ているんじゃない!」CLの仕事の情景は映像が浮かぶのですが、休みの日、仕事から帰ってどんな様子か?まではイメージできていませんでした。徹底的に悩み抜く「CL理解」を目指します。

本当に有難うございました。本物を目指し、自分の違和感に目を逸らしません。こちらの講座に出会えて本当に良かったです。これからもよろしくお願いします。

今回受講して、本当に驚きました。合格するためだけではなく相談者第一を徹底すること、この言葉を聞いて目の前が明るく照らされたように感じました。なぜかというと、先日2級受験に向けて、1級技能士の方の指導を2回受けてとても落ち込んでいたからです。
その時指導された内容は、本日やってはいけないと言われた事ばかりでした。その内容を一部お伝えすると、本人ではなく家族(本当にプライベートなこと)のことを詳しく聞け、質問が少ない、時間配分ができてない、何分ごろに要約して問題共有をしろ等々〜。合格に必要な内容と言われ質問もできず、理由も分からず。なぜその質問が必要なの?20分で終了するための時間配分って無理では!?と悩んでいました。

今回受講で、その違和感を払拭することができました。相談者第一について根拠をもって説明していただき、なぜ大切なのか、どんな影響をもたらすのかなど、基本的な考え方や姿勢を改めて理解することができ、頭がスッキリしました。今後も、相談者が安心できる関わり方を意識してきたいと心から思いました。
また、関係構築が先と思っていましたが、相談者が先に問題を話しているという周知の事実をご指摘いただけたことは、目から鱗でした。関係構築にこだわるあまりの盲点だったなと気づけたのは本当に良かったです。わざわざ相談に来られたこと、私に大事なことを話してくださることを受け止めていくことで、関係を作るのではなく自然と作られていくんだなと感じました。その中で無理に質問をしなくても、訴えたいことも見えてくるようになるのでは?とも感じました。

そこで、私が次の面談で実践したいことをお伝えします。
・相談者が見ている景色を自分の見ているように想像し、相談者が話したいことを話していただける関わり方を意識する。
・相談者が今話したい話を聞くことを優先すること。
・相談者の分かってもらいたいことに集中し、誠実に向き合うこと。
・相談者の分かってもらいたいことを聞いた上で、自分が感じたことを配慮を持ってお伝えすること。

私が何となくこんなふうにできたらいいなとイメージしていたことを、今回受講したことで言語化することができたように思います。この内容を実践できるようになり、上達する過程で2級受検→合格につながれば嬉しいです。ありがとうございました。

気づきは大きく3つ。
①関係構築の大切さと難しさ、改めて考えさせられました、心に響きました。
・関係構築が雑
・相談者に受け止めてもらえるか、ここまで物事を噛み砕いているか
・合格率15%の壁を破るにはテクニックではカバーできない
・試験に受かることを考えている、それでその人をのことを信用しようと思うか、関係構築できたといえるか
・相手を大切にするとはどんなことなのか
・書いてある通りにやるのがいいのではない、相手の背景、環境に合わせているか、こう書いてあるからコレでいいではない
・違うところに問題がある、まだ言いきれいていないことが残っていると思うことが重要、これが関係構築
・何をわかって欲しいのだろう、何を受け止めて欲しいのだろうと考え続ける

②事実を理解しようとしてしまうこが自分本位であること。相談者の心が離れてしまう、そう感じることがある。
・相談者はあなたの知らないことを埋めるために来ていない
・事実を理解しただけで相談者を理解したわけではない、
・相談者の情報を奪い取る訊き方
・この人にわかってもらいたいと意欲が湧いてくる面談、そのために何をしたか説明できるか

③抵抗を受け入れることはできるが、面談が袋小路に入ってしまう、なんとか話してもらう、糸口を見つけないと、と思ってしまう。
・これはただのトーク、プロに頼む必要がない
・プロとして相談に乗ってくれると期待している

人事部という部署がら、相談に乗ったり、話を聞く機会が多くあります。
キャリア相談ではないですが、全社的な施策を進める際は、関係者も多く利害関係が複雑に絡み合ってるため、それぞれの背景や気持ちを理解しないと協力を引き出したり調整することが難しく、力不足を感じることが多くあります。
また社員の相談を聞いているとき、堂々巡りの話を聞くことに抵抗はないのですが、どうしてあげたらいいのはわからなくなってしまったり、心の底でそんなこと言っても仕方ないじゃない、と思っている自分がいて、今日の講座を受けて恥ずかしい気持ちになりました。問題解決に走りがちで、自分の知りたいことを聞いてしまっています。
見直すべき点は理解できたが、具体的にどうしたらいいかまではまだわかっていないので、この次の講座に進みたいと思います。私が熟練レベルを目指す目的は、社員、部署、社員のパートナーになりたいからです。

まず冒頭、関口さんの仕事がなくなってしまう発言に対して、「仕事があるのが当たり前の状態で急に無くなるのは、空白ができるような。」「すごくわかります」←との発言。本当に恥ずかしながら同じ場面で「すごくわかる」とは私は言えないなと思いました。伝え返しか要約をするところ。自分の共感では足りないのではないか?よくわかるなんて言っていいのかな?と考えてしまいます。もちろん、八阪先生が関口さんのこれまでの40年や週2勤務になった現在の休日や平日まで想像できているからできること、共感の深さと広さの熟練レベルを実感しました。汲み取って、「あなたの話したいことってこうだよね?」と伝える。間違っていたらそれも受け入れるだけの話。間違いを犯したくないんですね。

急に話が好転したりどんどん進むようになると、警戒。これも恥ずかしながら「動き出した」と食いついちゃいます。しかし「ポジティブなあなたはOK、ネガティブなあなたはNG」のメッセージを送ることになる。こんなこと私が一番されたくない事で、それを無自覚にやっていることに思い至り、本当に本当に申し訳なかったと思いました。実生活でも、家族が落ち込んだ様子なら、自分が落ち着かないからという理由で盛り上げたり、「家ん中で景気の悪い顔せんといて!」と怒ったり。自分自身に対しても、沈んだ自分を許せなかったんですよね。落ち込むのも、前向きになるのもその人の権利ですね。

「CLにとって理解しやすい例え、伝わりやすい言葉で伝える」今回は小学校の先生で、期間満了を卒業と言い表され、変な言い方ですが、とても美しい面談だったと思いました。過去事例を、このCLにはどんな例え、言葉が伝わりやすいだろうか?と言う視点で眺めましたが、浮かびません。CL理解を深めます。このCLの平日は休日は?朝は?昼は?夜は?寝る前は何を思う?過去事例一人一人についてやっていきます。わくわくしてきました。

口頭試問も素敵だなと思いました。「CL自身が一番大切に思う仕事に向き合う姿勢」CLがここにいて聞いていてほしい、「このCCは、こんなにあなたのことに真剣になって考えてくれてますよ」と伝えたいなと。そこには自己理解も仕事理解という言葉もなく、本当の伴走支援を見せて頂きました。愛ですね。CLを丸ごと受け入れ、信頼する。講座に参加し目指すCC像が明確になりました。有難うございました。

関係構築の重要性、相談者第一の考え方を改めて原点に戻って学ぶことが出来ました。
面談を進める上で、関係構築をして、問題把握…ではなく、問題把握が先にあり、関係構築はその後についてくるもの、ということを伺いすごく納得出来ました。

相談者が何を話したいのか、この相談の時間をどう使いたいと思っているのか(前に進もうとしていない相談者もいる)、丁寧に関わり、面談の中でずっと考え続けること、相談者の見ている景色を想像して、自分も同じようにイメージして感じられるように努力していきたいです。
また、当然ながら相談者は悩んでどうにもならなくて、キャリアコンサルタントを選んで相談に来ているので、ここに来るまでの相談者を想像してきちんと面談に向かうことを忘れずに対応していかなくては、と思いました。

相談者に対しての質問も、あくまでもそのタイミングで相談者にとって必要な内容であること、自分がなぜそれをするのかということを自分の言葉できちんと出来るようにすること、面談しながら、自分の頭の中を状況を整理して説明することは、本当に難しいと感じますが、日々の業務でも意識して取り組んでいきたいと思います。

過去問の面接事例についても触れていただき、限られた情報から相談者の置かれている状況をそういう風に捉えていくのか、という視点のポイントをいただきました。まだまだ自分の知識や技術の足りない部分や勉強しなくてはならない事がたくさんありますが、少しでも前に進めるように努力していきたいです。

相談者が安心して、この人に話したいと思ってくれること、この人に相談して良かったと思ってくれること、相談した後には少しでも気持ちが軽くなって、前に進める気持ちや自己実現ができるようにサポート出来るキャリアコンサルタントになれるよう、相談者第一の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

ロープレ場面で、まず最初にCCがCLへかけられた言葉「お話しできるところから…」は、CLの緊張を解し、安心感を与える言葉であり、CLを第一とするCCの気持ちが込められているのを感じることができました。CLとの関係構築は、面談前から既に始められていることも伝わってきました。
ロープレの全体から、CLに寄り添うことは、ただ単に相槌、頷き、伝え返しをすることではなく、CLと同じ景色を見て感じたことを端的に伝え、CLに分かってもらえている気持ちを抱かせることのようにも思えました。

ロープレ後の振り返りを区切りながらの解説は、とても分かりやすく、先生の思考の分解のようでもあり、面談中の手持ちカードの謎解きのようでもあり、集中してお聞きすることができました。
最後に、参加者の皆さんと試験に向けての取り組みを含めた情報交換ができたことがとても有り難い思いと、お時間を作って頂いたことへ感謝を申し上げます。

今回は八阪先生がCC役をしてくださったRPを拝見して、非常に勉強になりました。正直、このレベルに到達するにはどれぐらいになるのだろうと呆然してしまいましたが、サポートの木上さんが「このRPは上手過ぎるので、このレベルまでは求められてないので大丈夫ですよ」と神の一声があり、安心しました。
とはいえ、キャリアコンサルタントという専門職を続けていくには、八阪先生のレベルにまで到達するまで努力しつづければならないという思いも改めて感じました。

CLが友達でも家族でもなく、わざわざ専門家に相談する理由を考える(これは八阪先生が以前から仰っていましたが)、その意図や重みを受け止めていかなければならないと考えます。これを念頭におくと、家族や上司に確認してみましたか?等といった発言は出てこないんだなと感じました。
→これは、よくやってしまう問いかけなので今後注意したいです。

そして、今後は面談中に、ここは信頼構築、問題把握、気付いてもらった瞬間、具体的展開等、自分の頭の中で整理しながら進めていく訓練をしていきたいと思います。ただこれは、私自身には、なかなか難しいハードル高いレベルなのですが、自分の出来そうなことから一つ一つこなしていこうと思います。

本日の八阪先生のRPから、言葉尻を捕らえる(キーワード)をまず挑戦していこうと思います。先生がお手本で見せてくださった、問題把握してもすぐに出さない、手綱をひく、等は高レベルすぎるので、私自身には難しいそうですが、解説を伺って、CLにとってはどうしたらいいのかを捉えると、そういう関わりになるよね、と納得する部分なのですが、これを面談しながら把握するのは、かなり難しい・・と感じております。
ですが、CL第一を念頭においておくと、(当たり前のことなのですが)おのずとどう関われば最適なのか、少しずつなのですが、分かってきている自分がいます。とはいえ、実際、面談で出来るとはまた別ものだと思うので、日ごろから注意していくことが大事だと改めて感じました。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

午前は座学が中心でしたので、すごく真剣に画面を見つめるシーンがたくさんありましたね。
今回の参加者さんは、メモも熱心に取っておられていたのが印象的でした。
また、午後のお手本編も、特に解説編になった時のみなさんの目つき、そこから見て取れる熱意が
すごく伝わってきた3時間になったかなと思っています。

写真や画像から、少しでも参加された方の真剣な様子と、
できればちょっと楽しんでいるところも伝わってくれたらうれしいです。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

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まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

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