11/10(日)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接実践編・面接事例読み解き編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この日は今シーズン初めての組み合わせで、
午前が参加者どうしでロールプレイをする『面接実践編』で
午後にその面接事例をどう捉えれば良いのか解説する『面接事例読み解き編』ということで、
実践と振り返りを1日で行う形でお届けさせていただきました。
そうはいっても、連続参加の方があまりいらっしゃらなかったので、
組み合わせの仕方は弊社としては再検討が必要になりそうですが…。
受講されるみなさんにとっての「学びやすさ」は、まだまだ追及していきたいです。
午前の講座では、弊社の講座でのロールプレイを初めてする方と、
再チャレンジの方と混じっている状態でしたが、
どちらの方も自分なりの課題感を持って臨んでくださっていました。
どうしても面接試験への不安があると、「とにかく経験を積もう」と
闇雲にやってしまう人が出てくるのですが、各自で課題を持って臨んだり、
前回からの改善を目指すなど、主体的に臨んでくださっていたのが印象的でした。
午後の読み解き編は、録画にもご協力いただきながらという状態でしたね。
ご参加いただいたみなさま、ご協力ありがとうございます。
解説している最中に、「ハッ」と気づくシーンがたくさんあったかと思います。
1級ならではの見方、特に思考の深さについて、ご自身の読み解き内容と比較して
どこまで突き詰めて考える必要があるのかを振り返ってみて欲しいです。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接実践編」の振り返り
「1級 面接事例読み解き編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
「アウトプットの質にこだわって、日常の1つ1つの場面で手を抜かないこと」と
お伝えしたこともあって、受講されたみなさんが自分で自分の課題をよく見つめて
誠実に向き合ってくださることがわかりますね。
この記事を読んでいるみなさんも、本気で1級を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。
1級 面接実践編・面接事例読み解き編 参加者の声
3人の方のロールプレイを見学させて頂き、客観的な視点で大事なことを学ぶ貴重な機会となりました。また、改めて1級試験の難しさ・奥深さを再認識させて頂きました。特に大事なことを以下に記載させて頂きます。
①「SVが手本になることとは、どういうことなのか?」
言葉では簡単ですが、実践するのは大変難しいです。私は前回これができておらず、落ちてしまったことを痛感しました。「SV自身が、CCを尊重し、CCのお話をとことん傾聴し続けること」「30分は全てCCのためにあるものだという姿勢を崩さないこと」をマインドとしてこれから持っていきたいです。それができれば、CCは「すっきりした、来てよかった」と思って下さるはずです。そういう関りをCLにもして頂くことができるようになることが事例指導の本質だと感じました。
②CC→CLと同じ構図でやってしまう失敗について。
「問題を探し当てる→問題に気づいてもらう」これではCCに拒絶されてしまうのに、それがこれまで事例指導の目的であるかのように勘違いしていました。「CC自身は問題に向き合う準備ができているのか」そこをよく観察しながら、前に進めようとは決してせず、CCのペースにとことん歩調を合わせて関わっていきたいです。
③CCの癖や傾向を捉え、その背景にはどんなことがあるのかを理解しようとする関わりを意識していきたいです。
経験則や定型パターンではなく、目の前のCCのことをわかろうとする大切さを痛感しました。そのCCに合った目標や方策を一緒に考え、その方に効果がある面談をしていきたいです。
④事例ケースの内容の詳細に焦点を当てすぎないことです。
ケースは1つの事例として扱い、そのケースを振り返ることによって見えるCCの癖や傾向を捉え、汎用的に成長できる視点で考えていきたいです。
⑤SVから見えている視点・課題を伝えつつも、その方向に引っ張らないことです。
まずはCCから出てきた課題に対して向き合うことを優先し、そのあと可能な範囲でSV視点を伝えながらも必ず「それについてどう思うか」CCに投げかけていきたいです。
⑥「自分は正しい」を主張し続けるCCへの対応について。
絶対に焦らず、ベンチの横に座るような気持ちでゆっくり聴くこと。主張したいお気持ちに受容・共感し、カタルシスの効果も感じてもらう。以上です。本当にありがとうございました。
本日は、CCの対応の仕方を中心に見ていこうと思って臨みました。「話の内容はスルーしていますよ」がよく理解できました。全部聴こうとし、結果的には何も残っていないの多い私の場合は”そういうことか”と確認できました。
問題把握の拾い方「面接で自己PRが上手くできない」という発言に対して、CCが見つけた自己PRができないのであれば、自己分析を練り直そうと話し受け取ってくれた。⇒CLが置き去りになっていると瞬時に気づく⇒文章で書かれていてもスルーしてしまうことが多い。言葉では聞くことに集中しているが、CLが置き去りであると気づかなければいけないことを教えていただきました。
主語が変わってしまっていることにも気づいていませんでした。”あれっ”と思っても話は進んでしまっている。ここて”反復すればいいのかな”と思いながら聞いていました。3回目のケースで主語をCCに充てていたのが印象的でした。学ぶことの多い1日でした。
昨日は貴重な機会を頂きありがとうございました。いつもの仕事の面談だと思うようにして事例指導者役をさせていただきました。事前の打ち合わせの時、ロープレをされる他のお二人の温かい雰囲気のお陰であまり緊張せずに30分終わることが出来ました。
普段は後輩のキャリコンにアドバイスを求められる立場なので、八阪先生のフィードバックを受けて普段私が行っている後輩への助言が、ご指摘を受けたとおりだなと思いました。まさに私が今までやってきたのも成長視点ではなく、その面談を行うテクニックを伝える助言だったと振り返ることが出来ました。成長視点、頭では理解しているつもりでしたが、実際はどう面談を進めていくかにとらわれて、抜け落ちていたんだなと腑に落ちました。詳しく分かりやすくフィードバックしていただき、今日からの業務で意識して行こうと思っています。
実際は今日1日の実務の面談を振り返り、かなり訓練が必要だと実感しているところです。頂いたフィードバックは何度も聞き、聞くたびに気づきがあります。またこのような機会を体験したいのですが、すでに満席の様で残念です。今回1級の初受検なので対策を広げすぎず、先生にアドバイスいただいたことをまずは実際の業務で意識し取り組むこと、試験まで積み重ねて自分のスタイルとして試験に臨めれば、大きくずれることは無いかなと自信にもなりました。ありがとうございました。
ロールプレイをさせていただきました。ありがとうございました。
事例相談者が自分の問題点に気づいた時、そうですね、とストレートに言った方が良いのか、それとも別のアプローチがあるのか、迷いました。対応方法について、八阪先生に質問させていただいたとかろ、そこを触れてもいいですか?とインターホンを鳴らしてみる、とのアドバイスをいただき、とても附に落ちました。
よく問題把握の時に、合意を得るとか言いますが、自分には仰々しく、しっくりきませんでした。敷居が少し低くなり実践しやすいので、これからやってみようと思います。
4日の『面接実践編・アドバンス版』の参加時から変わらず、ケースに沿った表面的なアプローチになってしまいました。ケースについての解決方法を一緒に考えたい、手詰まりで場を繋げたいと言う思いが自分の中にあるのだと思います。
私が事例相談者役の時の指導者役の方は、事例相談者の問題の本質から離れず、粘り強く核心的なところでしっかり向き合ってくださったので、とても勉強になりました。録画で何度も復習して、ケースではなく、少しでも事例相談者に向き合えるよう、努力していきたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。
八阪先生、木上さん、いつもありがとうございます。第14回の1級受験シーズンが本格始動して(いつからなのか…汗)最初の参加となりました。参加するたびに(参加される方の)レベルが上がっている印象で、逆に自分の改善点が浮き彫りになった感じがしました。
人を相手にしているだけに、もちろん正解も完成形もないのですが、それでも自分の面談スキルを上げてキャリア支援者としての責任を全うするために、良い意味で他の方の面談を見学させていただける機会があることは、本当にありがたいです。
見学する際のポイントとして「この場面でここまで見るんだ」ということが分かってもらえたら、と仰っていただいています。今までは、そこまで見る余裕がなく、「自分だったらこういうのになぜあの発言だったのか」「自分とは何が違うのか」で精いっぱいでした。
今回は、課題でもある「展開の弱さ」や「面談を俯瞰して捉えられない」私にとっては、面談時に「自分は事例相談者に何をしているのか」「どこに立っているのか」を把握しながら面談を進めていく大切さを改めて気づかせていただきました。RPを見学しているからこそ、「あの場面ではこれをしていた」とみることが出来、それに対しての先生の具体的なコメントから「ここまで見るんだ」と理解が深められました。
自分の未熟さゆえのこの先の道のりの長さにがっかりしそうになりますが、新たに気付くことが1つ増えたことはきっと成長につながっていることを信じてまだまだ精進していきます。引き続きよろしくお願いいたします。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
久し振りの面接実践編講座ということもあって、見学者の方もたくさんおられて
パッと見て賑やかな感じのお写真もありますね。
ロールプレイでそれだけ困っている方が多いという意味でもあるのですが、
今の段階から講座に参加することで、学び取れるもの・自分の力にできるものを
早めに見つけてくださったのかなと思っています。
午後の面接事例読み解き編は少人数でしたので、
1人1人の気になること・心配なことなどを拾い上げながらお話をさせてもらいました。
実際の読み解きの資料も映していますので、どんな雰囲気で進む講座なのかも
イメージして興味を持ってもらえたら嬉しいです。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
弊社の1級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内
弊社が企画・運営する1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
詳しくは「1級CC技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
ボタンをクリックしてご覧ください。
また、弊社では一部の講座をオンラインストアでも販売しております。
そちらのリンクボタンも掲載しましたので、併せてご利用ください。
みなさまのお越しを心からお待ちしております。