12/3(火)と12/5(木)にzoomを用いたオンライン形式で
「1・2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~論述事例読み解き編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この週は、久しぶりに平日夜間の時間帯で、技能検定対策講座を2コマ開催いたしました。
1級・2級ともに論述試験の本番が迫っていることもありますので、
過去の土日開催の講座を受講できなかった方のために、
そして、もう一度自分の姿勢・回答を見直したい方のためにご用意した日程でした。
参加されたみなさんに、試験前の最後の指導・フォローをする機会を創ることができて
参加された方にも大きな気付きや収穫があったようで、わたしもホッとしています。
あらためて、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
論述試験の対策というと、どうしても「書き方・答え方」にばかり目が行きがちで、
実際に巷にたくさんある講座もそのような視点のものがたくさんありますね。
書き方・答え方を学ぶこと自体が悪いわけではないんですが、
弊社の講座は一味違って、そもそも問題文とどう向き合うべきか、
そして問題文の中に出てくる相談者にどこまで徹底して寄り添った考えができるか、
一語一句の捉え方までとことんこだわる内容でお届けしています。
テクニカルに、試験に受かるためにという「自分中心の考え方」ではなくて、
本当に・本気で相談者に寄り添って、どこまでも深く相談者理解をするにはどうするか、
字面だけであっても相談者第一の姿勢を持てるのか、そこにこだわるCCこそが
誠実な支援ができるプロですから、弊社の講座に来てくださった方は
ぜひそんなCC像を目指して、学びを続けて欲しいですね。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 論述事例読み解き編」の振り返り
「2級 論述事例読み解き編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
試験直前の講座で、準備も大変な時期だったのですが、
それでもしっかりと「文章でアウトプットすること」へのこだわりを持って
メッセージをくださった方がたくさんいるので、その熱意も含めて受け止めてもらえたら嬉しいです。
この記事をご覧の方には、ぜひ最後までお目通しいただければ嬉しいです。
1・2級 面接実践編 参加者の声
初めて論述読み解き講座に参加しました。2時間の講座の中でたくさんの学びがありました。
まず、説明資料の13回論述試験問題にカラフルなマーカーで線が引かれているのに目がいきました。「ネガティブなワード」「ポジティブなワード」「どちらでもないワード」に色分けをすると仰ってました。
本番で色分けはできませんが、普段からの勉強で色分けする習慣があると、後で見直したときにそこに目がいくのが良いと思いました。
そして、八阪さんが「設問文を最初に読む」と仰って、そこに15分かける(改正されて初年度だったからだそうですが)「設問文を理解する」ことで、本文を読むと先に問われていることがわかるので、色分けしやすいと思いました。色分けしながら、CLやCCの感情、CLやCCの言動、それぞれ文字の裏には見えていない部分の映像が見えてきます。
「助詞」も見落としがちですが、その一文字もその後の言葉のほうを強く伝えたいと教わりました。ただなんとなく目に見えている文字だけを並べ立てて回答していた自分の解釈はまだまだだと思い知らされました。
どの内容も興味深く聞くことができたのですが、一番興味深かったのは、CLとCCの最初に記載されている情報の繋がりです。13回の内容を改めてみると、もしかして二人は知り合いだった?そんな中で面談したの?まるで推理小説を読み進めるかの感じがしました。
私は、昨年の試験が初めての受験だったのですが、改正されて初めてで(みなさんそうですが)、80分の試験時間の中で30分フリーズして、何もできない自分がいました。結果、1点足りないという結果でしたが、それはそれでよかったと思います。論述に苦手意識はありませんが、理解して合格するのと理解せずたまたま合格したのでは、今後の指導者としての資質が問われるからです。
今回の読み解き講座を受けて、今週末受ける論述試験が楽しみになりました。どんなストーリーが待っているんだろう。どんな配役の人が登場するんだろう・・・わくわくしてます。そして、様々な講座で学んだことを大切にして、自分の言葉で伝えようと思います。ありがとうございました。
昨日は、論述問題への取り組み方を詳細に説明して頂き、ありがとうございました。
これまで自分が体裁の整った解答を作成することに囚われ、論述を読み解くという意識で取り組めていなかったことに気づかされました。設問文を「自分言葉」に翻訳したこともなかったです。全てが新鮮で学ぶことばかりでした。事例を読む前から始まっているんですね。
CLは全部本音を話すのか、CCはどう関わる必要があるか、という視点は全く抜け落ちていました。CCは自分の経験の中で話を進めてるな、CCじゃなくて職場の先輩?上司?として関わってるな、職場のOB相手じゃCLは緊張するんじゃないかな?程度にしか捉えていませんでした。
私なりに、13回~11回まで解答を作成していたのですが、「CLからはどう見えているのか、CLはどう感じるのか」ということを常に念頭に置いて、自分言葉に翻訳しながら再度取り組み直したいと思います。
今回も試験前に喝を入れていただくために参加いたしました!(笑)
何回か講座を受けているのですが、やっと、やっと、論述解き方の感覚を掴んできました。これまで相談者の言葉を読み流さないようにと思って読んでいても、上手く掴めておらず流していることばかりでした。
特に相談者の言葉の意味1つ1つに対して立ち止まって考えられておらず、例えば「そろそろ」という相談者の発言は何を意味をするのか、何故このタイミングでこのような発言をしたのか等考えることに至っていなかったところがほとんどでした。本当に字面を追っていた自分はまだまだ力不足と痛感しましたし、むしろ逐語記録が少なすぎて情報が足りない!分からない!の繰り返しでした。そして論述を解くときは「どうしよう。自己理解かな。。。」と感覚的なところが多く、答えも合っているか自信がなく、モヤモヤしていることばかりでした。
自分の論述の読み解きの甘さと講座でやっと想像できた相談者の状況から「ああ。最近は試験に合格することだけに重きを置きすぎてしまっていたな」と反省するところもありました。同時にとても苦手意識のあった論述に対して、支援の濃さは面接と何ら変わらないことを頭で分かっていながら、今回は心でやっと理解できたような気がします。それを形にするべく、繰り返し論述を解き続けたいです。
テキストで読んでもイマイチ分からなかったこともやっと分かりました。相談者が「そうなんです。分かりました」「うんうん。それならやってみます」と言っていただけるような支援。機械ではない、生身である人と人とであるからこその難しさと面白さ、変化や学び、全てがキャリアコンサルティングに含まれていると感じました。
今回の講座を通して、キャリアコンサルタントとして、プロとして、支援にどう関わりたいか、私自身立ち止まって確認することができました。いつも想いを深めさせてくれる先生の熱量には感謝しかありません。
試験当日、この想いをしっかり会場まで持っていきたいと思います。どんな相談者と出会えるのか論述試験が楽しみです。ありがとうございました。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
弊社の講座では、明るく・楽しく・真剣に学ぶことができるよう
真面目な中にもクスッと笑うシーンや、ほっとほぐれるシーンを盛り込みながら
講座の時間を充実できるように工夫してお届けしています。
今回はお顔出しがNGの方が多かったので、果たしてどこまで伝わるか心配ですが、
こうして当日の様子を少しでもお見せすることで、
「受けて見ないとわからない」の状態から、「きっとこんな感じの講座なんだな」と
イメージができるようになればと思っています。
少なくとも、字がいっぱいの資料を見て、
わたし自身がどれだけ1つの文章・1つの単語を丁寧に読み解くのか、
1級・指導者レベルの事例理解のきめ細かさが伝わっていたら嬉しいです。
この2024年秋冬シーズンの論述対策講座は、
これで終了になりますが、まだ面接対策の講座は続きますので、
ぜひそこでみなさんとお会いできたら嬉しいです。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
弊社の1・2級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内
弊社が企画・運営するキャリアコンサルティング技能検定対策講座について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
わかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
詳しくは1・2級それぞれの「技能検定対策講座のご案内ページはこちら」の
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また、弊社では一部の講座をオンラインストアでも販売しております。
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みなさまのお越しを心からお待ちしております。