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12月21日(土)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

12月21日(土)1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座(面接実践編・口頭試問編)の様子

執筆者 | 八阪 義浩

12/21(土)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」

~面接実践編・口頭試問編~
を開催いたしました。

こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。

この日は先週までの『面接準備編・面接お手本編』を中心とした
学んでインプットする段階の講座ラインナップから切り替わって、
いよいよ実践の場にステージを進めていく、そんな転換点を迎えた一日でした。

午前の実践編から初めていらっしゃった方は、
あらためて基礎の部分を見直すシーンもたくさんあったかと思います。
そして、すでに基礎部分やお手本を見て学んでいる段階の方は、
「学んだことを実践すると、どれくらいできそうか」
を体感する時間になりましたね。”わかる”と”できる”の壁も感じたのではないでしょうか。

特にSV視点の問題点や、指導内容を提示する段階になると
どうしても大なり小なり抵抗が起こってしまいますので、
それを「どう受け止めてもらうのか?」の部分で
ロールプレイを苦心されていたかな、と感じていました。

そんな時こそ、もっと聴けるところはないか、
まだCC側の理屈を受け止めきれていないところはなかったか、
CC2年生なりの頑張りの方に目を向けてくださいね。

それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。

ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。

「1級 面接実践編」の振り返り

「1級 口頭試問」の振り返り

では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。

今回も受講された方の意欲や熱意が伝わるメッセージが届いています。
このアンケートへの取り組み方1つとっても、その人の学びに対する意欲や本気度が
伝わってくるのではないでしょうか。

1級を目指すなら、自分の言葉でアウトプットすることへの
質・量へのこだわりは、ぜひ持っていて欲しいですね。

この記事を読んでいるみなさんも、本気で1級を目指す方のアウトプットの質を
ぜひ感じ取っていただけると嬉しいです。

1級 面接実践編・口頭試問編 参加者の声

今回初めての参加で、最初の個別説明から意識の大切さ、学ぶ姿勢について改めて考えさせられました。
事例相談者からの自己紹介の時からどんな方かというのを見るということは学びになりました。被せて説明してくるという点から話したい人だと見立てて、SVがどのような立ち位置で関わっていくかを考えていく必要があると認識しました。

1級の試験では、面談で何が問題であるかということ以上に事例相談者が聴ける状態になっているか、事例相談者が聴ける状態になるためにSVとしてどれだけ事例相談者の今回の事例や普段の面談に対する思いをどれだけ聴けたかを見極める必要性を強く感じました。

どれだけ正論を言っても相手が聴ける状態でなければ問題も目標も共有できないというのは2級と共通している点だと思いました。2級はその人らしい問題把握や目標設定が大事なことであり、1級であれば、事例相談者らしい面談とはどういうものかというのを大切にしながら、今回の事例での問題点を事例相談者と一緒に見つけていく姿勢でいなければいけないと考えました。
小手先のテクニックや面談の流れに慣れたとしても基本姿勢が揺らいでいれば、事例相談者に伝わらないと思うので、その人らしさをまず考えながら、型にはめずにその人らしい目標設定と指導方針を整えていく必要があると認識しています。

上記を踏まえて、今後自分が行うことは、それぞれの事例相談者らしさについて事例相談を用いてどのように展開していくべきかを熟考し、ロープレの練習を積み重ねて実践していくことだと考えています。具体的には、事例相談者の人柄、価値観、考え方について事例の受け答えからどう把握していくか、八阪先生やその他の方々はどのようなやり取りや問いかけで見極めているのかを見ていきたいと考えます。

1級試験ロープレの全体の流れとしては、①事例相談者が大事にしていることやその人らしさの把握、②事例の中で事例相談者が実施したことの意図、③問題点の見立て、④問題点の確認と共有、⑤そこからの気付きの言語化、⑥気付きを普段の面談にどう活かしていくかという観点でのその人らしい目標の設定、⑦目標に向けたその人らしい具体的な方策の立案になるかと思っています。上記の流れを仮説において、日々のロープレにおいてどの部分が自分として弱いのかを見ながら、上記の仮説についての検証と合わせて実践していこうと思います。

1級にロープレを見る機会が少ないため、とても勉強になりました。
今回の気づき「基本への立ち返り」

①どのレベルのキャリコンサルタント試験でも主語は「目の前の相談者(1級では事例相談者)」
当たり前のことなのに、改めて考えさせられました。SV側が「こう進めたい」と思えば思うほど、目の前の事例の問題点と同じことをしている。耳が痛いです。

②SV側が焦ってしまうのはどうすればいい?
焦った時こそ、CC視点で考え面談を行う。こちらも当たり前のことを粛々を行う。
深いと思いました。面談をしつつも、今の自分はどういう状況、状態にいるのか俯瞰した目を持つこと。言葉はわかっていても、その時その場でできるか研鑽をつまねば!と感じました。

引き続きよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。口頭試問編初受講でした。何度かロープロし試験本番でも対応したケース。今更ながらやる人によりいくらでもバリエーションがあり新鮮です。

自説への拘りが凄く強くCCとしてちょっと誤った信念?のある事例相談者に対し、自分ならどう面談するだろうと考えながら拝見しました。SVが言葉や場面を丁寧になぞりつつ主語を明確化し、CCもCLの思いとのズレに気付いて、流石!でもその後どうしてもCCの恐れに基づいた信念が岩のように立ちはだかる面談に、最後の方で多少強行突破のような形になる様が傍観者故によく見えましたが、こんな時に八阪先生はどんな言葉掛けをなさるのか是非伺ってみたいです。

グループの分かち合いにより、CC-CL間の構図がSV-CC間の構図とよく被る(関係構築や強行突破など…)事に気付かせてもらった事は大きな収穫でした。試験だけでなく仕事上でも子供に対しても、自身がそうなってしまっていると振り返りました。頑張った事を認めて労い、信頼関係を構築してからでないとどんな正論でも取ってもらえない。最近は私を避けて相談もしてくれない部下に頭を悩ませていますが、自分に問題があったんだと反省しきりです。

試験対策として関係構築を重視するよう方向転換を試みている最中ですが、それ以前に日常の人に対する向き合い方を改めなければと思います。日頃の行いは付け焼き刃では隠せません。私が八阪先生との面談で感じたような、「この人の提案なら受け入れたい」と思えるような信頼感を相手に持ってもらえる人にならないと、試験なんて受からないなぁと改めて実感しました。ありがとうございました。

今回見学者として初めて参加させていただきました。見学者としてのスタンスから始まり、日々のアウトプットの質を追求する姿勢など、いずれも1級を目指すにあたってもう一段階高い意識が必要だと感じる内容でした。
今回3つのケースを拝見し、皆様それぞれの持ち味やストーリーで展開していく中、私自身に重なる部分もあり数多くの気づきがありました。

まず1点目は「SV→CCへの対応がCC→CLへの対応の鑑になること」です。
自分自身の面談を振り返るとSVとしてCCの問題を把握できたと感じた際に問題解決に急ぐ傾向があり、まさにそれはCCのCLに対する問題点であったりする場合があります。言葉だけでなくSVからCCへの働きかけで気づきを与える必要性を感じました。

2点目は「ボールは相手の受け取りやすい山なりのボールがまずはいい」ということです。ロープレの中でCCが答えに詰まったり、自信のない言動をされたりした際に、相手はまずボールを受け取る準備ができていないんだと気づきました。私も相手がどの段階にいるのかを見極めながら、適切なタイミングでボールを投げていこうと思います。

3点目は「当たり前ですがまずは相手が話したい話をしてもらうことが大事である」ということです。私が前回試験を受けた時に当初は自分のアプローチとCCの反応の相関性が分からなかったのですが、振り返ると私は状況把握や問題への気付きを促すためにやや質問が多かったような気がします。状況を全部把握しようとするのではなく、CCにしっかり話して頂きその中でここだと思う部分で立ち止まり、一緒に考えていくスタンスで臨みたいと思います。

挙げだすときりがないのですが、これらの気付きを実践できるよう日々精進していきたいと思います。

今回の講座を見学させていただく1番の目的は『CC主体の面談』をするためにはどうしたらいいのかを学ぶためでした。
SV役をされた皆さんのロープレを拝見しながら『私も同じ応答しそうだなぁ・焦るよなぁ・この状態でこんな応答できるんだ凄いなぁ」と色々と思ってました。

どうしても2年目のCCさんの設定なのでCL主体ではなくCCさんの価値観で面談を組み立てがちになっている、それをSVの指導を通してCCさんが抱えている問題点に気付いていただく。でもそれに気付いていただく関わりが本当に難しくて‥。

私はCCの問題点の見立てをしたら直ぐに飛び付いて関わろうとしがちです。ですが、先ずはただボールを投げておくだけでいいんだなって。その時にまだCCさんが気付かなくても焦らない。それよりも関係構築をしっかり深めながらボールを投げ続け、タイミングを見て気付きを促す関わりをしていく。それ以前に関係構築がしっかり深まっていればSVからの少し強いかもしれない問題も共有してくれる。つまりSVは、目の前のCCとの関わりだけではなく少し先の面談の構成までをも考えながら全体像を構成しながら応答していく技術が必要なんだと思いました。

SVが自分の枠組みでCCに関わりたくなる、でもそれはSVの価値観やSV主体で面談をしようとしている。つまりそれは、CCさんに『CL主体になってますか?』と気付きを促してはいるが本当にそれが今の時点でCCが言われたいことだったのか??SVもCCさんと同じことをしていないか?改めて振り返ってみようと思いました。

SVは『指導者』という名前が付いてます。ですが、脳内で『指導者=お手本者』と変換してCCさんの良きお手本者になれるように努力していきたいと思います。

八阪先生講座当日は、ありがとうございました。
今期初の【1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座】参加しましたが、CC役→SV役と体験し、様々な課題を先生の指導から頂きました。

まずCC役としては、後から自分の映像を見ても、情報量が多いCCになっていました。速記録の内容をみても、私が演じたCCの状況の返答や、八阪先生が考える対応(私ならこの様に会い向かう)というメッセージ見させて頂き、自信が演じたCC役「自分から喋ろうとする」「話を振られる前に遮って話し出す」を既に自己紹介の段階で判断され、今後に続く展開、事例に対しての準備を行っているいる点、このような特徴をもったCCが本当に相談者に向き合い話を聞けているのかを想像してみる。との追記もあり、相談内容初期段階で、CC観察がここまで進んでいるのは改めて衝撃でした。

自らのSV事例ですが、CLを見て「きっとこのような状況に違いない。だからこう考えた」というCCさんででしたがその状況を、問題定義をして、わかって頂こうとしたのですが、更にCCの方がご自身の主張をされて、時間が経過するような展開でした。ここでも八阪先生より、CCは今聞くモードに入っているのか、まだしゃべり足りないのか?やり取りからしっかり判断するよう指導を頂きました。
また指導も「伝わっていない」と感じるとそれには、自分のやり方を説明するなど情報量が増える傾向がある。ここでも、CCを観察しながら問題点がわかったら、やんわりボールを投げることの積み重ねからアプローチすることが大切と考えました。

後、口頭試問ですが、混乱が起きていたのかもわかりませんが、指導の観点が弱かった印象です。「ここまでなってほしい」という姿をしっかり踏まえて、どの手順で対応していくのか。CCは可能なのかしっかり考えて行きたいと感じました。

今まで八阪先生に指導を受けてきましたが、非常に反省もおおく、原点にかえり 貪欲にやらないといけないと思い知らされた講座でした。引き続きどうぞよろしくお願いします。

ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。

当日の講座の様子

アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。

午前も午後も、みなさん真剣に学んでくださっていましたね。
ニコニコ笑うシーンができれば増えて欲しいなと思いつつ、
フィードバックの場面ではできるだけ柔らかく温かくお伝えするようにしています。
真面目一辺倒だと、どうしても息苦しくなってしまいますよね。

ちょっとクスッと笑えるシーンが盛り込めたら、それだけで学びの雰囲気も良くなるので
ロールプレイや口頭試問が終わった後の時間では、
ちょっと場がほぐれるようなフランクなお話も大事にしています。

写真でのみなさんの様子を通して、そんな弊社の講座ならではの
温かさ・楽しさもある雰囲気が伝わってくれたら嬉しいです。

それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。

弊社の1級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内

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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。

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