12/26(木・夜間)にzoomを用いたオンライン形式で
「2級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接実践編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
夜間講座ということで、少人数を想定して設定したコマでしたが、
先週に続いてたくさんの方にお越しいただきました。
年末の大変お忙しい時期にも関わらず来ていただいたみなさん、ありがとうございます。
この日は最後の質問タイムも熱を帯びて、延長戦が1時間くらいになりましたね。
わたしも、本番試験が近いことで力が入るみなさんのお気持ちを受け止めて、
できる限り質問タイムもたくさん取って、少しでも心が軽くなって
見通しが立つ状態で帰っていただけるよう、丁寧にお話をさせていただきました。
ロールプレイでは、CCが前に出ないようにすることを意識している様子があったり、
意識していてもなかなか難しくて、つい引っ張ってしまうシーンが出たりなど、
ロールプレイをした方だけでなく見学している方にとっても
「それ、やっちゃうよね」と感じる場面がいくつもあったのではないでしょうか。
一方で、熟練レベル・上位15%を本気で目指すからこそ、
質問1つ1つに対しての根拠の大事さも実感したことと思います。
自分が聴きたい・知りたいから質問するのは、自己中心的ですよね。
いったい誰のため・何のために質問しているのかという
CCとしての一番の基礎を考える時間にもしていただけたかと思います。
チャットの記録や当日のフィードバック、振り返りメールの内容などを見直しながら、
CLのために面談するということの意味や、それを面談の一語一句に反映させる必要性を
本番までに何度も何度も、しっかり噛みしめて欲しいです。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「2級 面接実践編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
もう面接試験本番が間近に迫る中で、最後までどれだけ気を抜かず・手を抜かず、
アウトプットにこだわることができるか、今はその分岐点にいますね。
そんな中でも、3時間の学びを自分で咀嚼し、「伝える力」を磨くために
頑張って回答してくださっている方たちの姿勢をぜひ、ここから感じ取って欲しいです。
2級 面接実践編 参加者の声
参加させていただきありがとうございました。
前回は問題把握が浅かったため、具体的展開が浅かったことが課題でした。今回は克服すべく臨んだのですが……。改めて自分の面談を振り返ると、CLの言葉の裏の読みをしていない部分がありました。「なぜ、フワッとした言い方をするのだろう?」よりも、「つまり何が言いたいのだろう?」と面談中は考えていました。
CLの話題の意図・傾向や汲み取って欲しい事ではなく、国語的な理解のレベルでしか捉えようとしていなかったです。3ケース目の「お金の話をCCの前でする=認めてほしかったのでは」という先生の理解度の高さに驚嘆しました。
起きた事と、CCが介入して出来た事の違いについて。たまたま話題の多いCLだったのに、さも自分の手柄のように口頭試問で言ってしまうことがあります。(特に本番でやりがち…)CLの傾向や考え方のクセを掴むこと、CCが意図と根拠をもって関わり続けることが出来ないといけないなと改めて気を引き締めたところです。
今回の講座は、質疑応答が印象に残りました。和気藹々とした雰囲気の中で見学者の方が積極的に参加し、ご自身なりの解釈を共有してくれました。私が実践編をリピするのは、こういう時間があるからです。特にAさんの視点は興味深いですし、Bさんの質問はよく面談を見てるなと感心します。
講座冒頭で厳しいお言葉もありましたが、この時期だからこそのお言葉だったと思います。一方で、この時期に見学者であってもこれだけ能動的に学べる方達と同じ時間を過ごせたことが良かったです。
(実際のアンケートではお名前が入っていましたが、ここでは伏せています)
本日も見学させていただき、登壇された3名の方、八阪先生、木上さん、一緒に見学された皆さん、ありがとうございました。ロープレや口頭試問、振り返りもそうですが、その後の皆さんの質疑応答も本当にレベルが高く、始まりから終わりまでの充実した学びの時間に感謝致します。
◎それぞれの事例のCL像をイメージしながら見学させていただきました。言葉の裏に何かないか見逃さない様に、20分の中で1箇所からでも目をつけて考えてみる。いただいたチャットを見直して考えようと思います。
◎国キャリの時に学んだ、CLの前に出ないという考え方を改める。前に出ても、CLに決定権があれば大丈夫。「いつもこういう考えだよね。でも、今回はこっちが気になるんだよね。」「こういう風に捉えたけど合ってる?」という感じ。
◎話した事に対してCLの反応が小さかったとしても、元々警戒心が強い人だったとしたら、その人の反応としては大きいのかもしれないという視点。元気な人と同じ反応を求めると苦しい。
◎たまたまこうなったとか、相手が自分から言ってくれた、という解釈ではなく、自分がこう接したことで、とか、こういうCLさんなのでそれに合わせていましたという様に、相手を見て相手の為に面談をコントロールできる事。
◎家族等の周囲の人が賛成してくれず、普段の生活に戻った時に傷つく事が分かっているCLへの支援。本当の実務での方法を教えていただきましたが、とても腹に落ちました。色々な書籍等の表面的な支援とは全く違いました。
心構えや姿勢、毎回参加させていただく事で、染み込んできていると思います。私自身、本当の意味で理解するのに人一倍時間がかかるタイプの為、今後もなるべく時間を調整して講座に参加させていただく予定です。よろしくお願い致します。
今日の目的は見学したケースを口頭試問を答えられるようにすること。
CLの気持ちになる=ロープレしているCCの気持ちになる。
だいぶCLの本当の気持ちが隠れている言葉をスルーしない意識は働いてきた気がしていますが、その見立てを言語化できるようにすることを画面越しに言ってみたが、見えていることを言っているだけでCL視点が薄い。それは八阪先生のチャットと比較するとCLの心の動きが足りない事ではないかと思った。
・問題点への踏み込み方(ボールの投げ方)が浮かばない、言語化できないということは、CLのためにやっているかの意識がまだまだ足りない。100%CLに集中すること。相手に関心を持ちに行く。
・CL問題はケース読みではなく、今CLがどういう立場に置かれているか。CCにすがりつきたい状況。誰かわかってくれを受け止めねぎらう。それでやっとCLが頑張れる。これが関係構築
・けど… には絶対立ち止まること。立ち尽くすCLと一緒に立ち止まる。
・このCLの訴えを言うならば、とテーマ(タイトル)として言語化できたら、ブレずにすすめられそう。
⇒今回のCLさん:私って希望の進路あきらめないとだめですか。あきらめたくない。
・始めの名乗りがないことをマークする。意図的に来ているのは防衛。口が重いCLのCCが苦しさに耐えられず、CC視点の質問に頼ってしまう。
余談ですが毎回この講座終わったら見学なのに疲れます。特に今日は自分もコンディションもあり、標準CCはスポーツマンだとしたらCC2級はアスリートなのかと。集中力・メンタル・タフさもっと鍛えないと…。
八阪先生、木上さん、ロープレをしてくださった3名の皆さん、見学者のみなさん、貴重な学びの機会をありがとうございました。
前回参加させていただいた実践編でのロープレ体験や、その後の自主練習会を通して、頭で理解したことを面談でやっているつもりになっていた自分自身に気づき、本当に情けなく自身の未熟さを痛感するばかりです。
これまで関わらせていただいた相談者さんに対する声かけや対応の仕方はどうだったのか、相談者さんの思いを優先し自主性を尊重していると言いつつ、こちらの都合で物事を進めてはいなかったか、相談者さんの本当に言いたいこと“心の声”に耳を傾けていたか、と振り返ってみて、結局、内省の深まりのない自己探索の浅い表面的な関わりで終わっていたのではないか、と。
この1週間、皆さんとの学びから得た反省点を踏まえて、心の声は何と言っている?結局何が言いたいのだろう?と考えながら接することや意図ある関わりを特に心がけていますが、一朝一夕には身につかないと思いますので、日々の積み重ね、コツコツ継続することかなと思って取り組んでいるところです。
今日の見学でも、特にCLさんの心の声を捉えることとCCの意図的な関わりを捉えることを意識して参加させていただきました。冷静に見ることができる立場であるにも関わらず、ケースが進むにつれて、対話に聞き入ってしまって俯瞰して見れない自分にもどかしさも感じたりしましたが、先生からのフィードバックや参加者の方々の色々な視点や捉え方に触れて多くのヒントや気づきをいただきました。
言葉の裏側に隠れていることや、“けど…”といった言葉じりの部分にアンテナを張ること、相談者さんにとって問題となっている部分の更にその背景にあることに意識を向けること、CLさんがCCの所に来られる意味を考えること、決めつけはNGだが推察は必要なこと、物の見方の角度を変える促し、などなど、沢山あって書き切れないのですが、これらのことを取り入れて、心から相談して良かったと思っていただけるような安心な場を提供できるようになりたいと思います。引き続きよろしくお願い致します。
今回参加させていただいたのは、相談者が訴えていたことと、問題を見立てることの理解を深めたいとの思いがありました。根っこの問題が大切であることは、頭では理解しながらも捉えていくことが難しく、捉えるためには相談者が訴えていることをまず理解すること、が必要であることを感じました。
自分を下げてしまう言動があれば、それで何を訴えたいのか、自分を下げてしまう意味は何なのか、その答えがあるとすれば、相談者の言動の中にあると。そこを語ってもらうためには関係構築が必要であり、受け止めることに手間や時間をかけていくことが大切だと思いました。
参加するごとに、相談者を受け止めること、相談者の訴えることを理解することが必要である、との認識の見直しになります。今回ロープレをされた方々に敬意と感謝をお伝えしたいです。参加させていただき、ありがとうございました。
(すでに2級を持っている方で、1級の訓練のために見学参加されている方です)
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
今回は、直近の実践編で1度ロールプレイをされた方のリトライもありましたね。
ご本人も、見学されていた方も、成長や変化を実感できたでしょうか。
傍らから見ていて私は「数日でも成長したところがあるな」と思いながら
温かくも厳しく、さらなる成長を期待して見守っていました。
見学者がたくさんいて、講座としては賑やかなんですが、
その分ロールプレイをするみなさんは相当な緊張感があるかと思います。
でも、その緊張感をほぐしてくださるかのように、
見学している方もたくさんの笑顔と拍手で迎えてくださいました。
今回載せた写真でも、その良い雰囲気が伝わるでしょうか?
学びの場を温かくするために、自らのアクションでその場を創れる方たちが
弊社の講座を「良いもの」にしてくださっているんですね。ありがたい限りです。
「自分が何を得るか」を考える以上に、緊張する中で頑張って
ロールプレイをしてくださった方への敬意と謝意を、まず第一に示せるって良いですよね。
他者のためを第一にできる方たちの学びの場創りを、これからも続けていきたいと思っています。
引き続き、よろしくお願いいたしますね。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
弊社の2級CC対策講座特集ページ・オンラインストアのご案内
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まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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