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自分の面談に自信が持てません…どうすればいいでしょうか?
2022.07.15

自分の面談に自信が持てません…どうすればいいでしょうか?

執筆者 | 八阪 義浩

今週の八阪さん ~1級CC技能士に聞いてみよう~

みなさん、こんにちは。働く楽しさ研究所・代表の八阪です。

ここでは、毎週配信している弊社のメールニュース・LABO Letter(ラボレタ―)の
読者アンケートで寄せられた「こんな話を聴いてみたい」というメッセージから、
毎回1つ、話題をピックアップしてみなさまにお届けしています。

今回はこの話題を取り上げてみようと思います。
ぜひ気軽な気持ちで読んでみてくださいね。

Q:自分の面談に自信が持てません…どうすれば良いでしょうか?
(東京都・需給調整機関領域ほか多数)

A:自信の無さは”影”と同じ。逃げることはできないものです。

ちょうど2級キャリアコンサルティング技能検定の面接試験の時期(22年6月)にいただいた質問でしたが、
ここ最近は特にこのようなコメント・質問を受けることが多くなっています。

また、個別指導やスーパービジョンの場でも、
最初は事例を基にした対応方法のお話をされていても、よくよくお伺いしていると

「自分の関わりってこれでいいのかな…」

「今の自分でCLに対して良い支援をしていると言えるのかな…」

といったお言葉をよくお伺いします。
(個別指導・SVはこちらをご参照ください)

自信というのは、このCCという支援職を務めるうえでは
とっても扱いの難しいもので、わたしもよく考えさせられます。

一歩間違えると、自信ってすぐに「過信」に化けてしまいますよね。
自信満々なCCの方にお会いすることもありますが、
その方に実際に面談や支援の内容・意図について説明を求めてみると
すごく独りよがりで、結局「わたしの経験」でしか話をできない、
なんて場面もたくさん見てきました。

もちろん、そんなレベルのCCは早晩躓いてしまいますし、
酷いケースではCLや他者を悪者にしてしまっていたりします。
これでは、とてもCCは務まらないですね。

その一方で、どうしても自信が持てないCCの方たちは、
不安というよりも「怖さ」と戦っておられる方が多い
ようです。

「CLに否定されたらどうしよう…」

「CLが怒りだしたらどうしよう…」

「CLを誤った方向に進ませてしまったらどうしよう…」

こんなことが脳裏をよぎっていないでしょうか?

そして、自分の考えを口にすることに対する躊躇が強くなりすぎてしまったり、
必要以上にビクビクしてしまって、オウム返ししかできなくなったり…。

CLはどちらにも進めないままで、CCも怖がって何も言えず、
2人でずっと袋小路の中に留まったまま、なんてこともあるようです。
自信って、「程よい加減」にすることが非常に難しいんですね。

わたしがよく個別指導を受けに来るCCさんに伝えているのは

  • CCとは正解が無い仕事であること(答えはいつでもCLが決める)
  • 究極的にはCLを理解することは不可能であること(同一人物・同一人格じゃないから限界がある)

などを踏まえて、
すべての応答で完璧に良いものにすることは無理なことで、
どこかでズレたり、違ったりすることは避けられない、というこの現実を受け止めること
です。

ですから、

「これは失敗するかも?」

「もしかしてわたしの今の関わりよりもっと良いものがあるかも?」

という気持ちは、常に湧いてくるものだと思ってください。
それは、決しておかしな反応ではなくて、むしろそう思えるからこそ、
「まだまだ自己研鑽しよう」という学びの動機につながってくるものです。

冒頭でお伝えしたように、自信の無さは「影」と同じなんです。

みなさんも、晴れた日の昼間に屋外を歩いていたら
自分自身の「影」って、ずっとみなさんの後をついてくるでしょう?
あれと同じです。嫌だろうが何だろうが、「影」は避けられないのです。
もし「影」が無い人がいたら…お化けでしょうか(笑)

そう、だから自信の無さも「影」と同じで、どうしても避けられないものです。
「自信が無いな」と思ってしまうこと、それ自体は過剰に否定しなくていい
のです。

ただ、そうは言っても、目の前のCLは困っているからみなさんの前に来ています。

「自分にも不安はあるけど、でも今の自分にやれる精いっぱいをやろう。
 それが今、目の前に来てくれているCLに対する誠実さだ」

と言い聞かせてみてください。

怖い。でも、怖くてもやる。そこに困っている人がいるのだから。
そして、面談が終わったら真摯に自分の課題点を反省する。

これの繰り返しで、自分の中の経験という名の「年輪」を大きくしていきましょう。
小さな苗木も、少しずつ少しずつ育っていくように…。

それでは、今日はこのあたりで。