1月11日(日)に、Google meetを用いたweb形式にて、
「国家資格キャリアコンサルタント更新講習」
~学生・若者支援に関わるキャリアコンサルタントに本当に必要な面談技術と心がけ~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・サポーターの石田です。
この日は三連休の中日で、本年最初の寒波に覆われる厳しい気候でしたね。
広島県福山市では、1年に一度雪が降るかどうかという状況ですが、
今朝は朝から雪がちらつき、お昼ごろにはうっすら雪化粧をしている中での講座開催でした。
よく足が冷え、ヒーターをつけても部屋が温まらないわけですよね(笑)。
当日はそんな寒さの中で本当にたくさんの方に学びに来ていただき、ありがとうございました。
これからさらに、冬の本格化です。みなさまも体調には気を付けながら過ごしましょう。
早速ですが、昨日の『洞察力と環境理解』に引き続き更新講習をさせていただきました。
今回の講座では、講師の枦淵さんが、一生懸命にグループ名を考えていただきまして、
お正月最後の気分をとのことで【富士・鷹・茄子・午】とさせていただきました。
みなさんお気づきですよね。”一富士二鷹三茄子”と今年の干支”午”でした。
ユーモアを交えて、楽しく講座運営をさせていただきました。
この講座はわたし(石田)にとっては冒頭からとっても驚きのある内容となっております。
学生・若者支援は普段、何気なく普通に接しているにもかかわらず
”こんにちは”と声をかけるところで、すでに立場がフラットではなくなっている状況だと!
それらを普段からどのように紐解いて接する必要があるのか、
事例検討を重ねて、相談者への関わり方を段階的に学べる内容となっております。
特にこの日は、グループディスカッションで各々の参加者さんがに真剣悩み、考え、
みなさんと互いに話を重ねる姿が印象的でした。
講師の枦淵さんは、普段から学生と接する機会が多いため、
一つの言葉でも慎重に考えながら発することの大切さを教えていただきました。
一言目で、学生・若者との関係性や立ち位置などにも
大きく影響をしてしまうということが伝わったのではないかと思います。
相談者自身の「自己決定を奪ってしまう可能性とその危うさ」や
「フラットな関係性とは何か」を学ぶ、とてもいい機会になりました。
・・・が、わたしは講習のサポートをさせていただきながら、
講座を横で聞いていて頭がパンパンに(笑)。
資料を片手に、自分の日々の仕事をしている自分に照らし合わせ猛反省中です。
今までのことは反省しつつ明日から、意識改革をすることから取り組んでみようと思っています。
受講されたみなさんも、自分のできるところから前向きに取り組んでいけるといいですね。
さて、それでは、今回も更新講習の振り返りをしていきましょう。
講習内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「学生・若者支援」の講習の振り返り
では、ここからは参加されたみなさまの感想・お声をご紹介します。
今回もたくさんの方からメッセージ・感想をいただきました。ありがとうございます。
ここで紹介するお声はごく一部だけになりますが、講習内容の復習に、
あるいはこの記事をきっかけにして弊社の更新講習参加の検討材料に、ぜひご活用ください。
参加された方の声
現在、対している学生を思い浮かべながら講座を受講いたしました。つい昨日も学生から言われた「お話しできて楽になりました」という言葉が本当に心から出たものなのかを考え続けていました。何より、今の面談時間が学生自身の成長につながる機会を奪わなかったかを毎回考えます。
面談終了後は学生へフォローの案内や次回のリマインドメールを送っていますが、それはどの立場で送っていたのかを振り返る機会となりました。上下関係を利用した内容、配慮をしているつもりになっていたところが課題であると認識しました。
また、今回の講座を経て、その成長の幅を狭めてしまっている私自身の行動がありました。直前の選考を控えた学生が真っ白な履歴書を持ってきた際に一緒に経験の棚卸しつつも作った志望理由は結果的に一時の安心感でしかなかったのではないかと考えています。
私自身、学生自身が自律できるように、その企業、社会の中で活躍してほしいと願っていますが、その考えからの行動も見直すきっかけとなりました。学生自身の気持ちを聴き切れないまま、締め切りに対して「お膳立て」をする前に学生自身の人生を考えた時にそれは誤った支援であり、今後の自身の発言や行動に対してより責任をもって支援にあたる新たな目標設定、行動設定をしていきます。
今回の講習を通じて、学生・若者支援においてキャリアコンサルタントが最も慎重であるべき点は、「学生は働いた経験を持たない相談者であり、その分、支援者の言葉や態度の影響を強く受けやすい存在である」という前提を、実務の中でどこまで現実の危険として捉えられているかだと学んだ。
知識や経験の差がある場面では、関係性は容易に上下関係に基づく関わりへと傾く。問題なのは、その構造が生まれていることに、支援者自身が気づきにくい点であり、気づかないまま関わること自体が学生特有のリスクを拡大させ、自己決定の機会を奪う行為になり得るという事である。今後の実務では、まず面談の「前提づくり」を意図的に行う。
特に私自身は人事採用担当者として学生と接する立場にあり、相談者にとっては「専門家」であると同時に「評価する側」として映ってしまう。その二重の立場を持つ存在が何も配慮せず関わることは、支援であるつもりの言動が、知らず知らずのうちに誘導や圧力に転じてしまう危険を含んでいる。
そのため面談の冒頭では「今日は採用や評価の場ではなく、あなた自身の考えを整理するための時間です」「ここでの話が選考に影響することはありません」と明確に伝え、関係性を可能な限り言語化する。これは安心感を与えるためではなく、私自身が力を持ち過ぎている状況を自覚し続けるための行為でもある。
また、情報提供の場面では「教える側」に立っていないかを自分に問い続ける。自社企業や仕事について意見を求められた際には、「これは私個人の一意見です」「判断材料の一つとして捉えてください」と必ず前置きし、私の言葉が“正解”として固定されることを避ける。
学生が私の期待に沿って選択すること、素直に「はい」と言っていることは、一見主体的に見えても、実際には自己決定の機会を失っている状態であると理解した。従い「この場に私がいなかったとしたら、あなたはどう考えますか」「今挙がっている選択肢の中で、最も納得感があるのはどれですか」と問いかけ、学生自身が考え、選択する時間を必ず確保する。
今回、最も強く残ったのは、キャリアコンサルタントの専門性とは、影響力を持ってしまう存在であると自覚した上で、それを制御し続けられるかどうかにかかっているという点である。今後は、善意や熱意を言い訳にせず、自分が危険な存在になり得ることを前提に、学生の人生選択に関わり続けていきたい。
今回は大変有意義な講座でした。私は高校教師として、また大学で講師として教えており、「教科指導」「生徒(学生)指導」という「指導」が中心となります。今回学びたかったことは、職業柄自分がもつ生徒・学生へのかかわり方「指導」を相対化するヒントを得ること、また、高校での進路指導や学生の就職支援にかかわる相談(キャリアコンサルタント)にも生かせる知見を得ることでした。
講座でもあった「学生は働いた経験を持っていない」というテーゼは、私を含めて教師がその知識と経験で生徒や学生を指導することで「信頼関係ではなく(「持つものと持たざる者」の)上下関係ができている」という2つめのテーゼにつながります。初めの事例検討では、学生への配慮せずに助言・指導することがNG行動であることはすぐに理解できましたが、他のパターンでも配慮という意味では課題があることがグループワークの中で共有され、自分にない視点もあって学びとなりました。
配慮するということは相手(相談者・生徒・学生)の意思を尊重することであり、そこを欠くと相手に「教えてください」という姿勢を生み出し、主体的に自分で判断し自己決定していく機会を奪うリスクことになることを改めて認識しました。
また、「フラットな信頼関係」「安心感」という「支援」の視点も重要だと再認識しました。「指導」という関係性には「フラットな関係」というのはそぐわない面もあります。一方で「信頼関係」「安心感」と要素はとても重要です。2つ目のグループワークの「安心感を生む関わりの一言」も大きな学びとなりました。私の答えは「書くのは難しかったですか。どんなことを考えましたか。では一緒に考えましょうか」というものでしたが、「来るの、たいへんだったね」とか「カバンが重かったんじゃない?」という相手の心情に配慮し、安心感につなげる返しの言葉も聞けて気づきになりました。相談者にしても生徒・学生にしても私の「発言と態度のすべて」が信頼感・安心感を生むものになるか、常に考えていくことが大切と思いました。
人生100年時代を生きる高校生や学生にはどんな力が必要かを考えるとき、教師としての過去の経験や価値観に基づく支援は価値提供しているといえるか、そうした問い返しも重要でしょう。私は社会と自分とのかかわりを考え行動する力こそ重要と思いますが、教師としての「クセ」を十分に意識したいと思います。
本講習を受講し、プロのCCとして活動していることの役割の重要性や責任の重さについて日頃の意識が薄れていたこと、相談者のために仕事をしている気になっていたが、本当に相談者のためになっているのかと自問自答や考えることなく相談件数をただ消化していたのではないかと心が痛みながら自己反省しました。早急に意識してネジを締め直さなければいけないことに気づきました。
また、学生への相談では、立場的な差があることを感じて相談に来られているという学生の立場での気持ちの認識が薄かったことに気づきました。学生への相談経験は少ないですが、振り返ると漠然と頭でわかった気になっており、本気で学生の立場ではどう感じて相談されているのかを考えていなかったことに気づきました。
一般の相談者よりさらに配慮した相談の場づくりが必要なだけでなく、本日のワークで言葉の使い方が1文字違うだけで受け取られ方が変わったり、異なった解釈になったりすることを体感し、ただ振り返りを行うのではなく、自分が発した一言一句や表情、自分の心の動きや態度、その時の相談者の様子や表情を細かく振り返り、改善点は無いのか、他に良い応答が出来ないのかを考えることが必要なのに出来てないことを反省した。
自己成長出来なければ、相談者のためにならない相談をしてしまうことを肝に銘じなければいけない。相談者には内省を促すように相談すると意識しているが、その前に自分自身が内省しなければ自己成長できないことを学んだと思います。相談対応をするCCとしての責任意識の希薄化、相談者の立場を本気で理解していなかったこと、自分の応答や対応について表面的な振り返りしかしていなかったことを上げたいと思います。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講習の様子




アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方はお早めにお願いします(修了証発行に必須の設問があります)。
この度、弊社の講習をご選択いただきありがとうございました。
キャリアコンサルタントのみなさんが笑顔でいることが、相談者にとっての安心感にも繋がり、
相談者への関わり方でも大きく変化してしまうことが、
この講習のディスカッションでも理解できたのではないでしょうか?
自分のところへ足を運んでくる相談者さんが未来へ進むための、大事な一歩の支援となることを
頭の片隅に置きながら対応されていることと思います。
ぜひ明日からも一緒に、相談者さんに寄り添っていきましょう。
最後に、初めて弊社の講習を受けていただいた方も、
今回学んでみて講習の内容や弊社のCC育成のスタンスに共感いただけましたら、
また次の講習にもお申込みください。
みなさまにまたお会いできることを楽しみにお待ちしています。
それでは、今回はこのあたりで。
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