2月15日(日)に、Google meetを用いたweb形式にて、
「国家資格キャリアコンサルタント更新講習」
~シンプルで効果的な相談記録の書き方トレーニング~
~事例検討の効果的な進め方と倫理綱領の上手な活用法を学ぶ~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・サポーターの内田です。
本日は、午前・午後と一日を通して更新講習が実施されました。
午前の『相談記録の書き方』には12名、午後の『事例検討と倫理』には13名の方が参加されました。
そのうち、午前・午後の両講習を続けて受講された方が5名いらっしゃいました。
講師の吉川さんの軽妙な関西弁や豊富な経験談により、終始リラックスした雰囲気の中で進行しましたが、
その内容はキャリアコンサルタントとしての根幹に触れる大切なものでした。
また、前日がバレンタインデーだったこともあり、ご家族からのユニークなチョコレートのお話など、
思わず笑顔がこぼれるエピソードもありましたね。
そうした何気ないやりとりも、人との関係性を築くうえで大切な要素であると改めて感じました。
午前・午後と続けて受講された方は、特に感じられたのではないでしょうか。
テーマは異なっていても、両講習には随所に共通する視点やつながりがありました。
『相談記録の書き方』では、単なる方法論ではなく、クライエントへの
より良い支援につなげることこそが目的である点が強調されていました。
『事例検討と倫理』では、事例検討の意義や、一人のキャリアコンサルタントが抱え込むことのリスク、
よりどころとなる倫理綱領の活かし方など、多くの新たな視点が共有されました。
キャリアコンサルタントの資質保証ともいえる更新講習は、技法を学ぶ場であると同時に、
その背景にある姿勢やあり方を改めて見つめ直す機会でもあります。
参加者のみなさまにも、その大切さが伝わっていれば幸いです。
さて、ここからは今回の更新講習の振り返りとなります。
講習内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「相談記録の書き方」の講習の振り返り
「事例検討と倫理」の講習の振り返り
では、ここからは参加されたみなさまの感想・お声をご紹介します。
今回もたくさんの方からメッセージ・感想をいただきました。ありがとうございます。
ここで紹介するお声はごく一部だけになりますが、講習内容の復習に、
あるいはこの記事をきっかけにして弊社の更新講習参加の検討材料に、ぜひご活用ください。
参加された方の声
事例から倫理綱領を考えるという視点は、相談者の本音が、自己中心的に語られている点について自分自身の考え方、感じ方を客観視する上でとても重要と思いました。
特に「相談者のいいところもみてください」と講師からいわれて自己中心的ではないかと思われることも、相談者が組織の目、自分の成績や評価を気にしての発言であり、その内奥に迷いや不安があると感じる私がいました。グループワークのメンバーからの意見を聞く機会をもて、倫理綱領にあるスーパービジョンを受けることや、相談者の利益を第一に考えることが意見としてでました。
私は、キャリアコンサルタントとして相談者の自己決定権の尊重を考えたら自己中心的な発言もやむを得ない事情があるのでは、という考えがおかしいのかな、間違っているのかな、と他人の目を気にしてしまう自分が感情を揺さぶられていることに気づきました。
一歩までいかなくても、1センチでも踏み込んで話す勇気。いつも八阪先生がおっしゃっている相談者第一の姿勢を問われた瞬間だと思いました。意図は相談者第一の姿勢から、関わりは、相談者の自己決定を尊重するにあたり情報提供をすること。行動は相談者に伝えてみる。その結果、相談者の思いや考えを受容する。
グループワークで話してみましたが、意図が言えてなくて、私の思いを話すことで精一杯でした。それを汲み取ってわかろうとしてくださったグループのメンバーがいたことに感謝しています。話をするということは、私にとって、自己中心的なところがあるのだな、それを日常の生活の中で、お伝えする相手を意識する姿勢が手離さないよう肝に命じた講座でした。
お恥ずかしながら、この講座を受講する前は「キャリアコンサルタント倫理綱領」の使い方を全く理解していませんでした。そして、ここに書いてあることは当たり前にことであるし、自分自身は勝手に出来ていると思っていたので今まで見返すことはしていませんでした。
しかしながら、倫理綱領をもとに事例検討をした際にかなり苦戦をしたことで初めて自分自身は倫理綱領を正しく理解していなかったことに気づかされました。それは、キャリアコンサルタントとして恥ずかしいことなのだな、まだまだアマチュアなのだなと知ることができました。
また、今まで事例検討を仲間内でしたことはあったけれど、確かにべテランの方の意見が正しいという方向になることが多く、どのように事例検討を行うと効果的であるか学びことができ、今後取り入れていきたいと思います。
講座の中で、支援の在り方を見直す場面が多々ありましたが、一番印象的だったのは、吉川先生がご自身の失敗談をお話してくださった場面です。1級の先生が失敗談をお話することは、もしかしたらとてもハードルが高いことなのかもしれません。私だったら避けてしまう気もします。だけれども、ご自身の経験を包み隠さずお話しくださったことで、私たちにプロのキャリアコンサルタントとしての責任の重さや覚悟を教えてくださっていると個人的には考え、改めて身の引き締まる思いでした。私も改めて自分の一言で、相手の人生が変わることの「責任感」「恐怖感」を持つことが大事であると念頭に入れていきます。
よく一流の外科医は常に恐怖心をもっていると聞きます。それと同じように、キャリアコンサルタントも向き合っていくべき、そのようなことをこの講座で学ぶことが出来ましたので、課題レポートでは「一言のリスク」を踏まえて自分自身と向き合っていきます。
関係構築、記録の必要性について学びました。相談者理解のために関係構築は必要だと頭では理解していますが、実際には行うことなく面談を実施してきたと感じています。また、大きく学んだことは自分が行ってきたのは記録ではなく、メモだったということです。自分の後に担当した人に引き継ぎできた内容だったのか、おそらく属人化していたのだろうと強く感じています。
職場での相談記録には文字数制限があり簡潔に書くことを重視しています。そのため抽象的な表現になってしまい、悪い書き方例のような書き方になっていました。簡潔に書くことは、抽象的表現で書く、言葉を削るではないことに気づき、伝えるポイントは逃さず次の読み手に伝わるように書くことが重要であることを再認識しました。SOARP記録の構造は理解できたので、語彙力、文章力を付けて、相談記録と支援の質を上げていきます。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講習の様子




アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方はお早めにお願いします(修了証発行に必須の設問があります)。
午前・午後ともに積極的に発言される方が多く、
みなさまの関心の高さと学びへの意欲がとても印象的でした。
また、グループワークでは互いを尊重し合いながら活発に意見を交わされており、
全体で受講されているときとはまた違った表情が見られました。
日頃の支援のご様子を垣間見たような気持ちにもなりました。
本日の学びが、日々の支援の現場で活かされていくことを願っています。
真剣に、そして和やかにご参加いただいたみなさまに、心より感謝申し上げます。
それでは、今回はこのあたりで。
またみなさんにお会いできることを、楽しみにしています。
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みなさまのお越しを心からお待ちしております。
