2月21日(土)に、Google meetを用いたweb形式にて、
「国家資格キャリアコンサルタント更新講習」
~学生・若者支援に関わるキャリアコンサルタントに本当に必要な面談技術と心がけ〜
~洞察力を高めて相談者の本音に気づける環境理解のしかた~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・サポーターの石田です。
午前は満員御礼、午後もたくさんの方にお越しいただきました。
あらためて、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
これだけの大人数でしたが、午前の部はみなさん優秀で開始3分前には
全員着席状況で講座をスタートすることができました。
受講されるみなさまのモチベーションが高く、講座が始まっても
講師の八木澤さんが話す内容を一言一句逃さないようメモを取られている姿をみて、
講師の熱意もヒートアップし、画面共有をすることを忘れみなさまにご迷惑をおかけした面もありました。
ですが、参加者のみなさまの優しい温かい雰囲気で午前の講座を終えれたことに感謝申し上げます。
弊社の講習は、支援の現場で起きた問題をベースに設計しています。
午前に実施した講習「学生・若者支援」では、
フラットな関係性とはを大切にお伝えする内容となっています。
講座の中でも、ほんの一瞬の気のゆるみで立場が逆転してしまった点がありましたね。
安心感は「与える」ものではなく、「感じていただくもの」である。
わたしも聞き流しをしてしまう文言でしたが、ハッと気づかされました。
そして、普段の支援でも言っているのでは。と怖くなる一面でした。
本日気づけたことは、明日からは気を付けて言葉を発言することを大切に
お互い支援をしましょうね。
そして、午後に実施した講習「洞察力と環境」でサポーターを務めた中村さんから
受講されたみなさんの様子や講座の雰囲気を教えていただけました。
久しぶりの参加で緊張してましたが、吉川講師の自己紹介トークで、私自身も緊張がほぐれました。
参加者の皆さんにも笑顔が見られ、場の空気がほぐれることで
よりよい学びの場になると講習を終えた今、感じています。
一方でワークに入ると皆さん真剣そのもので、
3名の受講者のみなさんのクライアントの環境について発表いただきましたが、
3名の事例だけでも環境が全く異なることがよく分かりました。
吉川講師自身の過去の課題について話している場面では、
みなさん真剣に頷きながらメモを取っている姿が印象的でした。
その後も、積極的にご自身の経験を発信されたり、グループワーク後の共有を発信されたりと、
講習後半になるにつれ、活発な発信が続きました。
受講者のみなさんの学習意欲の高さに、サポーターを務めた私も気が引き締まる思いでした。
受講者のみなさまもそれぞれの課題に向き合い、
自己研鑽を続ける大切さに気付くきっかけになっていたらよいなと感じました。
読んでいるだけで、参加されたみなさんの熱心さが伝わってきますよね。
わたしも午後の様子もぜひ見て見たかったです!
またぜひ次の学習の機会でお会いしましょうね。
さて、それでは、今回も更新講習の振り返りをしていきましょう。
講習内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「学生・若者支援」の講習の振り返り
「洞察力と環境理解」の講習の振り返り
では、ここからは参加されたみなさまの感想・お声をご紹介します。
今回もたくさんの方からメッセージ・感想をいただきました。ありがとうございます。
ここで紹介するお声はごく一部だけになりますが、講習内容の復習に、
あるいはこの記事をきっかけにして弊社の更新講習参加の検討材料に、ぜひご活用ください。
参加された方の声
今回の講座を通して、私が今まで日々行ってきたことはキャリアカウンセリングと呼べるようなものではなく、一方的な指導や決めつけであり、大げさに言えば生徒一人ひとりの人生が私との関りによってより良いものになるだろうと信じて疑わなかったところに課題があると認識することができました。
私は日頃教員業務の傍らで就職を希望する高校生に対して、内定までのところと安心して社会に出ていけるようお手伝いをさせていただいております。この仕事をする上で大切にしていることは、「お手伝いをさせていただく」というスタンスを忘れないことと、「少しでもよりよい内定先を生徒の未来のために生徒と共に考えていく」という心持ちです。
授業の際に教壇に立つときはどうしても「教科を教える」ことが私に課された使命であるため、それと同じスタンスで就職支援をしてはいけないということを認識しながら二重人格のように自分自身を使い分けて生徒と接してきたつもりでおりました。
講習を受け、講習が進むにつれてそれが表面的なものであり頭や心の中では「生徒と共に」「生徒主体で」と考えてはいたものの実際にはそうはなっていなかったことに気付かされました。それどころか、もともとのスタンスにも問題があったのではないか、私の考えるCCとしてあるべき姿が根本から間違えていたのではないか、とすら感じ思い悩みました。
私自身の中でどこかそうはいっても「教員と生徒」という立ち位置はどこまでも変わらないことや、まだ「社会とは何か」「仕事とは何か」を知らない高校生に対してはある程度指導的な部分も必要に決まっていると深層心理の中で決めつけていたのだと思います。
高校生の就職支援をするようになって10年近くになりますが、就職支援のプロフェッショナルではない担任の先生が生徒に一番近いところで就職を支援すること、短い期間の中でよりよい内定先を決定しなければならない生徒側と結果(数字)を出さなければならない学校側の利害が一致してしまっていることで、高校生の就職には大きな問題が生じているということに気付かされながらもそれに私自身が蓋をして日々の業務に追われていました。
今回の講座で私が学んだことはCLと接する際の自分自身の言動について考え続けること、CLとの関係について振り返り続けること、そしてどのような環境下においてもCCの責任を手放さないことであると考えています。
2つ目のグループワークの中で考えたことです(実際のアンケート回答にはワークのテーマが書かれています)。
実際に高校生に対応している(他の参加者の)方から、明らかにこちらに期待してくる状況がかなりあるという話がありました。そうした場合、「書きにくい所があったかな」という言葉をかけることや「白紙のまま持ってくることの気まずさがありながら来てくれた」というような、善のようなものを前提とした対応からはみ出ている学生や若者もきっといて、では、キャリアコンサルタントとは、どこをターゲットにしている取り組みなのかという問いが、これは以前から思っていたことですが、浮かびました。
自分の中では答えがはっきりしていて、それでも、そんな彼らの中にも投げやりではない、きっと、こうありたいという思いやわかってほしいという期待はあるはずで、あってほしくて、そこに触れさせてもらいたいという思いが強くあります。
それは、まだキャリアコンサルタントを名乗る仕事はしていませんが、自殺防止の電話相談をしていたこともあり、毎日SNSやメール、通話で死にたい子たちに接していることからも来ています。また、メンタルを抱えているが故に働くことに困難さがある子たちがこんなにもいると知る社会の現実があります。
グループワークの時間が十分にあれば、そうしたことを発言した可能性はあったかもしれません。また、そうすることで、実際に「善のようなものを前提とした対応」からはみ出している子たちに実際に対応している方たちの思いにプラスになるような時間にもなったかもしれません。
一方で、周囲の様子を観察するという、これはある意味で課題にもなるのかもしれませんが、自分を崩すことをしなかったのは、場の雰囲気とともにこの講習の意味からはみ出さないという意識が働いたためとも思っています。そして、このこと、場や相手の雰囲気を察してしまう、は学生や若者たちの中にもありうることなのだと、こうして書きながら改めて思いました。
今回の講習で、学生や若者支援においても、彼らから離れずに同じ場に居続けることこそが大事なのだという思いを新たにしたところです。
私は実務経験が無いが講義の気付き点としては3点ある。
1点目は開始前から信頼関係ではなく上下関係が成り立っているということである。
今まで私はCLとの関係性をカウンセリング前から思考することはできていなかった。学生でなくとも例えば私よりも年上でキャリアのある方なども他の意味での上下関係があると感じた。新たな発見であったため、事前準備にてCLがCCに対してそもそもどのような関係を想像しているのかを意識していきたいと思った。
2点目は学生特有のリスクがあるということである。上記1点目と関連するが、特に社会人経験が無い・年上・CCということで鵜呑みにしてしまう要素が揃っていると知った。自分の中には人として尊重はしているものの学生は教えられる立場で教えられるという関係が心地よいという潜在的な思い込みに気が付いた。そこに対しての代償が、自己決定の機会を奪っているということはあってはならないということだと反省した。毎時カウンセリング毎に振り返ってはいたが、内容自体の振り返りになっており逐語を綿密に振り返られていなかった。ここに関してはCCとして怠惰だと改心すべき点のため、まずは逐語禄を細かく記載し、振り返り、さらにSVに相談できる際にはもっとフィードバックをいただけるように自らを研磨させていく環境に身を置きたいと思った。
3点目はフラットな信頼関係を築けている状況の際には、初めて主訴や問題の把握が正確にできると知った。関係構築次第でカウンセリング中に話していただける質や量ともに変化すると感じている。講座内の事例でもあったように、(例えば)履歴書をいかに上手く記載できるかという目的だけに捉われず、その時のお気持ちに焦点を当て安心いただける、どのような状況でも受容し伴走するという姿勢をとっていくことが大事だと思った。
その上で改めて私の課題点は事前準備と事後の振り返りだと感じている。事前準備はCLの状況や立場を想定し、さらにどんな声かけが良いのかまで想像してからカウンセリングに臨むことである。今まではカウンセリング内で課題になりそうなことのみ準備していた。また事後の振り返りは上記記載の通り、逐語を正確に記載しCCがその言葉を使用した背景やCLに対する影響まっで振り返りを実施していきたいと感じた。
企業領域でキャリアコンサルタントとして面談や1on1を行う中で、私はこれまで直観や経験に頼り、その場で必要だと感じた質問を投げかけてきた。しかし、そのアプローチが本当に適切だったのか確信が持てず、再現性が乏しいことから、自信をもって面談を進めることに難しさを感じていた。今回の学びを通じて、この不安の背景には「自分の質問の意図が明確でないまま進めていたこと」や「クライアントの語る表面的な内容にとどまらず、その背後にある感情や価値観を捉えられていたのか」という点に課題があると気づいた。
特に「環境を吟味する」という視点は、私にとって大きな示唆となった。質問をする際に、私は何を意図し、何を感じ取り、どのような情報を得ようとしているのか。そのプロセスを流れ任せにせず自覚的に扱うことで、クライアントの置かれている状況や背景をより立体的に理解できる。これにより、クライアントの本音に近づくための洞察力が高まり、面談の質を安定的に高められる可能性を感じた。
また、クライアントを深く理解するためには、相手を感じ取る感性だけでなく、自分自身が地に足をつけて面談の軸を持つことが不可欠であると認識した。これまで私は、場の流れに合わせて柔軟に対応することを重視していたが、その一方で「自分が何を基準に面談を組み立てているのか」が曖昧なまま進めていた場面も多かった。今後は、環境理解のプロセスを意識的に取り入れ、質問の意図や観察ポイントを明確にしながら、再現性のある面談スタイルを確立していくことが課題である。
相談者と環境は一体として見ていましたが、それぞれの環境毎に吟味することで視点が増え、その濃淡からより相談者の実像が浮かび上がることに気づきました。ある関係性に重点を置きすぎると、選択の幅を狭めてしまう危険性も感じました。
相談に来られる今この時は、自分一人で抱え込み、世界が小さくなっているかと想像します。一緒に環境を観てさらに吟味することで、関係性に頼ってみようという外への広がりに繋がりそうです。想像したり伝えるための言葉ですが、年だから言葉が出ないとあきらめず、語彙力を豊かにすることから意識します。今回の講習を受講し、覚醒しました。ありがとうございます。
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講習の様子




アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方はお早めにお願いします(修了証発行に必須の設問があります)。
たくさんの学びを自分のものにと貪欲にディスカッションをされていましたよね。
みなさんの真剣な眼差しと活き活きとした表情を少しでも画面から
感じていただけたのではないかと思います。
CCは何のため・誰のために学ぶのか、講師が何度もお話しした部分でしたよね。
ぜひ、今回の講習参加をきっかけに、自分自身と向き合う時間を大切にして、
改善・成長に向けての一歩をここから踏み出していきましょう!
今回の講座で得られた気づきや学びが、
今後、少しでも支援の現場でお力になれましたら幸いです。
ご自身のペースで、ぜひご活用ください。
それでは、今回はこのあたりで。
弊社の国家資格CC更新講習 特集ページのご案内
弊社が企画・運営する国家資格キャリアコンサルタント更新講習について、
弊社ならではの特長やメリット、お客様の声、よくある質問(Q&A)などを
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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