4/14(日)にzoomを用いたオンライン形式で
「1級キャリアコンサルティング技能検定対策講座」
~面接準備編・面接事例読み解き編~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所・八阪です。
この日は前日の2級に引き続いて、1級CC技能検定対策講座の今年度初開催になりました。
まずは足場固め・基礎固めということで、『面接準備編』と『面接事例読み解き編』の2講座で
絶対合格したい方のために、忘れてはいけない視点・考え方を押さえる内容でお届けしました。
特に今回は、1週間前に開催した合格者座談会の時に、
『面接準備編』で基礎・基本をきっちり押さえることが、
合格に向けて・指導者として活動するうえで大事な財産になったことを
聴いた方が多かったこともあり、座談会をきっかけにして
「1級に挑戦しようと思いました!」という参加者の方がたくさんおられました。
そして『面接事例読み解き編』では、ロールプレイの講座などではなかなかお話しない
事例を読んだときにどこに注目し、どう解釈するかについてを
学べる講座ということで、早い段階から準備をしておきたいという方たちが来てくださいました。
1日かけて、本当にたくさんのことをお伝えしましたので、
参加してくださった方は、ゆっくり時間をかけてもいいので
学んだことをしっかり整理して、ご自分の中に落とし込みをしてもらえると嬉しいです。
それでは、ここからは講座の中でも要点になった箇所を振り返ってみましょう。
講座内容の振り返りは、stand.fmによる音声配信形式にてお届けしています。
ブログのように文章を読むのとはちょっと違った形式ですが
「ながら聴き」ができること、視覚を奪われないことなど、
音声ならではのメリットがありますので、そこを上手に活用して復習してください。
「1級 面接準備編」の振り返り
「1級 面接事例読み解き編」の振り返り
では、ここからは、今回の講座にご参加いただいた方のアンケート内容をご紹介します。
今回もすごくたくさんのアンケートをいただいて、内容1つ1つも凄く充実していますね。
1つのアウトプットにもこだわりましょう、とお話したことを
早速実践してくださっているのかな、と思います。
技能検定はインプットではなくアウトプットの能力を測っていますので、
素晴らしいアウトプットをたくさんいただけて、わたしも嬉しいですし、ホッとしています。
2024年から始まったこの新しい講座の魅力が、
この記事を読んでいるみなさんにも伝われば幸いです。
1級 面接準備編・面接事例読み解き編 参加者の声
今回、八阪先生の講座を受講させていただくのは初めてでした。
「面接準備編」というテーマでしたが、いわゆる試験対策講座の範疇に収まらない、キャリア形成支援者として「人の人生の岐路に立ちあうプロフェッショナル」としての心構え・取組み姿勢・責任感などを問い質されている気がしました。講座中に「自分ではなく相談者を第一に考えましょう!」というお話がありましたが、ついつい「試験に合格するため」や「カウンセリング技法の枠にはめて考える」悪い癖があることをあらためて猛省しました。
出題者の評価指針でも、「相談者へのより良い支援」と「事例相談者のCCとしての成長」を目的に指導することが明記されており、あくまでも主人公は自分ではなく「事例相談者」であり、その先にいらっしゃる「相談者」であることを肝に銘じたいと思います。
また、「自分のたった一言で、他人の人生が変わるかもしれない」=「私たちこそ品質管理が必要」というお話を聞き、自身の一挙手一投足や言動が、クライエントさんや業界(の社会的信用)に与える影響の大きさを考え直すきっかけとなりました。
今までの自身のキャリア面談は「電車型」であったことも痛感しましたので、今後はしっかりと「事例相談者の意図を理解して共感する」ことを表面的にではなく、心の奥底から出る行動として実践できるように自己研鑽を積んでいきたいと思いました。
あと、八阪先生のたとえ話はとても分かりやすかったです。「自転車型」「三階建て」など、理解しやすいイメージが頭に残りました。今後の講座も受講させていただきますので、ご指導よろしくお願いいたします。
1級受験は今回初めてのチャレンジになります。受験したいと思ったのは上位資格へのチャレンジ精神からです。今回、八坂先生の講座を受講させていただいて自分のことばかり考えている自分が小さく思えました。
今の考えのまま、指導者レベルになろうというおこがましさ、合格することがゴールとの考えを一掃して1級合格したらどのような指導者になるのか、役に立つ指導者になるためにはどのような考えや行動が大事なのか考える機会をいただきました。「事例相談者は一生懸命やっているし準備もしっかりしている。相談者のために役に立とうとしている。その思い一番大事にしてね」との言葉も心に残っています。
事例相談者の思いを受容共感しながら、指導者としての八阪先生が言われた3階建ての部分もあることを事例相談者にわかりやすく伝えることができるといいなと思いました。もっと学びたいと思いました。
昨日の面接準備編に参加させていただきました。1級の受験についてはまだ先のような、でも今からでも準備できることは何だろうと思いながら参加させていただき、1級の受験はそれ相応の覚悟が必要に感じました。
最近、キャリアコンサルタントを目指す方やキャリアコンサルタント資格保有者からキャリコンの依頼を受けるようになり、いい指導とは何だろうと模索するようになり、また自分自身のスキルアップも考えて受験を視野に入れ始めたところだったのですが、自分自身が2級技能士の取得後、面談の勉強は続けることの重要性を感じつつも、きちんと1級技能士の方から相談の進め方の指導やCCとしての教育を受けてなかったと気づきました。自分が受けていないのに指導ができるのか?まず、自分で受けるべきと思い、受けながら1級の受験の準備を少しずつでもしていく気持ちになりました。
ファミレスのアンケートの記入の事例は、目からうろこでした。普段から訓練できることがある、できることがあるんだと気づかされました。勉強会に参加したことで学んだ気になってるのではなく、日常の中に学べることがあると、この講座の中でたくさんの気づきが得られました。思い切って参加してよかったです。何年かかけて目指していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
1級面接準備編、ありがとうございました。
講座で学んでみたいことに、「事例相談者の立場にたって相談を展開し、分かりやすい言葉で伝えられるようになりたいと思っている、具体的な展開について学んでいきたい」と書いていました。
参加して気がついたことは、まだ私は事例相談者さんの立場にたつこともできていなかったのだということでした。事例相談者さんが、どんな状態で、どんな気持ちや考えで相談にきてくれているのかのスタートラインに思いを巡らせていなかったのだと感じました。指導するロールプレイをしなくてはならぬにとらわれていたのだと思います。
私は、第13回の1級試験を受験しました。受験資格を得て、初めての受験でした。面接は、講座でもお話のあった2事例目のケースでした。事例相談者さんの頑張りを受けとめているつもりになっていて、意図に共感できていなかったのだと気づきました。良かれと思ってあるべき姿を押し付けてしまっていたのだと、今日明確にわかりました。
もしかしたら、事例相談者さんというのは、今この感想を書いている私と近い気持ちなのかもしれません。もっと寄り添いたかったのにできなかった自分を抱え、「いつもなら気を付けているのに」と言い訳もしたいような気持ちもあります。今日学べたことは、私の糧であると感じます。日々の業務で出会う相談者さんに誠実に向き合えるように、研鑽していきたいと思います。
〇なぜ、1級を受験しようと思ったか。今後どう取り組んでいきたいか。
キャリアコンサルタントとしてのロールモデルであり良きアドバイザーであった上司が昨年度末に退職しました。これからの部署としての相談の質を維持向上していくためにもチャレンジしてみようと思ったのがきっかけでした。相談者によりよい支援ができるように、研鑽していきたいと考えました。ですが、試験でのロールプレイやアウトプットに苦手意識のある私にとっては、苦しいチャレンジでもありました。(実は、この講座への応募も何度画面を閉じたことか。)学科の合格と、論述は到達だけをいただいた状況です。
今回、座談会や講座に参加し、日々の中からもっとアウトプットに取り組んでいきたいと思える自分に気づくことができました。(苦手意識もまだまだありますが。)自分自身のキャリアコンサルタントとしてのありたい姿やめざしていきたい姿を考えていきたいと思います。
久しぶりに八阪先生の講義を受け、多くの気づきと学びそしてやる気をいただきました。
今回1級を初受検しましたが、自分では出来ていると過信していた関係構築が全く出来ないまま、事例相談者に「気づきを促そう」と、面談を進めてしまい、「次に何を質問しようか。」「効果的な質問をしなければならない。」と事例相談者を置き去りにし挙句の果てに、「傾聴が出来ていないってことですか」と2度も言われ面談が終わってしまいました。私だったらこんなCCに相談しても無駄だと思うような、今日の講習でもたくさん登場したやってはいけない駄目駄目指導者でした。
実践できていませんが、目の前の事例相談者に、最大限の関心をそそぎ、この事例相談者は、「何を伝えたいのか」、「何を求めているのか」、事例相談者の3階建て構造を意識しながら、「相談をしたいこと」をしっかりと受け止めることからやり直したいと思います。1級合格は目指しますが、自身がお手本になるような(次もこのCCから指導を受けてみたいと思われるような)SVになれるよう研鑽をしていきたいです。
昨年9月に論述事例読み解き編・面接準備編、11月に面接事例読み解き編を受講して面接試験に挑みました。講座で学んだ事例相談者のおかしな点を見つけて修正しようとして対立するのではなく、良い点を見つけて受容することを実践しました。事例相談者は基本に忠実に学んた傾聴をしましたと、自分の型にはめ込んで目の前の相談者と向き合っていないのが問題と考えましたが、それをどうやったら気づいてもらえるか悩んでいる内にタイムアップとなりました。
八阪先生から、「基本に忠実なだけでは対処できない相談者もいるし、それに対処するために指導を受けに来たんでしょ。レベルアップしましょう」と言われた時に、ハッとしました。面接準備編で学んだ「3階建て」構造が思い浮かびました。この瞬間はしびれました。インプットだけでなく、しっかりとアウトプットしなければと感じました。八阪先生がアウトプットは大事だということを身をもって体験させて頂きました。今後は、アウトプットを意識して面談に臨みたいと思います。
午前の準備編に引き続き、ありがとうございました。少人数で少し緊張しました。準備編の直後でもあり、とても理解が深まりました。短い事例紹介の中にも因数分解すると、大事な要素がたくさん浮かび上がってくること、また指導者とCC、CCとCLの考え方に乖離があるからこそ、この試験の難しさ、お手本になることの大切さがよくわかりました。
以前、エントリーシートの書き方指導で2名のCLさんを紹介され、1名は希望通りになりましたが、もう1名は途中で来なくなってしまった経験があります。50%OKなのでそれでよし、としておりましたが、それでは駄目だと言うことが、品質向上の観点から痛感させられました。試験の事例相談者と一緒で、来なくなった人の本音が出て、シメシメと思った自分を思い出し、恥ずかしくなりました。その恥ずかしい気持ちを大事に、これから頑張って行こうと思います。
今までアンケートやふりかえりが面倒でしたが、お陰様で毎回のふりかえりが楽しくなりつつあります。また、最初に座学が多いのは、私を含め、試験に落ちてショックな方も多いので、ありがたいです。引き続き、よろしくお願い申し上げます。
あっという間に時間が過ぎ、とても有意義な時間でございました。
①まずはキャリアコンサルタントとしての基本姿勢、心構え。目的意識。何のために受験するのか、どんな指導者になりたいのか。自分は社会をどう変えたいのか、心が熱くなりモチベーションが劇的に上がりました。
②品質管理という言葉も、緊張感を感じました。支援内容、我々がアウトプットするものについては、常に品質の向上を目指さなければいけない。
③私は面談中、SV視点の問題点と目標設定をすることに頭がフル回転しており、それが大きな落とし穴であることがよくわかりました。電車型の面談でほくほく顔。これは本当にあるあるですね。見透かされている…。思わず笑ってしまいました。
④「対立構造」は、私も日頃から悩みに悩んでいるところで、2階部分を押しのけるのではなく、3階建てに積み上げるイメージは本当にわかりやすく、「もっとよくなる!」という視点は、絶対に対立を生まない。これは大きな気付きでした。
⑤また、共感的理解も今までわかったつもりになっていたことがよくわかりました。事例相談者は、「良かれと思ってやっている。」その部分を理解しようとしないで、失敗したことや上から目線の提案では、信頼関係が気付けるはずがない。CCの「こんな展開にしたかった」という部分をもっとしっかり傾聴し、そこにもっと寄り添いたいと思うようになりました。
⑥無条件の肯定的配慮については、私は全く理解していませんでした。「理想と現実の狭間で揺れ動きつつ指導を受けている」という言葉は、はっとさせられました。私は一体、何をしていたんだ…。とショックを受けたほどです。「正しさ」それ以前に相談者の心の奥にある複雑な思い。私もそうです。自分ができなかったこと、反省の繰り返しです。相談者のその想いはよく理解しているはずです。いかにして、そこに触れることができるか。おもしろいですね! 素晴らしい仕事だなと思いました。
指導者としての志を高く持ち、本物を目指す! これからの目標と今からどのように実践していけばよいのか見えてきたことは、私にとって大きな成長です!講義が終わった後、ものすごく前向きな気持ちに変わり、清々しい気持ちでした。心から感謝申し上げます!これから頭を打つことが多々あるかと思いますが、行き詰った時はこのテキストを振り返り、初心に帰って軌道修正しながら勉強を進めていきます!
ここに掲載されていなくてもすごくいいメッセージを書いてくださっている方はまだまだたくさんいます。
できるだけ”多様な視点”になることを意識して掲載する文章を選んでいますので、
今回ここに掲載されなかったからと言って、ガッカリしないでください。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
1級チャレンジャーの方がこんなにたくさん来てくださって、
わたしとしても「良いCCを育てる指導者」が増えそうな未来が思い描けただけでも
とっても嬉しいことだなと思っています。この日に来てくださった方も、みなさん熱心でしたよね。
今のその学ぶ意欲・前向きさをぜひ、これからも続けていきましょう。
特に面接準備編の最後にはガツンとくるメッセージもお伝えしましたね。
5%~8%という非常に狭い関門を突破するためには、並大抵の努力では届かないのも事実です。
だからこそ、安易な技法や理論に飛びついたりせず、楽をしようとするのでなく、
日常の中から学びや訓練の機会を見出していく努力をしていきましょう。
講座の時だけ、ロールプレイの時だけ上手にやろうとするのではなく、
いつでも・どこでも・誰に対しても、相手第一の接し方ができて、
なおかつ自分の関わり・発言・行動の根拠が説明できる人。
そんなレベルを目指して最高峰に向けた学びを進めて欲しいです。
それでは、今回はこのあたりで。また次の講座でお会いしましょう。
弊社の1級CC対策講座 特集ページのご案内
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この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
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