1月14日(日)に、ZOOMを用いたweb形式にて、
「キャリアコンサルタント スキルアップ講座」
~苦手なクライアントとの向き合い方と面談の組み立て方~
を開催いたしました。
こんにちは。働く楽しさ研究所の八阪です。
この日はおよそ半年ぶりとなる、弊社オリジナルのスキルアップ講座開催で、
わたしもこの日はすごく楽しみにしていました。
もしかすると、参加者の方以上にワクワクしていたかもしれません。
国家資格キャリアコンサルタント更新講習や技能検定対策講座と違って、
完全なオリジナルの講座ですので、わたし自身が普段の面談で考えていることや
頭の中にあることを自由にアウトプットできるところが特に気に入っています。
他社と比べても個性が出しやすいですからね。
午後の講座が開催できなかったのが心残りではありますが、
午前の3時間だけでも、すごく良い時間を過ごさせていただきました。
参加されたみなさん、あらためてありがとうございました。
もちろん、内容面ではCCとしての成長・気付きに繋がるように、
苦手な相談者がなぜ生まれるのか、その原因はどこにあるのかを考えていただくこと、
そして実際の面談場面において、CC側が用意した理論やフレームに乗せるのではなく、
目の前のCLに合わせて面談設計をするとはどういうことなのかを
3時間にぎゅっとまとめて学んでいただきました。
さて、それでは、ここからは講座の内容から特に大事な点をピックアップして
あらためて記事にしていますので、参加された方は復習に、
まだ参加されていない方は今後の検討材料に、ぜひご活用いただければ幸いです。
「苦手なCLとの向き合い方」の講座の振り返り
では、ここからは参加されたみなさまの感想・お声をご紹介します。
大変ありがたいことに、熱心に学んでくださった方たちから、
ボリュームいっぱいのメッセージをいただくことができました。
この記事をご覧のみなさまも、ぜひご自身の気付き・学びの参考になさってください。
参加された方の声
八阪先生、本日もありがとうございました。
先生の講座を受講し、毎回自分自身の面談を考えるのですが、本日は自分自身の内面を知るというか、はっきり浮き彫りにされたというべきか、少しショックでもありました。
というのも、ワークシート①の〔問題2〕の苦手なクライアントに向き合う時、あなたは何を一番心配していますか?の問いに対して、できるだけ細かく具体的に書きましょうとシートには書かれていたので書いて見ました。何点か書いて見ましたが、どれも「心配事」ではあるが、何かしっくりこない。
その後の苦手な相談者を生み出しているのは?の問いに、相談者の特性や立場ではなくCC自身の技量不足の答えに、私は私の技量不足を相談者や職場の同じ相談員に知られることが心配(私には心配という言葉より、技量不足を悟られるのが嫌だという表現がしっくりきました)なんだと理解が深まり、CLと向き合うのではなく意識が自分や周囲に向かっていることがわかりました。もちろん日々に様々な相談者がこられますが、自分自身の状況を知り、自分の面談と向き合うことができるきっかけとなりました。
また、「良い支援ができる面談の組み立て方」で、面談を進める三要素がCLの今の状態を知り、どうすればそれらが高まるか考えて説明できることが「組み立て」ですのところで、その横の絵の吹き出しを読みました。普段の相談や2級のロープレを振り返って思ったことは、私の聞きたいことを優先的に聞いているんだなと。CLと関係性が深まる方向に持って行くにはもう一歩(もう二歩かも・・)踏み込んだ質問をするようにと過去から言われ続け、「踏み込んだ質問とはな何なんだ!」と思い続けてきましたが、3要素を確認し、3要素を高める為に組み立てし、高める為に効果的な質問ができるようにならなければならないと感じ、3月の質問力を高める講座に参加し学びを深めようと改めて思いました。
また明日からも日々の相談に組み立てを意識して取り組んでいこうと思います。やって見てよくわからないことが出てきたら、また改めて相談させてください。
今回の講座は、ものすごく納得感があることと、客観的な視点で自分の面談を振り返ることができると感じた。また、相談者の意欲・能力の程度を客観的に把握することで、関係性を築くために、どのくらい丁寧にやるべきかも理解できる。八阪先生のおっしゃる、フレームに当てはめるのではない、CL第一の対応をするということを実践するには、何をどうしたらよいのかが解かる講座だった。
相談者が同じスタート地点にいないということは、イメージとして理解はできるけど、「具体的説明してみて」と言われたら、説明できなかったけれど、今は説明できるようになっている。昨日習ったことを思い出して、今日、はじきの法則をネット検索し、自分で調べることで、より納得感が生まれ、説明できる自信につながった。
苦手意識を持っているのは、相手のせいではなく、自分の中にある、先の見通しがつかないことに不安を感じていることも理解できた。だから自分を守るために無意識に防衛しているから相手のせいにしている。改めて、自分の面談の進め方のクセや偏った考え方も理解できた。
相談者のスタート地点も、関係性が0からスタートしていることを理解し、意欲×能力を数値化できるようになれば、どこまで進むことができるのかの見通しが立つので、不安や焦りは解消され、相談者の状況・状態によっては進まなくて当たり前と捉えることができる。
そしてさらに気がついたことは、1級技能士試験の口頭試問で、自分の面談を客観的に捉えて、試験官に説明ができるようになるのではないかということである。来月に実技試験があり、口頭試問で加点されるようにはどうしたらいいのかと考えていたが、すっきりした気持ちである。
ありがとうございました。最近受講した更新研修の環境と関係性を考える講座も良かったですが、今回の講座も考えさせられる講座で、とても満足のいく+楽しい講座でした。
「言われてみれば当たり前の事を忘れない」ということが、最も大きな学びでした。信頼されるキャリアコンサルタントとして、定期的に立ち止まって自身の面談の癖・傾向を振り返る習慣を、これから更に大切にしたいと思います。
正社員就職の件数という組織の目標(=キャリアコンサルタントの都合)をどうしても意識してしまい、相談者のスタート地点と歩調が見えなくなり、早く求人応募まで進めようとする自分の姿に気が付きました。そのために、正社員就職が困難そうな「属性」の相談者が所内に入ってこられると、苦手意識というネガティブな感情が湧いてくる自分を、叩き直したいと思います。
自分が何のためにキャリアコンサルタントになったのか、初心に戻ることが出来た貴重な学びの時間でした。相談者との関係性を常に意識し、相談者に合わせて面談を組み立てられるよう、自身の技量を向上させたいと考えます。
当日の講座の様子
アンケートにご協力をいただいたみなさま、ありがとうございます。
まだの方も、よろしければぜひご感想をお聞かせください。
少人数でこぢんまりと開催した講座でしたが、それでもすごく密度が濃かったですね。
たまたまですが、グループディスカッションの1コマで、何人も顎に手を当てて
「考え中」のポーズになっているシーンがあったので取り上げてみました。
お顔を伏せている方も含めて、どんな風に事例に挙げたCLの面談を組み立てるのか
5人みんなですごく真剣に考えてくださっていたのが印象に残っています。
できることなら、もっともっとディスカッションの時間を取りたかったですね。
前半の個人ワーク、中盤の座学の場面でも、ご自身のスキル・能力を高める学びが
きっとたくさんあったと思いますので、そのシーンをピックアップしています。
今回参加していない方にも、この写真・画像をご覧いただいて
少しでも弊社の講座に興味を持っていただければわたしとしても嬉しいです。
それでは、またお会いしましょう。
弊社のCCスキルアップ講座 特集ページのご案内
弊社が企画・運営するキャリアコンサルタント スキルアップ講座について、
弊社ならではの特長やメリットをわかりやすくまとめたページをご用意いたしました。
この記事をご覧になって、「参加してみたいな」と思った方はもちろん、
まだ迷っている方や、他社と比較したい方も、ぜひ一度このページをご覧くださいませ。
詳しくは、以下の「CCスキルアップ講座のご案内ページはこちら」の
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